- 1二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 16:53:18
- 2二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 16:56:15
ウマ×♀トレの概念を語ろう
過去スレ兼♀トレ達のやらかし概念集はこちら
えっちぃのは程々にね
私は普通の♀トレ|あにまん掲示板気付いたら全裸で寝ていた。昨夜『プレゼントはわ・た・し♡』とジョークで担当の子に言った後の記憶が無い……………………隣で誰か寝てる!?bbs.animanch.comえー、私は普通の♀トレ|あにまん掲示板2日目ですが体中痛くて重いです。担当の子が激し過ぎます。助けてください。bbs.animanch.com私は……普通の♀トレ……|あにまん掲示板仕方なかったってヤツだよ……付き合うしかないよね……bbs.animanch.com私は普通だった♀トレ|あにまん掲示板私は普通だったのに……担当のせいで今大変なんだから……bbs.animanch.com私は普通だった♀トレ(3月号)|あにまん掲示板ホワイトデーのお返し……喜んでくれて良かった……朝日が眩しいなぁ……bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:09:18
カフェがトレ♀と愛し合うときは、その時間をしっかりと記憶に刻み込もうとするんです
カフェの真っ白く透き通る肌、影のように黒い髪、黄金色の瞳を視覚で、コーヒーの香りの混じった汗の匂い、神経を昂らせるほどに魅惑的なカフェの匂いを嗅覚で、絶え間なく囁かれるカフェの愛を聴覚で、絹のように滑らかなカフェの肌の感触を触覚で、唾液や汗、痺れるほどに官能的なカフェの味を味覚で、感覚すべてでトレ♀にカフェを、カフェの愛を覚えさせるんですよ
ふたりで夜を重ねるほどにトレ♀はカフェに魅了され、そしてまたカフェもトレ♀に魅了され、ふたりの愛は更に深く、深くなっていくんです - 4二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:28:03
過去にスレ立てた者じゃないけど常駐してる人も多そうだし立ててみた
やっぱりウマ娘×♀トレは良いものだ
個人的には♀トレ×ウマ娘も増えてほしいと思ってる - 5二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:32:11
ほ
- 6二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:33:15
スレ立てありがとう
春眠暁を覚えずってことで、起床難な会長が♀トレと同じベッドに寝た翌朝「もうちょっと」をくり返してしまい、二度寝の誘惑に負けた♀トレともどもなまけ癖がついてしまいそうなほど朝寝する概念を保守代わりに置いておきますね
- 7二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:34:36
保守
- 8二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:59:43
ルドルフのジョーク本気かと思っちゃったじゃない!
もう1日だいぶ過ぎてるけどエイプリルフールだとルド♀トレがあたふたしてそうなのが目に見えますわ - 9二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:07:40
- 10前スレ122/04/09(土) 18:16:21
- 11二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:19:04
- 12二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:21:45
♀トレがトレーナー寮の自室に戻ったら「よおトレぴっぴ! お帰り! 今日はご飯にする? お米にする? それともライス?」って当たり前のように出迎えてくるゴルシ(新妻が着てそうなフリルいっぱいのエプロン着用済)
は通常運転かな…
- 13二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 22:23:20
トレーナー室でうたたね寝しちゃった♀トレの寝顔を思わずスマホで写真撮ってしまうウマ娘概念
かしゃり。自分の手の中のスマホの音で我に返る。
画面に収まっているのはトレーナー君の寝顔だった。根をつめていたのか、化粧でごまかしてはいるけれど、目もとにはうっすらと隈がある。
だからこそ、トレーナー室の机でうたたねしているのだろうが――さて、撮ってしまったトレーナー君の寝顔の写真をどうするべきか。
盗撮だ、という誹りは免れない。だがしかし、消してしまうのはあまりに惜しい。クリスマス以来、トレーナー君の寝顔を見る機会が増えているとしても、だ。
我ながら浮ついている――と考えていると、トレーナー君がふいにまぶたを持ち上げた。
「ルドルフ?」
彼女に何と言ってこの写真の許しを得るべきか、と頭を回転させながら、「おはよう」と私は笑いかけながら、手の中のスマホをロック画面に移行させた。
みたいな
♀トレのスマホのロック画面ないし待ち受け画面はレース後の手を振る姿やファンサする担当の写真だとなおよし - 14二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 00:54:46
立て乙です
保守 - 15二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 08:20:43
「ん……もう朝……って、裸!? どどど、どうして!? しかもグラスが隣で寝てる!? グラスも裸だし……!」
肌に直接触れるシーツの感触と人肌のぬくもりに心地よさを覚えながらぼんやりと瞼を開いたとき、真っ先に目に飛び込んできたのは、自分と担当ウマ娘が同じベッドで一糸まとわず抱き合っている光景だった。
「ぅ……トレーナー、さん……?」
隣のグラスがもぞもぞと起き上がる。その首筋にははっきりと赤い痕が――恐らく、私がつけた痕が――残っていた。
