TVPaint Animation Professional EditionとStandard Editionの違いを教えて下さい。
● 64bitアプリケーション・Standard Editionは32bitアプリケーションのみの提供となります。
Professional Editionは1つのライセンスでWindows/Mac/Linux(次項参照)用アプリケーションをご利用いただけます。
● パスワード設定可能なレイヤー保護機能
例えば作画監督・動画チェックの修正指示にご利用いただけます。
● マルチトラック編集機能
Standard Editionでは1トラックのみに制限されます。
● レイヤー合成モード
Standard Editionはレイヤーモードを変更できません(乗算・除外・消去・覆い焼きなど)。
● 特殊効果・FX機能
Professional Editionはより多くの効果をご利用いただけます。
(ブルーまたはグリーンスクリーンによるクロマキー合成、トランジション、変形効果のレンダリングなど)
● ルーム・インターフェース
Professional Editionは最大4つのパレットおよびツールレイアウトを「ルーム」として保存します。
● ストーリーボード(絵コンテ)タブの有無
・アニマティクス(ビデオ絵コンテ)機能。
・アニマティクス(ビデオ絵コンテ)作成用カメラ・ツール
・欧米式(横方向スクロール)または日本式(絵コンテ・縦方向スクロール)表示変更
・PDF/HTML形式エクスポート。柔軟なカスタマイズが可能。
・クリップ(カット)所要時間を直感的なドラッグ操作で伸縮変更。
● 音声トラックのプロジェクト・ビュー表示(タイムラインで管理可能)。
● ブラシモード…修復(キズやシミ・スキャンノイズの修正)
● などなど…
これらはProfessional Edition限定機能の、ほんの一部に過ぎません。より詳しい情報は歴代バージョン比較一覧表(PDF)をご覧下さい。
TVPaintアニメーションの動作環境を教えて下さい
Windows:
Windows 7 ・ Windows 8・Windows 10
Macintosh:
El Capitan (10.11), Sierra (10.12), High Sierra (10.13), Mojave (10.14) & Catalina (10.15). 対
Linux:
Ubuntu 12.04・Debian 6・RedHat Entreprise Linux 5・Fedora 15 以上
CPU:メモリ 2Gバイト以上 / 4Gバイト以上推奨
ハードディスク空き容量:10Gバイト以上
アーキテクチャ:64bit OS対応
高性能GPUカード導入の必要はありません。
TVPaint Animationの処理能力はCPUパワー・搭載メモリ・ハードディスクの容量・回転数およびアクセススピードに依存します。
最新版アップデートをかける場合、既存のTVPaint設定を上書きしてしまうことはありませんか?カスタマイズ済設定ファイルのバックアップ方法を教えて下さい。
既存の設定ファイルを上書き・破損する事はございません。が、万が一に備えのバックアップは非常に有効です。
バックアップ・圧縮または(フローの統一などの目的で)設定ファイル配布を行う場合は下記ディレクトリ・フォルダを選択して下さい。
• Windows:
Documents and Settings→「ユーザー名」→「application Data(Windows Vista・7ではAppData)」→「TVPaint Animation 11」→「default」
• Macintosh:
「ユーザー」→「ライブラリ」→「tvp animation 11 pro」→「default」
※MacOS 10.7 Lionは「ライブラリ」を隠しフォルダに設定しています。
Finderメニューバーの「移動」をoptionキーを押しながらクリックすると「ライブラリ」が追加されます。
• Linux:
例)Ubuntu
「Documents」(ctrl + Hで不可視フォルダ表示)→「.tvp」フォルダをダブルクリックし
「TVPaint Animation 11 Pro」→「Default」
バックアップからの設定ファイル復旧は「default」ディレクトリ/フォルダの上書きコピーで行って下さい。
ライセンス・リポジトリとは何ですか?
どうすればアクセスできますか?
ライセンスデポ(旧称「ウェブデポ」)は、TVPaint非実体化ライセンス(ドングルがないライセンス)を管理できるWebページです。そこから、ライセンスをアクティブ化または非アクティブ化(再ホスト)することができます。
購入後、ライセンス・リポジトリへのリンクが請求書とともに電子メールで送信されます。 このメールが見つからない場合は、お問い合わせください。返信させていただきます。
従来のSafenetドングルの所有者は、ライセンスをアクティブ化するためにライセンス・リポジトリを必要としないため、ライセンス・リポジトリにアクセスできないことに注意してください。
CodeMeterとは何ですか?
CodeMeterは、非実体化されたライセンス(ドングルがないライセンス)を管理するために設計されたアプリケーションです。 ライセンスをアクティブ化または非アクティブ化し、TVPaint Animationを実行するには、CodeMeterのインストールが必須です。
CodeMeterはWindowsのTVPaintとともに自動的にインストールされますが、macOSとLinuxには別々にインストールする必要があります。
非実体化されたライセンス(ドングルがないライセンス)のインストール・ガイドを読むことで、CodeMeterの詳細を知ることができます。
TVPaintアニメーションがベジェ・ベクターペンツールを実装しない理由はなんですか?
アニメーターが「紙に鉛筆で描く」手法…ラスター・ビットマップ描画にとことんこだわるソフトだからです。動きの元となるキーフレームをクリーンな線で描いてから「トゥイーン(モーフィング変形)」させる事が、アニメーション作りと呼べるでしょうか?観覧者が心打たれるのはむしろ、多少形が崩れていても描線に躍動感を感じる方ではないでしょうか。ラスター・ビットマップ技術は画一的なベクター技術よりも製作者ひとりひとりの多様性を尊重します。
TVPaintアニメーションをインストールを終えたところです。しかしアプリケーションを起動する度に「TVPaintアニメーション cannot locate(以下のファイルが見つかりませんでした)」エラーが表示されます:
%sdpsddr.dll
bluevelvet3.dll
dpsddr.dll
nt_tools.dll%s
回避策はないでしょうか?
この現象は「特殊なキャプチャーボード対応プラグインがインストールされている場合」に発生します。
TVPaintアニメーションを一旦削除の後、再インストールを行って下さい。プラグイン本体はスキップされ、エラーメッセージに表示されたドライバのみインストールします。
カラーモード(CMYB・RGB・HSV色空間ほか)の選択ができません。
カラーモードとは電子化された画像とプリンターの表現能力に起因する問題です。TVPaintアニメーションはTV・モニター画面への出力とアニメーション制作ソフトです。そのため、カラーモードという概念が存在しません。
My MacOSX 10.8 / 10.9 says: "TVPaint Animation.app is damaged and can’t be opened.". What can I do?
このOSは、デフォルトで、アップルストアを通していないソフトウェアのインストールが出来ない設定になっています。このため以下の様なメッセージがでてくる事があります。
この問題を解決するためには、アプリケーション>システム環境設定を開いて、〔セキュリティとプライバシー〕をクリックしてください。その後、以下に示す手順に従って下さい。
これで TVPaint Animation 10 のインストールをしていただけます。
問題が残る場合、弊社までご連絡お願いいたします。
ライセンス、ライセンス・リポジトリ、またはCodeMeterに問題があります。 どうすればいいですか。
まず、我らのオンライン・ドキュメントを参照することができます。
あなたの質問への答えはすでにそこに書かれているかもしれません。
-非実体化(ドングルがない)ライセンスのインストール・ガイドも提供します。
-最後に、発生する可能性のある非実体化(ドングルがない)ライセンスの一般的なライセンスの問題専用のページがあります。
そこに答えが見つからない場合は、ご遠慮しないでお問い合わせください。