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米ドリームワークスのモスクワのテーマパークの立地が決定

 モスクワ南部のナガチンスカヤ・ポイマ地区に、米アニメーションスタジオ「ドリームワークス」のテーマパークが誕生する。4月4日付でモスクワ市建設評議会サイトが伝えた。

 ドリームワークスはモスクワでのテーマパーク建設の意向を昨年明らかにしていたが、この度、クズネツォフ・モスクワ市設計主任が立地はナガチンスカヤ・ポイマ地区になることをソビャニン市長に報告した。パークの総面積は25万㎡で、うち8万㎡を占める屋外エリアに通年営業のアトラクションが設置される。年間訪問客数は400万人の見込み。なお、サンクトペテルブルクとエカテリンブルグにも、ドリームワークスのテーマパークを建設する案がある。

 パークにはドリームワークスのアトラクションの他にも、ロシアのアニメスタジオ「ソユーズムリトフィルム」の映画館、5000人を収容できるコンサートホール、レストラン、ホテル、子供用品ショップ等が設置される。

 一方屋外エリアには、子供用ヨット教室やスケートリンクといったスポーツ施設、観覧車、遊歩道、自転車道等が整備される。

 パークの特徴は、園内の多くの部分をアトラクションやスポーツ施設が占め、ショップやレストランといった商業施設は全体の40%であることだ(ちなみに、東京ディズニーランドでは敷地の6割を商業施設が占める)。これは、収益性確保のために商業エリアを拡大するよう投資家らが主張したものの、あくまで子供が楽しめることを前提とし、むやみに商業施設を建設すべきではないとソビャニン市長らが主張したことによる(4月4日付インタファクス通信)。(後略)

 (週刊「ボストーク通信1040号より)  

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