あずまんが大王 キャラ名鑑

哲的キャラ名鑑へ

漫画評へ

かおりん
神楽さん
春日 歩
木村先生
黒沢 みなも
榊さん
滝野 智
谷崎 ゆかり
千尋
水原 暦
美浜 ちよ

かおりん
誰よりも熱い榊さんへの想い…が笑いを呼ぶ

榊さんにベタ惚れの女の子。 が木村先生に気に入られて非常に困ったりしちゃってる人。 ある意味一番面白いというかぶっ飛んでるキャラでしたなかおりん。 一番実在してほしくない人です(笑。
<かおりんこの一本・四巻178P右『背に腹は』>
身を震わせつつ「く…」と言いながらも本当に1000円払おうとするかおりん。 愛の深さを感じます(笑。表情もイカス。

神楽さん
ボンクラーズ最後の構成員、生真面目な熱血バカ

水泳部員。抜群の運動神経。勝負好き。 智ちゃん・大阪と三人で「ボンクラーズ」を形成するも、 勢いキャラという点で智ちゃんの影に隠れイマイチ目立てず、 不遇の日々を送るも、何時の間にか付いた「生真面目」という設定と 智ちゃんのゆかり先生化により己のポジションを獲得するに至る。 熱血ぶりからかますボケと突っ込みはまずまずのキレを誇った。 個性豊かな主人公グループの人数が5人を超えると絶対出てくる 「そこそこフツーのキャラ」の代表格。
<神楽さんこの一本・三巻58P右『私が』>
異人さんとのトークも熱血勢いだけで通す神楽さんの凄さが面白すぎます。 その次の『よい旅を』の「イェーイ」は最早反則の域の面白さです。 頭悪いです。4巻179P左『笑って』は生真面目ぶりが笑わせます。 「時々まじめになるなよ!!」by智ちゃん。

春日 歩
天下無敵の天然大ボケキャラ

通称「大阪」。本名忘れられがち?登場の回は割とフツーだったのだが、 二回目からは驚異的なまでのボケぶりを発揮、 その後回を追うごとにどんどんアホになっていくという凄さを見せた 天才的ボケキャラ。しかも面構えまでマヌケぶりが進化していく始末で、 彼女の将来は本当に心配であります(笑。 4巻でちよちゃんが言うように、発想が柔軟と言えばそうなのかもしれんが… いや、やはりただのボケキャラだろう…。 アニメでは間が悪ければ悪い程面白いという超特異なキャラとして重宝している感じ。
<大阪この一本・一巻33P左『しっかり!』>
「しっかりせなあかん思てるねん」と言いながら面が全然しっかりしてません。 大阪伝説の始まりとも言えるナイス表情です。つーかその頃まだ 「大阪」て呼ばれてないんやけど(笑。

木村先生
変態だが聖人でもある謎だらけの男教師

古文教師。嫁はんは超美人ていうか天使。娘さんは利発そう。 「女子高生が好きだから」という理由で先生になった多分本当に 何割かはいるんじゃないかと思う凄い人。1万円募金したり 1万円お賽銭使って世界平和を願ったりと聖人な一面も見せるも基本路線は 変態キャラ。ていうか多分セクハラで速攻クビですこの人。 学校という特異な空間が生み出した奇特で気の毒なキャラとも言える(笑。
<木村先生この一本・一巻103P右『楽しい職業』>
木村伝説の始まり。最早言葉は要らない。「女子高生とか好きだから」… 鳴り響くチャイムに余韻を乗せて、その声は多くの生徒の心にこだました。

黒沢 みなも
暴走教師ゆかりちゃんの止め役

体育教師で水泳部顧問。生徒に人気がある。通称にゃも。 ゆかり先生とは昔からの御学友。 生徒用ツッコミ役がよみちゃんなら教師用のツッコミはにゃもさんです。 教師といってもメインは二人(ゆかり先生&木村先生)しかいませんし 事実上ゆかり先生専用ツッコミて感じでしょうか。 夏のちよちゃん別荘では開放的になるのか暴走する気あり。
<にゃも先生この一本・ニ巻91P左『気くばり』>
セクハラ木村先生に対して遂にキレたにゃも先生の一言 「もう帰って下さい!!」。表情が面白すぎです。