「お、おはよう、グラス……」
「おはようございます~」
事態を受け止めきれずに若干上ずった声の私とは対照的に、グラスはいつも通りのおっとりとした調子で挨拶を返してくる。兎にも角にも、事実確認をしなければ。
「えっと、その……昨日、何があったのかな……?」
「……まぁ。忘れてしまわれたのですか……? あんなにも深く愛し合ったというのに……」
考えうる中で最悪の事態が、グラスの口から事実として告げられる。段々と思い出してきた。そうだ、昨日――。 - 16二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 08:20:58
「プレゼントはわ・た・し♡」
それはほんの冗談のつもりだった。イベントの興奮が尾を引いたままどこか浮かれていた私は、取るに足らない冗談のつもりで『プレゼントは私』なんて言ったのだ。
「……まぁ。雰囲気にあてられてしまいましたか?」
口元を手で覆い、驚いたように少し目を見開くグラス。すぐに目じりを緩め、私の冗談を冗談として流そうとした。
「悩んだ結果、これがいいかなって。喜んでもらえるかはわかんないけど……もらってくれる?」
思えば、最初の一回だけですぐ辞めておくべきだった。調子に乗って冗談を続ける私は、グラスの目の色が鋭く変わるのに気づけていなかった。
「あらあら……ふふっ。『据え膳食わぬは恥』、ですね♪」
「なんてね、冗だ……えっ――」
気づいたころにはもう既に後の祭り。私が冗談だと言い終わらぬうちに、グラスは唇を重ねてきた。
「んっ……ちゅ……んむ……」
私の腰を抱き、逃がさないようにして唇をついばむグラス。ただ唇を重ねるだけの行為が、とても長く、甘く、心地よく感じた。
「んぅ……っ!? ……んっ、ぐ、グラス!?」
ほんの数分、或いは数秒、ただ少しの間唇を重ねただけ。それなのに、私の頭はどこか魅惑的な熱に侵されていた。
「トレーナーさん。私は……本気です。心から貴方を愛しています。貴方からの『プレゼント』……頂いてもよろしいでしょうか……?」
グラスの私を見つめる目が、あまりにもまっすぐで。
「……ど、どうぞ……」
私は、受け入れることを選んだ。 - 17二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 08:21:08
「はぁ……私、ダメな大人だ……担当に手を出すなんて……」
ほんとうに私はどうしようもない。イベントごとで浮かれた挙句、担当と夜を過ごしてしまうなんて。
「私こそ、我慢できずにトレーナーさんを襲ってしまい……」
頭が冴えてきて私たちのしでかしたことの重大さに気が付いたらしく、耳を垂れて反省しきりの様子のグラス。
「悪いのは私だよ。冗談のつもりだったとはいえ、誘ったのは私のほうなんだから」
申し訳なさそうに目を伏せるグラスの姿に、罪悪感を覚えずにいられない。ふたりとも黙りこくって、服も着ないままに頭を下げるという奇妙な時間が流れた。
「……私は、覚悟できています」
しばらくしてグラスが落ち着いた、しかし芯の通った声を上げた。
「えっ?」
「あのような――勢いに任せた初夜にはなってしまいましたが、私の貴方を思う気持ちに嘘はありません。これからも、貴方と添い遂げたいと……そう、思います」
それは、つまり……。
「それって――」
「私の恋人になってください」
グラスの透き通るようなブルーの瞳が、まっすぐ此方を見つめている。本気で想いを伝えようとしている目。私も、まっすぐ答えなければならないと強く感じた。
「……喜んで。えっと、ふ、不束者ですが……」
「ふふっ……ええ、よろしくお願いいたします」
グラスが心から嬉しそうに笑う。その笑顔に、私はまた心奪われる。
「トレーナーさん、口づけをしましょう。……今度は、恋人として」
「うん」
短く返して瞼を閉じる。少しして、唇に柔らかい感触が触れた。また少しして、唇から柔らかい感触が離れる。
「トレーナーさん」
瞼を開けると、グラスと目が合った。
「何?」
「愛しています」
「私もだよ」
私たちは、また唇を重ねた。 - 18二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 09:03:54
- 19二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 10:20:00
- 20二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 10:23:24
- 21二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 12:47:19
日常的に振り回されるからそんなふうに見たことなかったのに、冗談で「抱いて」って言ったら、優しく紳士的に抱きしめられたあと「満足したかよ?」っていたずらっぽく顔を覗き込まれてゴルシにガチ恋してしまう♀トレか
アリだな!
- 22二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 19:36:16
イベント終盤ってことでイベント絡みの概念
ヴァイオリンを嗜むことを知られて♀トレから演奏をねだられてクラシックの恋愛曲(愛の夢とか愛の挨拶とか君を愛すとか)をどストレートに選曲して弾くシリウスルドルフファイン
いつも通りに作ってたつもりが、クリスマス後に作った曲が甘めのラブソングで頭を抱えてるエアシャカール
誰にも公表しないから♀トレとエアシャカールしか知らない幻の一曲になるんだ… - 23二次元好きの匿名さん22/04/10(日) 23:09:54
スーパーイケメン化テクニシャンゴルシちゃんに腰砕けにされて♀トレが次からどんな顔して話せばって思ってたら次の日からも意外と平常運転で「あれ?あんな事があったのに意外と普通?いやでもゴルシだしなぁ……」って♀トレが普段通りの訝しんでいたら突然トレーナー室で壁ドンして「なぁ、キスしようぜ」って迫ってきて、あの時見たのははウソでもなんでもないんだ、私が惚れちゃったゴルシなんだって♀トレを完全に夢中にさせちゃう♀トレ大好きゴルシちゃんも居ると思います!!!!!!!
