県民割・地域ブロック割（隣県割）まとめ　都道府県別の宿泊割引・旅行補助

県民割、まん延防止措置の解除を受けて、全国で続々と再開。4 月からは関東や近畿など全国を 6 つの地域ブロックに分けた「ブロック割」に拡大しています。

政府は、「県民割」（地域ブロック割）について、都道府県からの要望等を踏まえて当初 4 月 28 日としていた期限を 1 か月程度延長し 5 月末までとする方向で調整していることが明らかになりました。

今回は都道府県ごとに開催されている「県民割」の都道府県ごとの開催状況や申込方法や割引率、宿泊対象期間、割引対象などの詳細を解説します。

県民割・地域ブロック割とは

県民割は、県民の県内旅行で旅行代金が宿泊割引とクーポン配布で最大 7 千円お得になる旅行割引キャンペーンです。4 月からは、県民割の範囲を地域ブロック単位に拡大しており、地域ブロック単位で旅行割引を利用できるようになっています。

割引範囲が拡大となる一方で、感染対策もより強化されており、近隣の都道府県の旅行割引を利用する場合は、ワクチン 3 回目接種、または、PCR 検査等の陰性証明書の提示が必要に変更となっています。

なお、同一都道府県内での割引利用（県民割）の場合は、従来通り、ワクチン 2 回目接種、または、PCR 検査等の陰性証明書の提示で割引が利用できる都道府県が多数※あります。

※詳細は各県民割の対象条件をご確認ください。

地域ブロックの範囲とは

観光庁「県民割支援の運用変更について」より

県民による県内旅行を支援する「県民割」は、4 月 1 日から全国を 6 つの地域ブロック単位で、割引支援する「地域ブロック割」に順次移行しています。

「地域ブロック割」では、全国を 6 つの地域ブロック（北海道・東北、関東、北陸信越・中部、四国・中国、九州・沖縄）に分けて、ワクチン 3 回接種等を条件にそのエリア内での県をまたいだ旅行でも最大 7 千円を支援する観光需要喚起策です。

【全国】県民割（地域観光事業支援）一覧

北海道、東北

関東

北陸信越・中部

近畿

四国・中国

九州・沖縄

県民割から GoToトラベル再開まで　観光支援策まとめ

【最新】GoToトラベル再開情報まとめ 早くて６月以降に再開の見通し

2022年4月17日

新型コロナウイルスの感染拡大で、県民割やGoToトラベルの再開が延期、停止となっていましたが、3 月 21 日に全国でまん延防止等重点措置が解除されたことを皮切りに、県民割が続々と再開しています。

4 月 1 日から、県民割の割引対象範囲を県民限定から、関東・近畿といった地域ブロック単位で適用する「地域ブロック割」へと拡大。全国を 6 つに分けたブロック内であれば、県をまたいだ旅行でも、1 人 1 泊当たり最大 7,000 円分を国が補助します。

GoToトラベルの再開は、地域ブロック拡大後となるため、早くて 2022 年 6 月以降となる見通しです。

県民割（地域観光事業支援）の最新情報と注意点

新型コロナウイルスの感染収束に伴い、県民割（地域観光事業支援）が続々と再開し始めました。県民割を最大限活用し、楽しむうえで注意すべき点について解説します。

早めの予約がおすすめ

県民割で数か月後先の予約をすると、感染拡大などにより割引停止となるリスクが高まります。県民割を利用した旅行予約は、早めの予約がおすすめです。

ワクチン 2 回接種で優遇

今後の県民割は、ワクチン 2 回接種者等を対象に割引エリアが拡大されるため、注意が必要です。

県民割と市民割の併用でさらなる割引事例も

県民割に加えて、県民を対象とした市区町村の割引キャンペーンが同時開催されている場合、割引を二重適用できる場合があります。