先行者になる。
2021年上半期のあなたは「先行者」を表すターコイズが出ています。これは完全に星座的なイメージなのですが、蠍座は「一緒に走ってくれる人」としての伴走者、見えないところで周りのことを支えてくれる「縁の下の力持ち」、そして、「大丈夫だって。いけるよ」と、後ろから支えてくれるリーダーという印象が強くあります。でも、2021年の上半期のあなたには、ここまで述べてきたような「優しく見守る」イメージはほとんどありません。あなたは誰かの隣にいたり、後ろにいたり、支えたりもします。でも、この時期の蠍座は完全に「前へ出ていく」という、先行者としての役割を激しく持っていきます。自分自身や自分が関わる場所やグループなど、2021年上半期の蠍座は、「前を行く者」として、改革の種を蒔いていくし、大きな変化の波を起こしていくのです。ある程度、この時期は激しく、そして、楽しいものになっていくと思います。では、2021年の上半期の蠍座が一体どんな運命を迎えていくのか。一緒に見ていきましょう。
「こんにちは。運命です。
会ってしまったね」。
世の中にはたくさんの個性を持った人たちがいるのですが、蠍座の人って、「運命に巻き込まれていくような生き方」が結構強くあったりするのです。いつものように、あなたが何気ない日常を過ごしていると「こんにちは。運命です。会ってしまったね」みたいなパターンで、いきなり運命が訪れる。
それで、ちょっと気を悪くしないでほしいのですが、あなたが人生の中で「運命」に出合ったとき、あなたが一番最初に経験することは「何もできない」です。
出合ってしまった運命に対して、攻略法もわからないし、何をどこから手をつけたらいいのかわからない。「いや、私だって初めてだし」と怒っても誰も聞いてくれない。
蠍座の人は、はじめの「何もできなかった」という記憶を、結構強く持っている。だから、これも怒らないで聞いてほしいのですが、蠍座は「はじめから目立つ人たち」ではないのです。でも、「あー、何もできなかった。悔しい。おーのーれー! 」と言ってから、2周目、3周目ぐらいから、「え、あんなすごい人いたっけ?」みたいな感じで、猛烈に順位を上げてくるようなところがあるのです。そう、蠍座の人生は「なぜか知らないけど、巻き込まれた運命に対して、私なりにケリをつける」、もっとシンプルに言うと「売られた喧嘩は買う」人生でもあります。そのほかの面では「受けた恩は倍返しする」という人です。
自分は何かを持っている人ではなかった。でも、運命に出合ったときに、「私はこれをモノにしたい」と思ったり、「あ、この坂は登り切らなきゃダメだ。登り切りたい」と願っていく。それがあって、あなたの「何者かになる」人生は始まっていく。実際に、運命に出合った蠍座はそこから死闘と言ってもいいぐらいの努力をすることが多いです。
あなたは自分にムチを打ち、運命の坂をひたすら駆け上がる。
その結果、ほかの人にならあり得ないような出会いがあったり、「こんな景色があるんだ」と感動したり、逆に「こんなにキツい谷ってあるんだ」とガックリする夜もある。でも、人には告げないで自分なりに谷や山を乗り越えたあなたに出てくる感想があります。そして、以下に書いていくことがあなたにとっての2021年上半期に最初に感じていくものでもあります。
私を見ろ!
2021年上半期にあなたが最初に感じていくもの。それは
「私はいろいろなものを持ちすぎた」。
です。
いろいろな経験、関係、立場を持っていることは、世の中的には「よいこと」とされます。誰かに会えば、褒めてもらえたりもする。「よくやってきたね」と。でも、あなたは何ていうか、「野生の匂い」とか「ちょっと背中に冷や汗が流れる」とか、そういう体験を求める人でもある。
2021年上半期におけるあなたは「えい、捨てちゃえ!」から始まります。すごく大胆に、過去の栄光とかをブンブン捨てちゃう(笑)。もちろん、すべてを捨て尽くすわけじゃないけど、「大事なものも、抱えすぎると重くなってしまう」と気づいたから。だから、身軽になる。身軽になって、自分のことを実験台にして、こういう時代だからこそ“新しい道”をつくっていきたいと強く願う。
「私は誰かの横や後ろを行く者ではなくて、やはり前に行きたい。伴走者ではなく、先行者になっていきたい。面白くなってきた!」
あなたは今、燃えています。2021年という時代の前に立って、新しいモデルをつくっていきたいと本当に思った。あなたがこの時期に言うべき台詞があります。それは
「私を見ろ!」
です。
自分を実験台にして、
変革を起こしていく。
2021年上半期の蠍座は、自分自身を実験台にして、いろいろな変革を起こしていくことをします。また、この時期のあなたは主に仕事方面で、やはり働き方の改革にも取り組むし、さらにそれが発展して、生き方とか幸せの感じ方とか、成果の出し方などで、変革を起こしていくのです。
あなたがこの2021年の上半期に変革を起こしていく上で、ひとつだけアドバイスを送らせてください。
それは
「自分の強みを、いったん脇に置くこと」