- 24二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 04:21:55
奥手なネイチャがイベントごとに「プレゼントは私」されてどんどん積極的になるの良いですよね
一緒にお出かけ行くときにトレ♀の袖を軽く引っ張って上目遣いで「えっと、その……手、繋がない……?」なんて言ってくるようになったり
誰も見てないところなら手を繋ぐ、ぐらいの距離感だったのが一緒にいるときはどこでも基本手を繋ぐようになったり
がんばったら撫でてもらったりハグをしてもらうのが当然になったり
キスの頻度と一回のキスに使う時間が増えたり
いちゃいちゃする時間と回数が増えて「……あの、ネイチャ?」「何?」「最近、ちょっと距離が近くないかなー、と」「……だって、トレーナーさんはアタシのものでしょ……?」みたいな会話もしたり
トレ♀側もあまり学業やレース業に支障が出るならやめさせなきゃとは思いつつ、調子は上向きだし何よりネイチャが幸せそうなので全部受け入れるんです - 25二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 07:10:39
いいよね
イベントを経るごとに「トレーナーさんはアタシの恋人」って意識が強くなって大胆になっていくネイチャ
クリスマス直後は♀トレが誰かと仲良さそうな話してたのを目撃してやきもち焼いても何も言えなかったりその場から立ち去ったりしてたのが、イベントを重ねるごとに用事でっち上げて話に割って入ったりするようになって、最終的にはストレートにやきもち焼いたって♀トレに伝えてほしいですね
- 26二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 13:56:14
前スレにあったやつだけど、イチャイチャとはちょっと違うけどそれまでも結構仲が良かったのがプレゼント以降完全に熟年夫婦みたいになるダスカの概念好き。
定期的に♀トレにお弁当用意するようになるし毎週末♀トレの家に行くようになるし、トレーニングは♀トレの「スカーレット、こないだのアレやってみよっか」でダスカは午後から何をやるか全部分かるし、ダスカの探し物は「ねえトレーナー、アレどこやったっけ?」で♀トレも場所を言い当てる。
ここまでが学園で見れる範囲だけど、♀トレの家に泊まりに行く時はもっとガッツリ夫婦感だと良い。
「トレーナー、今日の夜何食べたい?」
「んー、何でも」
「ちょっと、それが一番困るんだけど」
みたいなやり取りしててもちゃんとその日♀トレが食べたいなーって無意識に思ってたやつ出して来たり、ダスカが♀トレとそういう事したいなって思ってるのを何気ない仕草で見抜いて寛いでる後ろから♀トレがダスカをあすなろ抱きして
「何よ、いきなり」
「んー、なんとなく?」
「ねえ、重いんだけど。アンタ、アタシが渡したメニューちゃんとやってるんでしょうね?」
「ちゃんと教わった通り毎日やってるよ……ね、スカーレット」
「何よ」
「キス、して良い?」
「なっ!?あ、アンタね、いくらアタシ達がそうだからって自分が何言ってるか……!」
「スカーレット」
「……な、何よ、もう……」
みたいなやり取りからいつもより早めに部屋の灯りを落としたりしてると良い。
- 27二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:02:56
保守
- 28二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:06:03
- 29二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 22:21:19
(どうするのよこの空気)(ん? 鱚するってなんだろ? 焼く臭いで起きる的な?)(何も聞いてない何も聞いてない何も聞いてない…)(マジか…先を越されてるとは…)(今度アタシもやってみよ)(羨ましい…)「ぐ、ぐー…ぐー…(寝てるアピール)」
- 30二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 04:45:49
「お、お姉さま! 手、繋いでもいい……?」なんておずおずと手を差し出していたライスが
「その……お姉さま。ライスの頭、撫でてほしいな……。そうしたらもっと頑張れる気がするから。……だめ?」となでなでをねだるようになり
「お姉さま。……ハグ、しよ? えっと、その……お姉さまとハグしたら、ライス元気になれると思うの」と時々ハグもするようになって
「お姉さま、おはようございます! ぎゅーっ……」みたいに挨拶とともにスキンシップするのが当然になる
みたいなのをですね…… - 31二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 08:17:48
保守
- 32二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 10:23:50
- 33二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 13:26:55
- 34二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 19:50:45
ありよりのあり
フクはスズカ、セイちゃんはスペちゃん、マチタンはネイチャ、ネイチャはテイオーに起こされてほしい
自分は大穴のしっかりしてる子たちが意外とそういう面をポロッと見せちゃうのに賭けるぜ!
具体的にいうとルドルフ、エアグル、フジ、ヒシアマ、シチー、キング、姉貴、アヤベさん、フラッシュが真っ赤な顔で「忘れて」って言ったりとか誤魔化しきれない誤魔化しをしてると私性合ですよ
- 35二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 19:52:27
トレーナーは自分のものだって言えるようになったネイチャが寝ぼけながら目覚めのキスをねだって、当然相手が違うんだからしてくれない、それにちょっと怒って誰のものか解らせるためにいつものように噛み跡を付けようと抱き寄せたとこでやっと目が覚めて欲しい
それ以降ネイチャは隠れSだって噂になるんだ
- 36二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 23:36:42
半分寝てる頭で抱き寄せた時の感覚に違和感抱いて「トレーナーさん痩せた…? ダメだよ、ただでさえ不規則な生活してるんだからもっと食べないと…」とか所帯じみたこと言ったり「もうちょっとお肉つけてくれた方が健康的だし抱き締めた時柔らかくて気持ちいいよー…」みたいな脳から直で思ったこと垂れ流したあたりで全然違う人を抱き寄せてることに気づいて一気に眠気ぶっ飛んでほしい
以降起こしてくれた子相手には今後の打ち合わせのためとか理由つけて外泊してるのが半分以上建前で実質お泊まりデートの口実なことがバレちゃうのでその度にお互い恥ずかしい - 37二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 07:07:30
そのシチュなら同室が組み合わせとしてはおいしい
同室なので外泊は必ず伝えなくちゃいけなくて、でも♀トレとのお泊まりデートとは在学中は絶対に打ち明けられない
なのでお互いバレバレでもお泊まりの日は次のレースの研究やらトレーニングメニューの話し合いやらお呼ばれしてるイベントの打ち合わせという建前を告げるしかないし、同室の子も「大変だね(棒読み)」くらいしか返せなくなるんだ
- 38二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 14:35:27
考えると同室も旅行バスも自分でどうにかできちゃうマルゼンさん本当に強いな
助手席で寝ちゃったトレーナーの額にキスとかで起こしてそう - 39二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 14:44:34
しかも一人暮らしなので自分のテリトリーに♀トレを連れ込むムーブできる
- 40二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 16:51:20
ムーブは出来てもやらないからこそマブいのよ
えっ?マルゼンさんが卒業したら?
