(株)相和技術研究所

1959年の創業以来、建築物の設計・監理業務を主軸に、さまざまな公共施設を手掛けてきた当社。企画から建築意匠設計、構造設計、電気設備設計、機械設備設計、そして監理まで、建築に関わるあらゆるプロセスを担える総合力が強みです。これまで、庁舎、教育、医療、福祉、宿泊、集合住宅といった地域社会になくてはならない公共性の高い施設を手掛け、確かな実績を築いてきました。

「頭の中で思い描いたイメージを、設計を通じてかたちにしていく」
そんなよろこびを味わえるのが当社の仕事の魅力です。多種多様な施設の設計においては、一件一件求められる仕様や事業目的などの条件が異なります。それらをお客さまから的確にキャッチして設計へと落とし込み、最終的に建築物という「かたち」にし、人々に利用されている姿を見たときの感動は、この仕事でしか味わえないもの。当社の設計業務は工事監理にも関わるため、自分が設計したものが工事を経て建物となり、お客さまにお引渡しするまでの全てを見届けることができる点もやりがいになるでしょう。

先にも述べたように、私たちが手掛ける建物は一つひとつ目的や要望が異なるため、毎回が新たなチャレンジです。それだけに高度・多様化するニーズへの対応力が身に付き、環境性能や持続可能性など、時代を反映させた設計を行える技術者へと成長できるでしょう。
「研修に力を入れている」というのも当社の特徴です。新入社員研修を例に取れば、社会人マナーにはじまり設計技法の基礎、仕事の進め方、仕事で関わるさまざまな人々とのコミュニケーションの図り方などを学びます。そのほか、当社が手掛けた物件や著名物件などを見学しながら、細部にわたる設計や材料面、空間デザインを学ぶ現場視察など、座学と実践とを織り交ぜた多彩な研修を用意しています。

これからの時代の建築には、DXやAIなどのデジタル性能、SDGsに代表されるサスティナブル性能など新しい付加価値が求められていきます。設計業務においてもBIM（ビルディング・インフォメーション・モデリング）など、より高度な手法が不可欠なものとなっていくことでしょう。その点においても、幼少期よりデジタル機器やサービスに慣れ親しんだ若い世代の方々の考え方や価値観といったものに、大きく期待しています。
（設計本部 取締役 常務執行役員 設計本部長／岡本 誠司 ）