【教室講師ブログ】ウクレレ科加藤先生:レレブロ vol.4「いとしのチ ェリー〜赤いウクレレの話」
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こんにちはウクレレ講師の加藤です。
レッスンルームの写真です。
かわいいウクレレが何本か並んでいますでしょ。レッスンルームの写真です。
私のレッスンルームには、生徒さんがそれぞれ使われている楽器に対応できるようにということで、ソプラノ・コンサート・テナーの3サイズのウクレレを持ち込んでいます。なおかつコンサートは Low-G チューニングをもう1本。全部で 4 本で結構大荷物を抱えての出勤、笑。
それらのウクレレの中に 1 本、赤いウクレレがあることにお気づきかと思います。ウクレレって言うと一般的にはコアとかマホガニーなどの木材にナチュラル系・茶色系の塗装を施したものが圧倒的に多い中、ちょっと珍しいからかな。生徒さんたちからも「どこのウクレレですか?」とよく質問されます。
というわけで、今回のブログはこの赤いウクレレについてお話ししてみたいと思います。
いとしのチェリー♪
赤、といっても鮮やかな赤。なおかつ木目や杢まできちんと見える透明な赤。そんなせいか、お蔭様で綺麗な色ですね〜と、生徒さんだけでなくいろんなところで皆様からよく声をかけていただくのですが、これ、実は世界に 1 本だけしかないカスタムメイドウクレレなのです!
2017 年に Famous ウクレレの製造元である三ツ葉楽器さんにお願いして作って頂きました。私の地元・群馬県前橋市にある日本随一のウクレレ生産本数を誇る会社です。名前は、Zephyr Tenor Custom "Cherry"(ゼファー・テナー・カスタム・「チェリー」)。お気に入りのチェリー、My Love SoSweet。私のいとしのチェリー。笑。
何の木なのですか?
特に裏側のトラ目模様が目を惹くようで、何の木なのですか?と聞かれることもしばしばです。サイド&バックは虎目の杢が美しいカーリーメイプルという木を使ってもらいました。そしてトップの材木はスプルースで、ベアクローと呼ばれる、熊さんが爪で引っ掻いたようなと例えられる面白い杢が入っている材。それらの杢が映えるようにと、透明な塗料で仕上げて頂きました。
サイズはテナー。音色はクール!
サイズはテナーサイズなのですが、弦長は一般的なテナーより少し長い 441mm。これはゼファーのテナーの標準仕様だと思います。音はと言うと、スプルース/メイプルの材と長い弦長の相乗効果なのだと思いますが、かなり硬質でクールと言うか清涼感・透明感のある音色。1 弦 7 フレットだけを押さえて 4 弦側からジャラーンと弾いてあげると、透明感のある倍音と豊かな音色で歌ってくれる良きパートナーです。
音色については Youtube にアップしてある演奏動画でお聞きいただけますので、ぜひご覧ください。清涼感のある音色はこれからの季節にピッタリかもです♪笑。
あ、YouTubeの動画を見てこの曲弾いてみたい、と言うご要望がありましたらレッスンメニューにも取り入れますので言ってくださいねー^_^。
では今回はこの辺で。
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