その日の内に♀トレとハネムーンに出掛けるんじゃないですかね…… - 41二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 17:06:27
- 42二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:16:28
保守
- 43二次元好きの匿名さん22/04/13(水) 21:59:21
夜寝る前にふと♀トレの声が聞きたくなったものの、電話する理由が特に思い当たらずスマホの画面をタップできずにいたら、同室の子から唐突に話しかけられたりとかで予期せずコールしてしまうのが似合うウマ娘
スペちゃんがスズカに「スマホがどうかしたの?」って話しかけられた弾みがよく似合いそうだけどどうかな? - 44二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 00:21:58
♀トレのプレ私のせい(お陰)で意図せず数段飛ばしで恋人になってしまった為互いの距離感がちょっと壊れ気味で寄ると触るとどちらからともなく熱烈にイチャついてしまう担当と♀トレ
明らかに歯止めが効かなくなってて流石に不味いかなと今更ながらに案じた♀トレは心を鬼にしてキス禁止令を出すが愛バにとっては寝耳に水、ヤダヤダ酷い我慢できないキスしたいとゴネにゴネまくって1日に1回だけキスオッケーそれ以外は基本的にイチャイチャ禁止とする
ちょっと予想と違ったけどこれでお互い本分であるレースと勉学に目を向けられると安堵する♀トレだが担当の方は回数の制限はあっても時間の制限は無かったな…口を離さなければ一回は一回だよね…とルールの裏をかく気満々、そんな二人の明日はどっちだ
的な二人とも頭思春期真っ盛りなのが好きなんです - 45二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 03:38:29
「……トレーナーさんと触れ合うのはキスを1日1回まで、ですか……」
「そう。最近少し距離が近すぎると思ってね。今はまだ大丈夫だけど、学業やレースに影響が出たら困るでしょう?」
「…………そうですね」
「恋人とはいえ、学園内ではトレーナーとその担当の関係。節度を守らないと」
「わかりました……。……ところで、今日の分はまだ……でしたよね」
「そうだね」
「では今から、良いでしょうか……トレーニングの前に……」
「ん……わかった。なるべく早く済ませてね」
「それでは、せっかくなので今日は抱き合いながらしましょう……ぎゅっ……」
「カフェの身体……うん、しっかり筋肉がついてるね。……でも、柔らかくて抱き心地いい……」
「ふふ……そうですか……」
「……カフェ? やらないの?」
「いえ……大好きなアナタの顔と、感触を堪能していました……」
「そ、そう……」
「……では、失礼します……ぁむ」
「んっ……」
「……ん、ぅ……」
「んっ、んー! んんっ!」
「……ぷは。気持ち、良かった……」
「……っはぁー、はぁー…………。……ちょっと、カフェ……」
「……どうかしましたか?」
「さすがに長すぎるよ……けほっ、節度を守ってって言ったばかりなのに……うぅ、死ぬかと思った……」
「途中で唇を離してないので、1回分……ですよ」
「えぇ……そんな……」
「……嫌がっているように見えなかったのでしたのですが、嫌でしたか……?」
「嫌ではなくて……確かに気持ちよかったけど……」
「……では、私はアップに行ってきますね」
「……身体、熱い……さっきのでスイッチ入っちゃってる……。……はぁ、私が我慢できなくなってどうするの……。…………とにかく、今はカフェのトレーニングに……」 - 46二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 08:08:28
保守
- 47二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 13:50:15
- 48二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 17:36:54
ドトウが「トレーナーさんのご心配はわかりましたぁ〜。がんばりますぅ」って言うから納得してくれたんだな…って思ってたら文句のつけようのないテストの成績&レース順位を引っ提げて、「やりましたぁ〜!」って言ってきて
「ちゃんと勉強もレースも大丈夫だって証明終了ですぅ〜!これで一日一回だけじゃなくてもいい、ですよね…?」
って♀トレに言ってきて(確かに諦めるって言ってなかった!)って思いつつも拒絶する口実がなくなったしほっぺをふわふわピンクに染めて迫ってくるドトウに勝てるはずもなく、なし崩しにイチャイチャしてしまう
以降成績が良ければイチャイチャして大丈夫ってことになってしまい、ルールが形骸化するドトウと♀トレもあると思うんだ
- 49二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 21:33:19
保守
- 50二次元好きの匿名さん22/04/14(木) 22:16:38
バスもいいけど電車もいいよね!
