熊本県南部豪雨災害・ボランティア活動108日目
本日も、坂本町大門地区の自治集会所リフォームに、建設工業科3年生と職員、合わせて18名が校外実習を兼ねたボランティア活動に行かせていただきました。
3年生は、久しぶりの活動なのですが、9月半ばから就職試験、10月に入ると専門学校や大学の入試が始まり、なかなか行くことができませんでした。3年生にとっては進路を決める大事な時期、活動は進路が決まった生徒から、順に行くことになりました。他のクラスの3年生も、「進路が決まったから、またボランティアに行かせてください。」と、申し出てくれる生徒も増えているのですが、現在行っている作業は、専門的な技術も必要なので、建設工業科の生徒が実習を兼ねて行っています。
本日は、初めて床のパネル張りを行いました。神経を使う作業でしたが、さすがは3年生、落ち着いて1枚1枚丁寧に作業を行っていました。また、天井にも板を張りましたが、腕を上げたままでキツイのですが、そこは若さと体力でカバーしていました。先週の活動の時に運び込んでいた、台所のシンクの取り付けも行いました。さらに、外壁の取り付けは終わっていたのですが、以前からの外壁を残して使うことにしていた所も、せっかくなら新しいものにしようと、張り替えを行いました。少しずつですが、だんだんと作業が終了するところが増え、形が見えてきました。
実は、一緒に活動をさせていただいている「コミサポひろしま」の小玉さんたちは、今も武雄市で活動を続けていらっしゃいますので、本校が活動をする時は、武雄市から帰ってこられて一緒に作業をしていただいています。そればかりか、本校の生徒たちが作業をしやすいように、前準備をされています。その上、小玉さんからは、3時のおやつにアイスクリームのご褒美が毎回あるのです。いつもいつも、感謝するばかりです。本当にこの活動は、たくさんの方たちが支えてくださるからこそできる活動なのだと、心から思います。