『レヴァナント・クロニクルⅡ』のスペシャルシナリオ、
『地底の魔族都市』をお届けします。
今回は砂漠地方の魔族にスポットの当たった内容となります。
■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
冒険者等級の貢献点(ランクアップポイント)が手に入ります。
また、レヴァナント・クロニクルⅡのパブリックシナリオでは、
集める事で「マリオン商会」でアイテムとの交換が可能な、
「ザンテンブルク冒険者手形」
が1つ手に入ります。
※課題は4月8日中に実装予定です。
さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
活躍に応じて追加の貢献点やザンテンブルク冒険者手形の付与をはじめ、
様々な特典がプレゼントされる可能性があります。
冒険者等級の詳細やランクアップポイントのシステムは
こちらをご覧下さい。
■基本的な状況
砂漠の地下深くに造られた
地底都市、そこに高位の魔族がいる――。
その情報を
クリスタから得た
ベアトリスは、
先の大戦を落ち延びた“ターレック派の残党”とでもいうべきダークプリーストの勢力が
そこに潜伏しているのではないかと考え、
冒険者たちに地底都市の調査を依頼しました。
一方、その地底都市の魔族たちは、戦後に袂を分かった
ブロンソンと再会。
そしておりしも、“緑将の手”
ベルンシュタインが手勢のメタルゴブリンを引き連れ、侵入。
大戦時とは逆に上位の魔族たちをも支配し機械帝国の手勢とすべく、
魔族狩りを始めようとしていたのでした。
なお下級魔族だけでなく、上級魔族の機械化改造の前例も存在しています。
ダークプリーストは機械族に魔法が効きにくいことを逆手に取り、大戦時は人族に対し猛威を振るっていましたが、
今はそれによって天敵となってしまっています。
人族には基本的に魔族を救う理由はありませんが、魔人ブロンソンは人族と共闘姿勢であること。
魔族が敗れた場合、機械帝国の戦力増強に繋がってしまうことから、
ベルンシュタインへの対処も必要となるでしょう。
【1】地底都市の調査 難易度:5
依頼にある通り、魔族が建造した地底都市についての調査が目的となります。
現在都市は“魔族狩り”によって混乱しており、比較的調査はしやすい状況にあります。
ベアトリスはここにいる魔族も反ナイトロードの勢力として利用できると考えており
拠点の内情を把握しておくことでイニシアチブを握ろうと画策しています。
魔族は基本的な性質として人族を下に見ているため、人界語を解する上級魔族であっても、
通常ならばまともに意思疎通ができません。
このため
聞き込み調査などは行わない方が賢明ですが、
魔族たちはブロンソンからターレックの“真の死”を知らされたことで動揺しているため、
そこに十分付け入る隙はあります。
とはいえ魔族については情報も少なく、
軍備の規模や都市の機能、そして思想など幅広く調査を行うことが求められています。
その上で接触し、魔族との交渉を行えるよう、パーティ間でもある程度役割を分担すると良いかもしれません。
なお、冒険者たちに紛れ、仮面を被った謎の人物が地底に潜入しています。
上級魔族とも渡り合える実力者ですが、分かる人には分かる程度にしか正体を隠していません。
主に魔族を足止めし、調査が円滑に進むようサポートしてくれます。
※登場するNPC:???(仮面の鋼糸使い)
【2】魔族狩りの阻止 難易度:7
メタルゴブリンたちはリーダーである
メタルオークの指揮のもと、“魔族狩り”を行っています。
これを「機械族の掃討」という名目で都市に押し入り、止めることが目的となります。
体を機械化し、従属と引き換えに力を得たメタルゴブリンたちは、
機械族の魔力耐性を備えており、素手で機械兵の装甲を容易くへこませるだけのパワーも持ちます。
上級魔族からすれば所詮ゴブリンという扱いであり、魔人の暗黒騎士であれば大して苦戦はしないものの、
多くが魔法職であるダークプリーストです。
それでも魔人やダークエルフは純粋な身体能力も高いですが、数は少なく、
大半が中級魔族で構成されています。
また、ずっと地底にいたことから機導の心得もありません。
さすがに無様に逃げ惑うようなことはないものの、焦りを覚えている者は多いでしょう。
ブロンソンの弟子のグウェンは「だらしない連中」と呆れながらも、
ウォーロックとして機導で応戦します。