ってことで遠征レース帰りの電車の二人席でお互い体を寄り添わせてうたた寝しちゃったところを記者に撮られる♀トレとウマ娘概念
なお記事は激戦を制した〇〇の意外な姿!みたいな煽りのほのぼの内容とする - 51二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 01:12:34
「プレゼントは私」なんて冗談をきっかけに勢いのまま一線を越えたせいでトレ♀が自分に無理して付き合ってるんじゃないか、と悩む担当……
トレ♀の方からなかなか誘ってこないので更に悩みは深まっていき……
ある日ベッドの上で突然怖くなって、トレ♀からの愛を確かめようとする担当……
何度「好き」と言われても、何度唇を重ねても、いつまでたっても恐怖が拭えなくて、抱きしめる両手の力が少し強くなる……
トレ♀は悩んでいることにすぐ気づいて、「どうしたの?」と優しく問いかけ……
担当は涙をぼろぼろと溢しながら自分が愛されていないんじゃないかと不安になった、と胸中を明かす……
トレ♀は貴方のことは愛しているけど立場上積極的になれなかった、心配させてごめんと謝り……
自分の愛を証明するように、一晩かけて何度も何度も優しく愛の言葉を紡ぎ、口づけを交わす……
「……まだ不安なら、貴方が安心できるまで何度でも。愛してるよ――」と…… - 52二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 07:39:07
実は影で聞いていたパーマーがメジロ会議を緊急招集して事の次第を報告すると、全員が自分達の中で一番進んでるのは自分だと思っていたメジロ家の面々に電流が走り抜け、次の日からトレーナーに対してすごい掛かり出す様子が見られるってのはありそう。
そんで急に周りの様子が変わったので不思議がってライアンがブライトに聞くと、「流石はライアンお姉様です~。私もライアンお姉様に続きますわ~」って事の次第を報告してあの時の事がバレてたと知ったライアンは再び絹を裂くような悲鳴を上げると。
- 53二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 13:57:18
獅子猿みたいな悲鳴で芝。
個人的なイメージだけどアイネスはプレ私に対して告白で返す勢な気がする。いままで二人三脚でダービーと、実装の事考えたらそっから脚に不安を抱えて不調だった時期からファイナルズまで献身的に支えてくれた♀トレに純粋に恋をしそう。
人生のパートナーってこういう人の事を言うのかな、って考えてた所にプレ私だから思わず告白で返しちゃうみたいな。冗談のつもりだったって事は後で分かるけど、アイネスの想いを聞いた♀トレも、それなら今度は冗談じゃなく本気で、ってアイネスに告白してハッピーエンドって寸法よ。
- 54二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 20:10:32
- 55二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 21:39:15
- 56二次元好きの匿名さん22/04/15(金) 22:34:25
女帝も♀たわけも本分はおろそかにしないもん!と思うけど、本分をおろそかにするほど夢中でいちゃいちゃしてる二人が見てえ~!という欲望もある
ふたつになった心をSSに出力してみた
――練習終わりのトレーナー室で、私と触れ合うのは一日一回のキスまで、とエアグルーヴに伝えたところ、
「……なるほどな」
と、彼女は目を細めた。あごに手を当てて思案するそぶりを見せる。
「貴様の言いたいことはわかった」
さも納得したかのように言っているけれど、しかし、引き絞られたウマ耳としっぽの動きがありありとエアグルーヴの不機嫌を示していた。
「“女帝”として本分をおろそかにするわけにはいかないからな。だが私がレースや勉学をないがしろにするとでも?」
そういうわけじゃない、と私は否定した。レースも勉強も生徒会の仕事だって、エアグルーヴが手を抜くはずもなく、だからこそエアグルーヴの一日のスケジュールが心配なのだと訴える。
「……心当り、あるよね?」
「それは」
エアグルーヴが目をそらす。クリスマスから毎日のように、暇さえあればほぼいっしょに過ごしているのだ。
忙しくても少しの時間さえあればいっしょにいようとするエアグルーヴが、ろくに休憩もできていないのではないかと心配なのだ。
エアグルーヴは軽くため息をこぼして、「わかった」とうなずいた。
「じゃあ、今日からってことでいい?」
「いいだろう。――今日の分は、まだだったな?」
え、と思う間もなく、腕を引かれて、エアグルーヴに口づけられた。
――それだけで、私の理性はとろけてしまう。
一回だけ、一回だけだから、と自分に言い聞かせながら、エアグルーヴのキスに応えているうちに、きつく抱き寄せられた。キスが深いものへと変わっていくのがわかったけれど、むしろエアグルーヴの背に腕を回して私からも求めてしまって。
――ようやくエアグルーヴとトレーニング室を後にしたのは、きのうと同じ時刻――とっぷりと日が暮れて、月が高くなってからのこと。
寮の門限ギリギリになってからだった。
以上
「見られる意識を持っている」女帝と♀たわけはお互いしか見えなくなるくらい夢中にはなるけど、それはそれとしてやっぱりレースも勉強も生徒会の仕事も手を抜かないんだ…
- 57二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 03:32:26
「トレーナーさん、その……話したかったこと……なんだけどさ」
重要な話がある、とネイチャに告げられた週末。私は自分の部屋に彼女を招いて、並んでソファーに腰かけていた。
「何、ネイチャ」
いつになく緊張している風のネイチャ。その口から告げられる言葉を聞き逃すまいと、鼓膜に神経を集中させる。
「あの時の……クリスマスの時の、話」
クリスマス――私たちが肌を重ねた日。ちょっとした冗談から始まって、そのままの勢いでベッドの中。意識を取り戻したのは翌朝だった。
「……うん」
何を言われても受け入れる覚悟はできている。あの日からずっとよそよそしかったネイチャの態度も、きっと気のせいじゃない。契約解除でも、退職でも、責任を取る心構えはずっとしてきた。
「あの時のプレゼントのお返し」
「……えっ?」
