VB.NET 文字列を区切り配列へ Split

今回は、文字列を指定した文字で区切り配列へ格納する方法を紹介します。

よく使う区切り文字を例に紹介していきます。

文字列を区切る Split

Splitの使い方は、下記のようになります。

配列 = 文字列.Split(区切り文字)

「区切り文字」のところに任意の文字を指定しましょう。

カンマ区切り

区切り文字がカンマの場合

Dim str As String = "おはよう,こんにちは,こんばんは"
Dim arr_str As String() = str.Split(",")

For i As Integer = 0 To arr_str.Length - 1
    Console.WriteLine(arr_str(i))
Next

2行目:Splitを使いカンマ区切りで配列に格納

結果

おはよう
こんにちは
こんばんは

このように、カンマ区切りで配列に格納されていますね。

 

タブ区切り

「区切り文字」がタブの場合

Dim str_tab As String = "おはよう	こんにちは	こんばんは"
Dim arr_str_tab As String() = str_tab.Split(vbTab)

For i As Integer = 0 To arr_str_tab.Length - 1
    Console.WriteLine(arr_str_tab(i))
Next

2行目:Splitを使いタブ区切りで配列に格納

結果

おはよう
こんにちは
こんばんは

タブ区切りで、配列に格納されていますね。

 

複数の区切り文字を指定したい場合

最後に複数の区切り文字を指定する方法を紹介します。

区切り文字の部分を配列にすることで、複数の区切り文字を指定できます。

例を見ていきましょう。 「半角スペース」と「スラッシュ」で区切っています。

Dim str_two As String = "おはよう こんにちは/こんばんは"
Dim str_split As Char() = {" ", "/"}
Dim arr_str_two As String() = str_two.Split(str_split)

For i As Integer = 0 To arr_str_two.Length - 1
    Console.WriteLine(arr_str_two(i))
Next

2行目:区切り文字を配列に格納
3行目:Splitを使い先ほど指定した区切り文字(半角スペース,スラッシュ)で、文字列を配列に格納

結果

おはよう
こんにちは
こんばんは

このように、複数の区切り文字を指定することもできますので覚えておきましょう。

 

まとめ

Splitを利用する方法を紹介しました。

紹介した例以外でも、区切り文字の部分は、自由に変更することができます。

必要に応じて変更させていきましょう。

 

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