榊さん
天才的なまでの無言アクションで笑いをとる、究極の芸人

見た目がちょっと怖くてかっこいい・勉学優秀・運動神経抜群・スタイルは反則スレスレ、 校内で男女問わず人気がある(そして読者人気もトップ)という文句のつけようのない スーパー女子高生(春日野さくらじゃありません)。ちよちゃんの「榊さんは大きいけど 静かです」という表現は、まさに的を得ていると思う。が、榊さんの真の魅力はなんといっても その無口っぷりから発生する「無言アクション」である。 とにかくこのキャラは、黙っていれば外さないというスゴイキャラだ。 作者のセンスの賜物とでも言おうか。「ネコは気がついたらせまいところ(紙袋や本棚等)に 入っている」という話を聴いて一瞬間を置いてから机の中を見たり(一巻36P右『いるかな?』)、 街で見かけたうさぎさんリュックの動きに合わせて体の角度を曲げてみたり(一巻36P左 『うさぎさんだ』)、 「すっごくかわいいパンダの写真集が出るが前評判高くてすぐ売り切れるかもしれない」と 聴いて次のコマで走ってる時の真剣な表情(一巻146P右『そうだったのか』)、 どれもアクションと表情だけで笑いをとっている。 その最たる例は最初の『あずまんがDX』で仔猫を見ていろいろ考えるとこ(54P)で、 ここはセリフ読まずに榊さんの表情の変化を見るだけでも笑えてしまう。 榊さん、あなたはやはり天才としか言いようがない。 が、人気が出たためか徐々にセリフなども増え始め、笑いの魅力はどんどん低下して いったのだった。
<榊さんこの一本・一巻10P左『ひとり』>
「誘って欲しかった…」の時の表情がおもしろすぎです。 ちなみに次点は19P左『うさぎくらぶ』で、 後ろのほうで、ちよちゃん達の会話にいちいち リアクションしてる榊さんがおもろすぎます。

滝野 智
ボケ・ツッコミどっちもこなす、勢いだけの暴走女子高生

初登場から「元気とやる気だけは誰にも負けない暴走女子高生!」と 自己紹介しているところ(一巻11P右『暴走 ともちゃん!』)がすでに 偉すぎる、己のポジションをわきまえた真の芸人。 とにかく勢いだけで押し切る笑いが多く 実際ただうるさいだけかもしれないが、 ボケとツッコミどっちもこなす(もちろん勢いだけで)そのキャラは 作中非常に重宝したと思われる。 徐々に暴走の仕方がゆかり先生に似ていく辺り、 あの教師にしてこの生徒ありか。 そのパワーは最後まで衰えることなく、突っ走り続けた。
<ともちゃんこの一本・一巻11P右『暴走 ともちゃん!』>
初登場のヤツです。最後の「うわっなつかしーっ!」が効いてます。 あと、一巻18P左の『夢をあきらめない』の「くけー!!」も センス抜群です。次のコマのよみちゃんのツッコミを待たずして もうオチてます。

谷崎 ゆかり
言ってる事無茶苦茶、いちおうボケ担当の破天荒女教師

本来ボケ担当の女教師というと井上喜久子さんが声をやりそうな ポケポケキャラを想像しがちだがゆかり先生は違う。 とにかく言ってる事が無茶苦茶な、強引ボケキャラなのである。 100点とった大山君に「いい気になるんじゃないわよ」と言ってみたり(一巻7P右 『私は93点』)、第一回から強烈な個性を発揮している。 特に怒ってる時の理不尽ぶりは他の追随を許さない。 ハッキリ言って、なんでこの人教師になったのか疑問だらけです、ハイ。 この人が担任のクラスにだけは入りたくありません。 その理不尽ぶりは最後の最後まで衰えることなかったが、 割と先生らしいとこも見せた最終回はなかなかかっこよかった。
<ゆかり先生この一本・一巻94P右『リメンバー暴言』>
「そこのひょろ眼鏡!あんた委員長顔だわ!」高校1年でいきなりこんなこと言う 人が担任だったら間違いなく学校辞めますな。

千尋
かおりんになれなかった娘

ショートヘアの女の子。つーかほとんど誰も覚えてませんね(笑。 当初はかおりんと扱いの差はなかったのだが…。
<千尋ちゃんこの一本・一巻8P左『完璧です』>
「こいつ完璧超人かー!?」ナイスです。 つーかキン肉マン好き?(笑

水原 暦
ツッコミ…それはオチを預かる大事なポジション

通称「よみ」。結構何でもソツなくこなすタイプの様だが、 歌は下手。全般的にツッコミ担当のため、イマイチ地味な印象を与えるが 一部マニアで大受けかどうかは定かでないかどうかは置いておいて、 ボケまくりな他のキャラ達にひたすら突っ込み続ける 炎の女子高生である。ともちゃんと小学校からずっと同じクラスらしく、 ずーっとともちゃんの暴走にツッコミを入れてきたのかと思うと 大変だなぁと思う反面、そりゃ相当ツッコミ術を鍛えられたやろなと 感心したりもします。
<よみちゃんこの一本・一巻43P右『天才は』>
「これだから天才はー!!」と苦々しい表情で心の中でだけツッコんでるのが 面白すぎます。ツッコミで落とす笑いの素晴らしい一例。

美浜 ちよ
存在自体がギャグ。何をやってもおもろい、小学生なのに女子高生な完璧超人

10歳だけどとーっても優秀なので高校に編入してきた「こども高校生」。 さすがに人間が出来ており、実のところこの作品中一番まともなキャラかもしれない。 が、とにかくその設定自体がギャグであり、時折見せる「やっぱり小学生よねぇ」的かわいさが また笑わせてくれます。ジャイアンツファンなのが個人的には唯一にして最大の難点。 巨人をバカにされて泣くあたりは本当に難点。 それでいてお金持ちな点はもうどうしようもなく難点。
<ちよちゃんこの一本・一巻70P両方『実は負けず嫌い』&『ともちよ戦争』>
悔しそうな顔とうれしそうな顔の対比がおもろすぎです。 併せ技で一本。