HOME » KBS京都からのお知らせ » KBS京都ラジオ『仁鶴の日曜想い出メロディー』~番組終了について~
2021年8月17日(火)、笑福亭仁鶴さんが84歳でご逝去されました。
上方落語を全国に広め、落語家タレントの先駆けとして活躍された仁鶴師匠の冠ラジオ番組が、『仁鶴の日曜想い出メロディー』です。
KBS京都ラジオにおいて、1986年10月から2006年3月末までの約20年間、997回の長きにわたって放送され、一旦終了したのち、2014年4月から再開、現在も放送中です。
仁鶴さんは2017年6月に最愛の夫人を亡くされ、同年9月上旬放送分から番組を休演。その間はお弟子さんたちが交代で代演を務め、現在は笑福亭仁嬌さんに「師匠の名代」としてご出演いただき、番組を継続してまいりました。
仁鶴さんの優しい語り口調と、内海さんとの絶妙なやりとりに多くの人が心慰められ、しみじみ、ゆったり流れる懐かしのメロディーに遠い日を思い出したり、癒されたりと、番組は幅広い世代に愛されてきました。いつか仁鶴さんが復活される日をスタッフ・リスナー共に待ち望みながら放送を続けておりましたが、残念なことにそれはかないませんでした。そして、この4月改編を機に番組を終了させていただくこととなりました。
最終回に向けて番組のあたたかな雰囲気を守り続け、最終回となる3月27日の『仁鶴の日曜想い出メロディー』はいつも通り、リスナーのみなさんの「想い出メロディー」をおかけしながら、在りし日の仁鶴師匠のお声も放送いたします。多くの方にご愛聴頂き大変感謝しております。