2015年のソニーカンファレンスで、トリコを含めた三大都市伝説であるFF7リメイクとシェンムー3が登場しました。FF7はPSファンの、シェンムーはセガファンの、侵されてはいけない絶対聖域です。それが、今年は揃ったのだから、歴史的な出来事です。
FF7は、任天堂の支配を決定的に瓦解させただけでなく、その当時熾烈な覇権争いをしていたセガサターン(SS)とプレイステーション(PS)の決着のきっかけとなったタイトルです。そして、シェンムーは、PSに負けたSSが後継機のDCで起死回生の逆転をかけた会社を挙げて投入したタイトルです(結果的にコンコルドになっても)。このライバル関係にあるようなタイトルが一つのプラットフォームで一つのカンファレンスで揃って登場したの感慨深いです。
さて、FF7リメイクやシェンムー3はどうなるのでしょうか?
■まずは、FF7リメイクから。
FF7はムービーからフィールドにシームレスに繋がるシネマティックRPGの祖であり、アンドリューハウス氏がマーケティングした記念すべきタイトルです。米国でFFというRPGの人気を固めたタイトルです。そして、映像作品であるアドベンドチルドレンが発売されることにより、このグラフィックでのリメイクが望まれました。
野村ディレクターのインタビューでは、昨年の大ブーイングのFF7HDのPS4投入前から開発をされていたようです(2年くらい?)。そして、グラフィックの向上だけにならないとのことです。
・グラフィック。アドベントチルドレンが基準でしょう。そして、FF10から始まったフルボイス化も当然でしょう。マップも1枚CGでなく、3Dのポリゴンマップになるでしょう。これらは最低限すべきことです。
・システム。FF13のコマンド式にするか、FF14のMMO式にするか、FF15のアクションにするかは悩ましいところでしょうね。ルミナスエンジンのことを考えるとFF15のシステムを採用するのが理想でしょうが、フィールドやモンスターも含めてかなりの変更になると思われます。
・シナリオ。シナリオにも手が入るようです。フルボイス化した時点で手が入るのは自明ですが。いろいろネット上では言われていますが、エアリス生存ルートができるかが注目ですね。オープンワールド化するかストーリー主体にするかでも大きく変わるでしょう。
■次にシェンムー3
シェンムーは、FREEという名のもとに、フリーシナリオアドベンチャーの祖であり、オープンワールドゲームへの道を作りました。
ファミ通のインタビューを読んでいると最初の200万ドルの予算では、ストーリー中心になるようです。今はそれ以上にあつまっているので、本来のFREEの意味での自由な世界を作成してほしいです。
どこまで、資金があつまるのかなどで大きく最後のゴールが変わると思いますが、2017年のホリデーを目指して、頑張って作ってほしいです。シェンムー3で完結することを目指さなくてもいいとも思います。
SCEの支援もしっかりとしてもらいたい。カンファレンスで大々的にアナウンスをしたのだから、コンコルドにならないように手綱を締めてほしい。技術支援は当然として、開発以外のマーケティングや宣伝などには、SCEとしてお金も使ってほしいです。それだけの責任があると思います。
■最後に
両方共に、絶対聖域のタイトルが復活したのだから、ファンの期待を裏切らないものとして、変な妥協をすることなく世に出ることを望みます。多少の年月ならば、待ちますから。
リメイクの結果、FF7リメイクがFF16になってもいいです。
シェンムーも、最初の構想通りにシェンムー10まで、鈴木氏のライフワークにしてほしいです。
テーマ:ゲーム
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