[続報]九大跡地で切断人骨…20~40代の男性か-捜査本部設置
福岡市東区の九州大学箱崎キャンパスの跡地から切断された痕のある遺体の一部が見つかった事件で、司法解剖の結果、20代から40代の男性のものであることが新たに分かった。一部は白骨化しており、死亡したのは去年9月から今年2月にかけてとみられている。
警察は死体遺棄容疑で捜査本部を設置し、刑事部長以下65人の態勢で捜査にあたる。8日は朝から遺体のほかの部位がないか捜索したものの、いまのところ新たな骨や遺留品は見つかっていない。
遺体は、箱崎キャンパスの跡地で7日正午前に見つかった。解体の作業員が警察に「大腿骨のようなものがある」と通報したのがきっかけだった。当時の九大箱崎キャンパスは、地下鉄貝塚駅から箱崎九大前駅にかけて広大な敷地があった。福岡市西区の伊都キャンパスに移転が決まり、8年前からは解体や土壌汚染の調査が行われてきた。
人骨が見つかったのは、解体作業で出るがれきを一か所に集めた場所。工事関係者は「元々どこに骨があったのかはっきり分からない」と話す。
「男性のはくようなパンツで布が外れ、お尻のところの骨。足の骨はスパッと切れた」(工事関係者)
工事関係者が見たのは、鋭利な刃物で切断された遺体の一部だった。警察によると、太ももから両足の太ももにかけての部位で一部は白骨化していた。こうした状況から男性は、事件に巻き込まれた可能性が高いとみられている。
現場はフェンスで囲まれ立ち入りが禁止されているものの、近隣住民や工事関係者は「夜間になると人がいなくなり、入ろうと思えば誰でも入れる状況だったのではないか」と推測する。警察は、何者かが男性の遺体を刃物で切断して遺棄したとみて捜査している。