なのです。
ちょっとこのアドバイスは驚かれるかもしれません。
もちろん、「強みをいったん脇に置いて」と言っても、「私はこれまで性格の明るさで勝負をしてきた。ちなみに、近所の小学生からは四国の太陽と呼ばれている。その明るさをやめろと言うの?」とか、そんな暴論を伝えたいわけではないのです。
そうではなくて、2021年の上半期のあなたは
- ・苦手なこと
- ・今まで「自分のキャラじゃない」と思ってやってこなかったこと
- ・「あー、そういうの得意な人いるよね。私はやらないけど」ということ
などの、ちょっとだけ「つーん」とした横顔をして避けてきたことを、ぜひやってほしいのです。たとえば、数学が得意な人、コミュニケーションが得意な人、「微妙かも?」と思われるような店構えなんだけどすごい名店を見つける才能がある人。
それぞれの「強み」をちょっと脇に置いて、「えい、この際やってしまえ!」と思ってやり始めたことが、実はこの時期は軌道に乗るのです。
というのは、この時期のあなたは「きれいな私」を脱却しようとしているのです。ここでいう「きれい」とは「きれいにまとめていく力」であったり、ある程度の取れ高がある要素のことです。きれいにまとめて、自分なりに80点を取れる自信があるもの。そこに頼らず、あえて自分を壊してみる。それをやった後に「どう? どうだった? よくなかった? ねぇ、どうだった?」とドキドキしちゃうようなことをやってみてほしいのです。
真面目な話、「きれいにまとまったもの」とか「形は優れているんだけど、どこかで見たことがあるもの」に対して、あなた自身の心が動かされなくなってきているから。あなたにとって、ちょっとこの時期は「80点が0点に感じられる」ことも多いです。だったら、0点か150点を取っていこうと。
2021年上半期の蠍座はどうやって奇跡の点数を取っていくのか。
それをもうちょっと説明させてください。
奇跡の直感力。
実は2021年上半期の蠍座は、「奇跡」がひとつのキーワードになっていくのです。やってみた結果が跳ねやすいし、あなたが手掛けていくことは「エンジンがかかりやすい」感じになっていく。自分でも、どこに着地するかわからないけど、「面白そうだからやってみよう」と思うことがすごく増えていく。
奇跡を起こしていくためには、直感力が必要です。
直感力というのは、いろいろな説明ができる言葉ではあるのですが、僕は直感力というのは「出会いを知る力」だと思います。たとえば、あなたがある日洋服屋さんの前を通ったとします。普段の自分はその系統の洋服を着るわけではないけど、なんとなくそのお店が「面白そう」だと感じた。この「面白そう」こそ直感力で、あなたがそのお店に感じた「面白そう」は洋服のデザインかもしれないし、ちょっと変わった店員さんかもしれないし、ディスプレイの逸脱さかもしれない。理由は明確ではないけど、「素通りするのはもったいない」と感じて、その場所と私は「出合ってしまったこと」にする。それが直感力なのです。
「ここ、面白そう」とか「この人、面白そう」という直感力が働くと、「未来に、今とは違うパターンの自分が展開されていくかもしれない」と感じ始める。
実は、商業施設にいる幼児なんかは直感力の塊なのです。「あれ見たい! あれ欲しい! うぎゃあああ」と言って、親御さんに引きずられていく。もちろん、そこで買ってもらったおもちゃに憎たらしいぐらいに早く飽きちゃう場合もあるけど(笑)、買ってもらったおもちゃを肌身離さず、ずっと遊んでいる子どももいる。「ずっと遊んでいるもの」って、実は「ずっと自分が取り組んでしまうもの。夢中になってしまうもの」なのです。
でも、実際に蠍座の人生って直感なのです。「お母さん、面白そうだから、私来年からイギリスに行くわ」なのです。周りにいる人の口からお茶を噴き出させる才能が、蠍座にはある。
その直感力が、2021年上半期の蠍座には必要になるし、強烈に備わってきます。
ただ「楽しそう」とか「面白そう」と思うだけではなくて、「どうやったらもっと面白くなるのか」とか、直感力に加えて、「足し算と引き算の感覚」も必要になってくるし、根本的に違うものに差し替える力も必要です。
うまくいくコツは、ないです。
ひたすら取り組み続けるしかない。自分が向き合うものを信じて、愛し続けるしかない。でも、あなたはそういうことができる人です。あなたは、ある土地を愛し続けて、荒地を一面の花畑にもできるような人だから。
愛の力で世界を変えていく。
蠍座は自分の人生を「出合ってしまったもの」に捧げていくようなところがあります。「あー、しょうがないか。出合っちゃったんだし」と言って、ほかの人には出せないパワーを出して、難局を乗り越えていくようなこともする。あなたのその行為は、「愛」と言ってしまってもいいのだと思います。あなたが辿っていくこの2021年の上半期は不思議なことが巻き起こります。何を手に入れていくかよりも、「今これをやっている私自身を愛せるかどうか」を大事に。愛の力で世界を変えていくことは、あなたの趣味みたいなものだから。さぁ、行って!