ゼノブレイドクロス | まうの微妙な思い

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6月11日の未明に任天堂デジタルイベントが配信されました。そこで、モノリスソフトが開発していたWiiUのRPGが公開されました。ゲームのタイトルは、「ゼノブレイドクロス」です。やっぱり、ゼノの名前を使ってきました。

その後、E3で実際のオープイングからのプレイ映像が公開されました。その映像からわかることは以下の通りです。

世界観は、
・西暦2054年に星間戦争に巻き込まれて、現在の地球(ロストエルサレム)は爆発。
・移民船団が地球を脱出。二年後に別の惑星に不時着。
のようです。ゼノギアス&サーガ(宇宙移民は西暦2500年から開始)でもモナド(ゼノブレイド)でもなかったです。
(1)プレイヤーキャラをクリエイトでき、一見するとPSOのようにみえます。いろんな職業があり、スタークルセイダーというのがあるようです。
(2)戦闘は、ゼノブレイドを継承しており半自動となっています。
(3)エルマは最初に遭遇するRPGで良くある教育用キャラのようです。
全体的にVitaのソードアートオンラインとPSO2を足して2で割ったような感じです。共闘ゲームでも目指しているのかな?

この映像を観て、ゼノギアス&サーガは過去の歴史になったというのが私は認識しました。「ゼノブレイド」は、モノリスソフトが作るRPGの総称のブランドとして確立していこうとしていると考えています。FF・DQブランドやテイルズブランドと同じ位置づけです。

いままでは、ゼノブレイドクロスを過去作の「ゼノギアス&サーガ」や「ゼノブレイド」無印とストーリーや設定を比較してきましたが、やめることにします。全く意味がないので。FFやテイルズがメジャーなナンバリング間では、世界観やキャラ、ストーリー、システムが違っても誰も文句を言わないように。

しかし、RPGの総称ブランドとして立ち上がっていくためには、これから、あまたある他社のRPGとの比較に晒されるでしょう。
・シームレス&オープンワールドはスカイリムやドラゴンエイジ、FF14と。
・戦闘システムはFF14やソードアートオンラインと。
・SFテイスト&ギャラメイキングはマスエフェクト、PSOと。
・グラフィックはブラッドボーンなどと。

「ゼノブレイド」としての尖った特徴がないと凡庸なSF調RPGとして埋もれていくと思われます。いま、なんとなくわかっている特徴づけされる部分としては、FFのモーグリに相当する「ノボン族」とMMO的な戦闘システム、シームレスな移動くらいです。本当に武器になるのは、これに今作から出てくるであろうタイタンフォールであったようなロボットと生身との戦闘でしょうか?

昨年のPV第一弾で十分わかっていましたが、どこかで見たPSOのようなテイストとグラフィック、MMO的な戦闘という危惧はそのままでした。グラフィックの劣化はWiiUの性能を考えたら予想通りです。むしろ、これからどのように特徴を出していくのかが興味深いです。

任天堂としては、ゼルダ以外にRPGのメジャーなブランドがないので、たとえ「また強奪」と言われようともゼノというブランドはなんとしても手に入れたいのでしょう。だから、あのような「罰点」を採用したと思います。

いろいろ、これに批判する人がいると思いますが、私はこの「ゼノブレイドクロス」を次のように考えます。

古いゼノ「ゼノギアス&サーガ」からの決別と、新しいゼノ「ゼノブレイド」の誕生です。

古いゼノの言霊に捉われず、「ゼノギアス&サーガ」を忘れるとかなり気が楽になります。もう、高橋氏を「ゼノブレイド」無印では捉われていた古いゼノの言霊から解放してあげたいという気持ちになりました。新しいゼノが成功しブランド化されるかは他のキャラやメカがわからないので未知数ですが、頑張ってほしいです。
ただし、いちRPGとしていろいろな切り口で評価する必要があります。
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