思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。ネイチャの言葉はまったくもって想像していなかったものだった。
「アタシ、トレーナーさんのこと、もらったからさ。その……お返しに……」
言いよどむネイチャ。俯いた頭の上で、両耳がそわそわと動いていた。
「お返しに、アタシを……もらってくれませんか」
最後の方はほぼ消え入るような声。けれどそれは、私の聴覚神経に確かな衝撃をもって響いた。
「それって、どういう……」
顔をすっかり朱に染めて、けれどしっかりこちらを見据えているネイチャ。
「アタシと、お付きあ……。……いや、結婚してください」 - 58二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 03:32:44
すっかり面食らって、途端に緊張の糸が解けた。そして思わず私の口からこぼれたのは安堵の声。
「良かった……」
「良かった?」
ネイチャが私の顔を覗き込む。
「その……ネイチャに嫌われたんじゃないかと今までずっと心配だったから、そうじゃなかったんだってわかったら、なんだか安心しちゃって……」
肩の力がすっかり抜けて、私は大きく息を吐いた。
「……勢いのせいとはいえ、あんなこと好きな人としかしないよ」
不服そうに唇を尖らせて抗議するネイチャ。そしてまた此方へ向き直って、真剣な調子で口にする。
「トレーナーさんの返事、聞かせて」
私を見つめるまっすぐな瞳。頭上の両の耳は此方を向いて私の返事を待っている。
「喜んで受け入れます。今すぐは無理だけど、それでも貴方が大人になったら……絶対貴方と結婚すると誓います」
それが私の素直な気持ち。私はネイチャを愛している。
私の返事を聞いたネイチャが、心底嬉しそうに顔をほころばせる。
「よかったぁ……。トレーナーさん、アタシ、今すっごく嬉しいよ……」
感極まって瞳を潤ませ、抱き着いてくるネイチャ。私はそんな彼女をしっかりと抱き返した。 - 59二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 03:32:54
「ねぇ、トレーナーさん。アタシ指輪が欲しい。本物のじゃなくて、あのトロフィーみたいな……トレーナーさんの手作りの指輪」
私の胸から顔を上げたネイチャが、目じりに光の粒を残しながら私に言う。
「えっ? でも、私まだ折り紙下手で……」
「上手下手じゃなくて、トレーナーさんの手作りの……想いのこもった指輪が欲しいの」
真剣な眼差しのネイチャ。そんな彼女に私がすることは一つだ。
「わかった。ネイチャが望むのなら」
練習のために買った折り紙を一枚取り出して、冊子を見ながら指輪を折る。私の不器用な指先によって、一枚の紙は少しずつリングを形作っていく。
「……できた」
トロフィーと同じ、へろへろの指輪。想いは込めたけれど、ところどころ歪んだ不格好な形。
「ごめんね。綺麗に折れなくて」
ネイチャは首を横に振り、紙でできた指輪を見つめる。
「いいの。これがいい」
そう言って、左の手を差し出す。
「トレーナーさん」
ネイチャが何を望んでいるかなど、わかりきっていた。心臓がどくどくと早鐘を打つ。この音が聞こえやしないかと心配になるほどに。
目の前のネイチャの細長い薬指にそっと指輪をはめる。
「綺麗……」
指輪のはまった左手を見つめ、うっとりと呟くネイチャ。そうして私の方を振り返り、口を開く。
「愛してる」
「私もだよ」
唇を重ね、愛を確かめ合う。私たちは、何度も、何度も、唇を重ねた。 - 60二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 06:58:36
- 61二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 11:10:41
お互いがお互いのものになったトレネイが33や35みたいな事になるんですね
日毎にどっちが優位か変えて楽しむんだ - 62二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 17:25:13
保守
- 63二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 21:56:30
クリスマスの「プレゼントはわたし♡」で付き合い始めて以来、お付き合いのことを飲み会とかでお酒に酔ってうっかり口を滑らせないために♀トレは禁酒するんだよね
♀トレはお酒は好きだけどさして強くないから、禁酒していたせいでおやつ休憩で口にしたアルコール入りのチョコでふにゃふにゃになってしまったところに担当バが訪ねてきて、今まで見たことのないお酒の入った♀トレに担当バは動揺してしまうんだ - 64二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 22:03:23
学園ではそういうの控えようねと口にしていた当人が最近○○頑張ってるからご褒美〜みたいな脳が溶けたノリで抱き着いてくるしキスせがんでくるし流石に異常を察した担当が(微量過ぎた為)酒臭はしないけど酔ってるよねこれ…とあたりを見回すと案の定アルコール使用のチョコ菓子が見つかって
原因がチョコとは言え学園内で酔ってる姿を見られるのはヤバい+こんな乱れた♀トレの姿自分以外に絶対見せたくないから二人きりになれる所にしょうがなく(しょうがなく)連れ込んで落ち着くまで相手してて欲しいね
私の推しはグラスワンダーです - 65二次元好きの匿名さん22/04/16(土) 23:57:12
いいですね
私はそのあと、歩かせるより抱き上げた方が早いとお姫様抱っこでトレーナー室へ連れて行こうとしたら、♀トレから「私の部屋に行く…?」って聞かれて「(いまは)行かない」って色んな感情を押し殺した結果ぶっきらぼうに言っちゃうナリブも見たいし
「何をやってるのよ、このおバカ!」って叱りつつ甲斐甲斐しく介抱するキングに甘える一流♀トレも見たいです
- 66二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 00:29:37
お酒だったら♀トレの部屋で一緒にご飯食べてるときに、♀トレの飲んでるお酒の味が気になって、でもさすがに未成年飲酒はまずいからお酒を飲んだ後の♀トレの口にキスして味見するウマ娘はどうだろう
