理事長と妻に実刑判決を言い渡した。
「森友学園」の理事長・籠池泰典被告(69)と妻の諄子被告(65)は、国や大阪府などから、補助金およそ1億7,000万円をだまし取った罪に問われている。
2020年、大阪地裁は、泰典被告に懲役5年の実刑判決、諄子被告は、補助金詐欺については無罪としたうえで、執行猶予付きの有罪判決を言い渡していた。
18日の判決で、大阪高等裁判所は、泰典被告には1審の判決を支持し、懲役5年の実刑判決を言い渡した。
諄子被告には、1審で無罪となった罪についても、1審判決を破棄して、懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。