大学ではプログラミングを学んでいましたが、アルバイトで接客業の楽しさを知ったことがきっかけで、飲食店で働いてみたいと考えるようになりました。松屋フーズは接客の楽しさはもちろん、将来色々な仕事が経験できそうだと思えたことも魅力でした。住宅補助などの福利厚生が充実していて安心感もありましたね。
入社後は様々な仕事を任せてもらえました。現在はエリアマネジャーとして働いていますが、多様な視点を身に付けられたことが、今の仕事にも活きているように感じます。
入社してからは、ストアチーフ(店長代理)⇒ストアマネジャー(店長)⇒ブロックマネジャー(複数店舗統括店長)と経験した後、商品開発の部署に異動。トライ&エラーを繰り返しながらゴールに向かう行程は大学時代の研究に近く、あの頃の経験も無駄じゃなかったと思えました。商品開発では美味しさはもちろん、食材のコストや流通網、現場での再現性までをも考えます。プロセスが大変な反面、リリースした商品をお客様が美味しそうに食べている姿を見た時は、すべての苦労が報われるような感覚でした。
次の配属先では「ステーキ屋松」という新業態の立ち上げと、ブロックマネジャーとしてその初期運営に携わりました。オープンするまでは、商品開発から内装や食器の選定、アルバイトの接客の仕方まで、まさにゼロから考える仕事を。オープンしてからは、よりスムーズな店舗運営と売り上げ向上のために奔走しました。歴史ある牛めし業態と違って正解がないため、色々と実験的に挑戦できたことは楽しかったです。例えば「おかわり無料を導入したら売り上げが〇〇%上がった」など、数字で結果が得られることもモチベーションになっていました。
現在は、東京の蒲田地区のエリアマネジャーとして、計13店舗を管轄しています。本社の意向を店舗に伝えることに加え、逆に現場からの意見の吸い上げも行います。着任してまだ数ヶ月ではありますが、すでに手応えをつかんだ出来事がありました。ある店舗でストアマネジャー(店長)と1人のスタッフの関係が悪化した際に、それぞれ面談をするなどして取り持ったことです。結果、関係は改善し、店舗の雰囲気も良好に。事実としてお客様からお褒めの言葉をいただくなど、店舗にとって明らかなプラスを生むことに成功しました。
この仕事は人間関係がとても大切です。特に店舗は人で成り立っているので、そこのケアにおいては常に注力しています。店舗に本社からの指示を伝える際は、私からスタッフに伝えたほうが早い場合は多々あります。しかし、一番近くで店舗マネジメントしているのはストアマネジャー(店長)なので、私からではなく時間をかけてでもストアマネジャー(店長)の口から伝えてもらうようにしています。あとは、誰かのいいところを見つけたらすぐに褒める。これも非常に効果的です。すべては店舗、エリアをより良くするために。商品開発をしていた時期と同様、トライ&エラーを続け、エリアマネジャーとしての実力をさらに向上させていきたいです。
私は、女性として数少ないエリアマネジャーです。特別意識することなく、仕事をするうえで何の問題もなく働けていますが、会社からの期待は感じています。だからこそ、トライ&エラーを繰り返しながら今以上に女性が活躍できる土台を築き上げていきたいと思っています。そもそも松屋フーズには、性別や年齢、背景に至るまで本当にさまざまな従業員が働いています。そういった意味ではすでに多様性に富んだ会社であり、女性の働き方に対する制度も整っているので、これから活躍する女性も自然と増えるでしょうね。そこに私にしかできないことを会社に組み込みながら、会社・自身の成長につなげていきたいです。
主な仕事の役割
基本的には朝から定時まで試作品作りが主な業務です。食べることが仕事、とも言える部署ですので大変なことも多いですが、同じ部署の仲間たちとワイワイ楽しみながら業務に取り組んでいます。その他には、開発したレシピの提案、他部署との連携などもしています。
休暇の過ごし方
オフは基本的にインドア派。録画したテレビ番組を見たり、読書するなど、ゆっくりと過ごすことで仕事の疲れを癒しています。また学生時代から文房具集めが趣味で、買い物に出かけたときはつい、文房具屋さんに行ってしまいます。新しいペンを見つけた時はテンションが上がりますね。