個人的にはキスした後に「なんか苦いかもー、トレーナーちゃんこんなの飲んでるんだ。マヤも大人になったら飲めるようになるのかなー」って渋い顔してるマヤノが見たい - 67二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 08:50:27
軽く酔って絡んでくるトレーナーに口移しでアルコール入りチョコ食べさせて
「私も少し当てられてしまったみたいでね」
ってなるルドルフ
トレーナーは食べさせられた時に多少素面になったけど、甘い感覚にアルコールと色気でもう一度くらくらきちゃう - 68二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 13:56:04
口の中で舐め溶かすように一つのチョコを味わうのは凄い淫靡さを感じる
まだあるけどおかわりどう?って聞かれて顔を赤くしながらも口にチョコ入れて準備する♀トに嬉しそうに笑いながら顔を近づけて… - 69二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 15:39:09
そのチョコが溶けにくいタイプだとさらにいい
チョコがなくなってもそのまま唇を離していないのもいい
場所はかすかに開いた窓からの風にカーテンがそよぐ、ちょっと薄暗いトレーナー室を希望する - 70二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 20:28:03
少し空いた窓から微かにトレーニングの声が聞こえるなか、くぐもった吐息と粘ついた水音が響く薄暗いトレーナー室…
- 71二次元好きの匿名さん22/04/17(日) 21:25:52
チョコのおかわりなくなったときがキスを止めるタイミングだったのに、その頃にはふたりとも理性がなくなって口実なくなってもひたすら溺れるようにキスしてほしいですね
- 72二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 00:25:53
- 73二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 06:42:59
- 74二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 12:04:37
保守
- 75二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 20:09:47
トレーニングの声が聞こえてきて初めは食べ終えたら行こうって思ってたのにそのうちトレーニングの声が聞こえなくなるくらい夢中になっちゃうのいいよね
- 76二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:32:33
「ルドルフはいつもがんばっててすごいねえ」
にこにこと笑いながらトレーナーが手を伸ばしてくる。よしよし、とまるで幼子にするように頭をなでられ、抱きつかれ、ルドルフは困惑するしかなかった。
彼女からこんな――まるきり年下の女の子めいて扱われたことはない。
信頼する担当トレーナー。対等なパートナー。そして――先日のクリスマスで加わった、年上の恋人。彼女との関係はいくつもあるが、その中のどれでも見たことのないトレーナーの顔に、心がざわつく。
「トレーナー君、これはどういう――」
「ね、……キスしたい……」
トレーナーが、うっすらと頬をそめ、じいっとルドルフを見つめながら恥ずかしげにささやいてくる。
――は、とルドルフは瞬いた。
二人きりになれば恋人の権利として当然とキスを求める自分に対して、「学園ではだめ」「恋人としての触れ合いは控えめに」と約束を持ちかけてきたのはトレーナーのほう。トレーナーの言に一理あると、ずいぶんと己を律してきたというのに―—。
さすがに様子がおかしい。まるでアルコールに酩酊しているようだ。眉をひそめて、ルドルフはくるりとあたりを見回した。
いつも通りのトレーナー室。換気のために半分ほど開かれた窓から流れてくる春めいたそよ風にカーテンがそよぐ。トレーナーのデスクには、電源が入れられているものの、スクリーンセーバーの流れるパソコンの画面。ほのかなコーヒーの香りを漂わせるマグカップと――パッケージの開封されたチョコレート。
トレーナーをソファに座らせ、チョコレート菓子のパッケージを確認して、これか、とルドルフは目をすがめた。
ブランデー入り、とでかでかとパッケージに書かれている。さりとて未成年でも口にできるほどの微量さのはずだが、彼女には少々刺激が強かったと見える。四個入りのうち、残りは三つ。一つしか口にしていないのにあのありさまとは――。
「ルドルフも食べる? おいしかったよ」
いつの間にかルドルフの隣にソファに座らせていたはずのトレーナーがいた。ふわふわとした口調で、体を寄せてくる。 - 77二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:33:44
「そうだ、食べさせてあげようか? 私たち、恋人だもんねえ」
チョコレートを持つルドルフの手にトレーナーのてのひらが重なる。間近で照れくさそうにほほ笑むトレーナーに、もはやルドルフも限界だった。
「そうだね――」
ルドルフはすたすたとトレーナー室のドアに近づいて鍵をかける。ドア近くのパネルでぱちりと電灯を消す。
薄暗くなったトレーナー室の中で、そよ風のたびに揺れるカーテンのすき間から差し込む夕陽が、トレーナーの頬をほんのりと染め上げていた。
「それは次回お願いしようかな。今日は私が君に食べさせよう」
ぴり、とチョコレートの個包装の封を切る。自身の口のなかに放り込んで、トレーナーの腕を引いて口づけた。
かすかに目をみはったトレーナーは、肩をこわばらせ、しかし、
「んっ、……」
ごく当たり前のように目を伏せて、トレーナーは唇をひらく。
ルドルフはチョコレートごと舌をトレーナーの口内に忍び込ませた。
そのまま互いの舌で転がすようにしてチョコレートを溶かしながら、トレーナーと深いキスを交わす。舌に広がる甘い味と、慣れないアルコールの香りより、しかし、ルドルフを夢中にさせるのはトレーナーだった。
トレーナーの香り、体温、お互いのすべてが溶け合うような心地よさ――しばし忘我の境地で、ルドルフはトレーナーの口内を探った。