味方になるかどうかはさておき、ここで魔族が生きていれば
機械帝国と敵対する勢力が増えて結果的に
連合国がより戦いやすくなります。
メタルゴブリンは持っている武器も棍棒や剣に偽装した
遠距離武器の機装であり、
基礎的な機導式を組み込んだ機導も使えます。
また得物を失っても、腕部や腹部に武器を隠していることが予想されます。
メタルオークは巨体かつメタルゴブリン以上の機械化率となっており、体そのものが機装と言える状態です。
乗り物・鎧を運用するエンジニアに近く、強化型の機導式によって見た目の割に俊敏に動き回る事ができます。
※登場するNPC:グウェン
【3】“緑将の手”ベルンシュタインを倒す 難易度:9
機械族をまとめている三機将グリューン直属の部下、
ベルンシュタインを倒すことがパートの目的となります。
ベルンシュタインは魔術師のような見た目ですが、魔法使いよりは奇術師を彷彿とさせるものです。
戦法も攻撃魔法型の機導式をメインで運用する正統派なウォーロックというよりも、
幻影や条件発動を主体とし、知覚・認識を浸食する搦め手を好むマジシャンタイプです。
基本的に彼の行使する魔法は機導式ですが、元となった魔界の魔法も使う事ができます。
また、数体の動物型機械族(マキアビースト)を従えており、使い魔として利用します。
ベルンシュタインを完全に倒す場合は記載の難易度ですが、
魔族狩りを諦めさせ、退かせるだけであれば
難易度7相当と、【2】と変わりません。
かなり厄介な能力を持つ上位個体のため、今後のためにもここで仕留めた方が良いでしょう。
なお、ブロンソンはベルンシュタインの術や機導の使い方に興味を示しており、
戦いの中で解析し、自分でも使えるようにしようと目論んでいます。
※登場するNPC:ブロンソン
※「レヴァナント・クロニクルⅡ」のヒント
ローランドでは、敵の特性によって通用しやすい攻撃手段が異なります。
相性がいい場合は相手より実力が劣っていてもダメージが通ることがありますが、
相性が悪いと実力があっても不利に追い込まれてしまう事も珍しくありません。
・一般的な魔物、魔神の加護の弱い下級魔族:北部地方、砂漠地方共に十全な効果を発揮可能。
・中級以上の魔族、“超獣”に分類される魔物:加護破りのスキルや英雄装備等のある北部地方のアバター。
・機械族、(特に砂漠地方の)盗賊等人族の敵:【機導】が使える砂漠地方のアバター。
・砂漠地方特有の硬い外皮を持つ魔物(サンドワーム等):【機導】が使える砂漠地方のアバター。
・アンデッド系の魔物:浄化の力を持つスキルやアイテムのあるアバター。
舞台が砂漠地方のため、砂漠地方のアバターの方が戦いやすいことが多いですが、
敵のタイプや状況に応じて従来のアバターやスキル・アイテムをいかに使っていくかも重要となります。
※冒険者等級・北部地方での二つ名について
「レヴァナント・クロニクル」に参加していた方の冒険者等級・貢献点は、
「レヴァナント・クロニクルⅡ」にも引き継がれます。
また、輝神教会を通じて冒険者の情報、二つ名は地域を越えて共有されているため、
異名持ちの方は砂漠地方でも周囲の冒険者から一目置かれることになります。
※ただし北部地方と同じように立ち回れるとは限りません。
※スピリット(精霊)、ドラゴン(竜族)の認識
精霊と竜族は北部地方でも半ば伝説として語られるのみの種族でしたが、
それは砂漠地方でも同様です。
なお、竜族は「覚醒異常体 前編」で砂漠地方の多くの人々の衆目を集めたため、
畏怖すべき存在として認知されています。
精霊や竜と契約している方は機導武装でも、
基本的には精霊魔法や竜の力が干渉して相殺することなく使用可能です。
ただし【機導】と併用した場合、武装の方が耐えられるとは限りません。
★死亡(アバター死亡)判定
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
冒険者が死亡するケースがあります。
世間的に公にはなっていませんが、教会には「死んだ直後」であれば生き返らせる事が可能な蘇生術式があり、
転生者やそれに準じる者が多く死ぬ可能性がある状況での使用が許可されています。
ただし蘇生してもしばらくの間はまともに戦うことができない状態となり、
システム上では一定期間死亡時のアバターにチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。