(株)MGH

1963年の設立当初から、自動車整備を中心に事業展開を進め、軽四から大型車、特殊車両の整備まで、車両整備のことならほとんどすべてに対応できる総合整備工場へと成長を遂げてきた当社。自動車は単なる乗り物ではありません。田畑を耕す車もあれば、道を作る車、建物を建てる車など、社会には「人を乗せて走る」以外にもさまざまな役割を担う車両がたくさんあります。それら特殊車両のメンテナンスを通じてはぐくまれた技術・ノウハウは、各種産業機械のメンテナンスにも広く生かされています。

そんな当社がいま目指すのは、機械のことなら何でも任せられる「機械の総合病院」になること。2013年4月に「山陽自動車興業(株)」から「(株)MGH（マシン・ジェネラル・ホスピタル）」に社名変更したのも、そんな強い信念があるからこそ。車両整備技術のさらなるレベルアップを図りながら、工場や家庭などで使われるありとあらゆる機械の修理・メンテナンス、さらには新たな機械の企画・製作までできる体制の整備を進めています。

また、取引先の大半が大手鉄鋼メーカーや土木・建設会社などの法人であった当社の強みを生かし、取引先の顧客や従業員まで私たちの商品・サービスをご提案・ご提供する「B to B to C」の試みも始まっています。現代の複雑に電子化された自動車を、部品やシステム単体ではなくトータルでメンテナンスする「BOSCHカーサービス」の導入もその一つ。自動車、産業機械だけでなく、人々の日常を支えるさまざまなところでオートメーション化はますます進んでいきます。私たちが担う役割は、さらに大きく広がっていくでしょう。

当社は経験や年次、立場によって発言力が決まる会社ではありません。「技術職の役目はこれ」「営業ならこうあるべき」という固定概念は捨ててください。優れたアイデアはどんどん取り入れ、挑戦する人にはしっかりとお任せしていきます。「こんなロボットを作ってみたい」「人に喜ばれる仕事がしたい」など、目指すべき目標もあなた次第。大切なのは、自分なりの熱い思いを持っていること。そして、それを貫く努力と工夫を惜しまないこと。周りを巻き込む意志表示とコミュニケーション能力も必要です。

当社が培ってきた信頼と技術に、あらたな息吹を吹き込んで、さらなる未来をともに切り拓いてくださる人材に期待しています。
（執行役営業本部長・本社工場長　三原敦行）