――チョコレートが溶けきって、名残惜しくもようやく唇を離した。
「……少し私も当てられてしまったかな」
眉をひそめて苦笑すれば、酔いが醒めたらしいトレーナーが恥ずかしげに目を伏せた。けれど、すっと伸びてきたトレーナーの手は、ルドルフの手の中のチョコレートを抜き取って。
「次って、今じゃだめ?」
トレーナーがチョコレートの封を切る。
「――おかわり、しない?」
そう言って、口のなかにチョコレートを放り込み、見せつけるようにチョコレートの乗った舌を差し出した。
当然至極、ルドルフの答えは一つしかない。無意識のうちに笑みを浮かべ、ルドルフはトレーナーへ顔を近づけた。
こういうことですか!?! - 78二次元好きの匿名さん22/04/18(月) 22:37:53
立場を忘れていちゃいちゃするルド♀トレはいい…
- 79二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 07:32:05
酔いが回った♀トレのイチャイチャモードに耐えられないルドルフは健康に良い。
- 80二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 07:35:54
「『プレゼントは私』……」
「…………」
「……現在の状況に対する正しい対応を検索中。……該当データ、ナシ」
「……しかし」
「ステータス『高揚』。……私は、『嬉しい』? マスターをプレゼントに貰うことが……『嬉しい』……?」
「ですが、マスターは物ではありません。『貰う』ことなどできないはず。……なのに、この胸の高鳴りは……」
「――深刻なエラーの発生を確認。情動制御プログラムが暴走しています。私は……マスターが『欲しい』。とても強く、強く、マスターのことが『欲しくてたまらない』……」
「マスター、矛盾の解消を求めます。マスターは物ではないのに、私はマスターのことが『欲しい』。なぜなのでしょう」
「……『わからない』、ですか」
「原因の考察を開始。……この感覚は、マスターに触れられたときに似ている……」
「マスター、検証です。両腕を広げてください」
「『ハグ』、実行。ぎゅーっ……」
「ステータス『幸福感』。……実証、私はマスターとのスキンシップを欲しているようです」
「……ですが、同時に……これは――『不足感』を察知。……もう少し、このままでよろしいでしょうか」
(……マスターとのスキンシップは『幸せ』……しかし、『不足感』が解消されません。これは……この内側から沸き起こる未知の感覚は――……) - 81二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 13:20:25
自分の感情が頭では理解できないブルボンかわいい
- 82二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 13:48:41
この場は継承の顔になって終わっちゃうけど、よく分からない感情の正体を先人(ライスやフラワー等)に聞きに行ってそこでようやく自覚するとかなりそう
- 83二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 20:57:15
微笑ましい関係で情緒が育ってくのもいいし情念たっぷりドロドロ溺れるもいいよね
- 84二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 22:08:21
「まさかもう配信になるなんて」
わくわくと頬をゆるませるフジキセキに私もうれしくなってしまう。
フジキセキの友人の劇団員が準主役の映画が公開されたものの、ちょうど夏合宿だったため、見に行けなかったと言っていた。
まさか、お家デートの日に映画の配信が重なるとは。
ソファに隣り合って腰かけて一枚のひざ掛けを二人で分け合う。日差しこそ春めいているものの、まだまだ花冷えと言った気温だ。暖房をつけるかフジキセキに尋ねたものの、
「寒いなら私が温めてあげるよ、トレーナーさん」
とまるで微笑みながら手を取られてしまった。
「暖房なんかより私の方が君のことを温めてあげられると思うな――なんて、ね」
いたずらめいて笑うフジキセキに、心臓を高鳴らせながら、
「――フジキセキが良いなら、私もこのままくっついてたい」
素直に想いを伝えればほんのりとフジキセキが頬をそめて、「トレーナーさんには勝てないなあ」と口もとをほころばせた。年頃の少女らしさの残る恥ずかしそうな笑みだった。
和やかに始まったフジキセキとの映画鑑賞は、しかし、エンドロールでとんでもない空気になっていた。
クライマックスで、すれ違っていた主人公とヒロインの告白シーンから、あれよあれよとキスシーンに進み、直接的に映ってこそいないものの、あきらかに「そういう」シーンが流れたためだ。
落ち着かない気持ちでちらりとフジキセキの横顔をうかがう。ぴったりと体を寄り添わせているせいで、私の体温が高くなっていることはフジキセキには筒抜けだ。ともすれば早くなった鼓動までも伝わっているかもしれない。
とはいえ、演劇に慣れ親しんでいるフジキセキなら動揺していないかもしれない。私ひとりがそういうつもりになっているのかも――と羞恥を覚えていると、
「――トレーナーさん」
フジキセキと目が合ったかと思えば、彼女が顔をかたむけて近づけてくる。
フジキセキの頬が上気し、青い瞳が熱っぽくうるんでいる。
何より私を呼ぶ彼女の声。
『トレーナーさん、トレーナーさん……っ』
プレゼントは私、とふざけて言ったあの夜、何度も呼ばれたときと同じ温度を秘めていた。
そうなればもう、あとがどうなるかはわかりきっている。
フジキセキの唇を受け止めながら、ふたりしてもつれるようにソファに倒れ込むだけだった。 - 85二次元好きの匿名さん22/04/19(火) 22:09:51
- 86二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:25:07
素晴らしいSSをありがとう。4月号は概念をSSにしてくれる人が多くて嬉しいぜ
- 87二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 07:29:42
朝から良いモン見させて貰った。思わずスイッチ入っちゃうフジさん良い……