12月5日土曜日。近鉄名古屋線を乗り歩いて午前中の早いうちに近鉄名古屋に到着しました。さてさてここからどこへ行くのか・・・大阪に戻ります。まだ11時前でしたが、近鉄名古屋発11時00分の名阪甲特急ひのとりで大阪上本町へ戻ります。なぜここまで急いで近鉄名古屋線を乗り歩いてきたかというと・・・このひのとりの1号車1Aのシートが取れたからです。前日にたまたまシートを調べてみたら1号車の1Aが空いていてので驚きとともに急ぎ確保した次第です。
名古屋に着くとちょうど10時50分の名伊特急が出発するところで、下りの名阪乙特急が着いたところでアーバンライナーの並びが見られました。
この後、10時52分頃にひのとりが入線しました。HV11編成80111F編成でした。撮影もそこそこに早速1号車1Aに向かいました。
1号車車内はほぼ満席でした。コロナ禍でも大盛況です。とは言え定員が少ないので密ではありません。
1Aからの眺めを確認・・・う~ん窓に太い桟が走っているのであまり眺めがいいとは言えませんね。これはちょっと残念。
プレミアムシートのスイッチ類。しまかぜと似たような感じですが、シートの機能が若干異なり、しまかぜはちょっとしたマッサージ機能があったのに対し、ひのとりはヒーター機能に代わっています。
ご覧の通り眺望がいいとは言えません。おそらく2Aが一番眺望がいいのではないでしょうか。名古屋線では快適な走りが味わえました。パワーが有り余っているのか100キロを超えても余裕が感じられる走りでした。
とは言え、名古屋線では各所に制限があるため、桑名手前で一旦追い抜いたJR関西線の普通に抜き返されるという屈辱も味わいました。
四日市を過ぎると120キロに迫る高速運転を堪能できました。
津で運転士が交代して大阪線に入り途中しまかぜとすれ違いました。
新青山トンネルではお待ちかねの130キロ運転を堪能できました。130キロ運転にも余裕が感じられ、豪華車両でありながらもハイパワー車両というイメージです。
奈良県に入ってうつらうつらとしているうちに大和八木を過ぎて、府県境を越えて大阪府に入っていました。布施からの複々線区間をラストスーパートと行きたいところですが、信号待ちのため鶴橋手前で一旦停止。
鶴橋駅界隈ではなかなか見られない大阪線から奈良線への転線を見ることができました。
所用もあったので大阪上本町で後ろ髪を引かれながら下車しました。前日のレギュラーシートでも十分でしたが、やはりプレミアムシートは快適でしたね。まだまだっていたい気がするほど心地よい時間を過ごせました。できれば3時間でも4時間でも乗っていたいですね。近鉄だけでは4時間も走ることはないでしょうが、このような車両がJRの特急でも登場した欲しいものです。