VRChatのプレイ時間が1300時間を超えていた、@mihane_vrc(旧@wababi_vrc)が生まれて以降の話は比較的してきたが、「みはね」が生まれるまでの話を残す機会があまりなかったのでこれを期にメモしておく。
さて、こんな場所まで観測しに来てる人間に改めて補足する必要もないだろうが、@fotdbは@mihane_vrcだし、@mihane_vrcは@fotdbだ。
2017年
VRChatを始めるまで
まずは作法(?)として、VRを始めたきっかけから語る必要があるだろう。
「みはね」が生まれたのは2020年の9月のことであるが、「俺」がVRを始めたのは遥か以前の2016年からである。
いちオタクとしてクソッタレな現実からEXITして、まんがタイムきららになってやろうという気概の元でVRへの熱意を募らせていたと思う。
初めて手に入れたのは、見ての通りスマホに取り付けるタイプの偽VRなわけだが、VR動画を視聴する分には十分で、特になごみの耳かきVRは、VRの可能性を感じさせるのに十分な感動を得たと思う。
その後、冬のボーナスでPC(後にワインをこぼして破壊する)を買い、夏のボーナスでViveを手に入れたようだ。
この時点でまだVRChatは始めず、ひたすら様々なVRゲーをdigっていたようだ。
VRChatを始めたきっかけは、……まあエロ目的で、詳しく言うとVRカノジョやら、カスメやら、その他同人VRエロゲーを色々プレイした結果、「CPUでない生身の人間がインストールされた美少女を見る」という体験を得たかったからだ。
……と、記憶していたのだが。
なんと、最初っから美少女になってオッサンたちとイチャイチャする(言い方)ことだったらしい。
が、特にイチャイチャすることもなく、VRChatに移住することもなく時間は過ぎる……。
2018年
空白
仮想通貨FXによる破滅、あの頃に戻りたくはないが脳に刻まれたギャンブルの快楽は一生消えない。
2019年
VRChatにコミットする
Viveを手に入れて2年後、ようやく”Xデー”が訪れる。
もう身内には隠してないのでバラすが、これは俺だ。
あらすじの経緯がここに書いた経緯と一致することや、ダブルクオーテーションの使い方が完全に俺ですね。はい。
あまりいい記憶ではないものの、当時のスクショに写っていた人間をサーチしたら現在も絶賛VRの住人として過ごしていることがわかり、少し嬉しかった。
そして女だと思ってた人は女声のひとだった。
この頃はまだ"WABABI"を名乗っており、ツイートからはパブリックアバターを着て自撮りを楽しむ俺が観測可能だ。
幽狐さん
そして結局、誰とも仲良くなることがないまま、時間は過ぎていき、Vケット3が始まる……。
出会ってしまいました、そして一目惚れでした……。
「一目惚れ」なんて言うと、聞こえがいいがエロ目的だった。
ここからしばらくはどうにかしてこのモデルでエロいことをしようと画策する日々が続く。
(Unityを理解しようと試みたり、MMD化してmocumocuに持っていく等、ツイートも残っているが普通に恥なので掲載は避ける)
その過程で改変も少しずつ進めた、このときの白髪/紅眼のカラーは今でも引き継がれている。
が、改変してなおVRCに入り浸ることはなく、また長い時が過ぎていく……。
2020年
幽狐さん2
その後もワールドを巡り、自撮りを行う以外の遊び方をしなかったし、Vケット4が始まってもまだ一人だった。
アバターが迷走していることが原因だと言い張ってたが、今思えば2Pカラー時代でも十二分にかわいかったし、普通にコミュニケーションが怖かっただけだと思う。
ツイッター2
コミュニケーションができない代わりに、ツイッターやブログなどからVRC勢の観測を始めた。
彼らの語るVRCの世界はどれも未知のことばかりで、こんな世界がすぐ隣に広がっていることにワクワクしたし、何よりも語っている彼ら自身が仮想世界を楽しんでいるということが希望に満ちていたと思う。
そんな彼らを見て、ここが”ツイッター2”なんだと確信を得た結果、とある記事 を書いた。
思ったよりもこの記事に反応があったので「そろそろか……」と始めましたツイートもしてみた。
こちらも反応は良かったし、これを見てフォローやフレを送ってくれた方がいた。
しかしコミュニケーションやアバター改変の自信のなさから、彼らに実際に出会うのはだいぶ後になる……。
長かったね……。(ちなみに相手はseptemさんでした)(この空白期間にindex買ったりした)
幽狐さん3
無事コミュニケーションを成し遂げ、いざデビュー!ということもなく、その後も相変わらずアバターを弄っていた。
初期のパーカー+チェックスカートのスタイルはColorful Magic公開時に確立したものだ。
髪型のアップデート等を行っていないため、最近は使ってないが普通にかわいいし他の人とも被らないのでいつかリメイクしたいとは思ってる。
まだツインテールを採用しており、これが人前に出れなかった原因でもある。
パッと見はかわいいのだが、テールの毛髪をどこから確保しているのか考え出すとアンバランスに見えてきて「実は可愛くないのではないか……?」という疑念がずっと消えず人前に出られなかった。
こみゅにけーしょん!
とはいえ、「ツイッター2」の夢を捨てられなかった。
特に、7月31日には幽狐さん1周年記念集会があるとのことで、絶対にそれまでにコミュニケーションを覚えたかった。
まずは初心者交流会等に顔を出してみたりしたのだが……。
初心者交流会ですらハードルが高い俺に出来ることは……と絶望していたら案の定、幽狐さん1周年集会もダメだった。
その後……。
これについても 別記事 を書いたが朗読会の「聞くだけ」というハードルの低さが俺にウケた形となった。
その後の交流が特にあるわけではないが、いいきっかけにはなったと思う。
その後は、silent clubや、Just H Party(!?!?!?)等の会話をしなくても良く、かつ可愛いアバターの多い場所に出入りしていた。
幽狐さん4
イメチェンした。
ここでようやく現在のサイドテールスタイルが確立する。
この改変で行くと決意させたきっかけとなったのは、俺の太陽だ。
本当にありがとう、いつまでも愛している。
みはねのはじまり
さて、ようやく本題だ。
VRC界隈をインターネットからdigっていく上で絶対に避けられないのが”アスタリスク”の存在だ。
アスタリスクを語った記事やツイートはどれも熱量が高く、未知の世界(VR)に広がる、未知の世界(アスタリスク)で得られる他にない体験とは一体どんなものなのだろうかという期待を膨らませるのには充分で、それらを読むうちにVRSNSを嗜む上での必修課題なのではないかと感じるようになってきた。
だが、アスタリスクは一人では攻略不可能と明言されている以上、どうしてもフレンドを作る必要があった。
特に”夏”の計画は既に始まっていた、どうしてもそれまでにクリアしたかった。
そんな中でとあるアスタリスク攻略募集ツイートを見かけ、「FF外から失礼します」と枕詞を添え同行を依頼したのだが、「ワールドの性質上、フレンド限定でお願いします」と断られてしまった。
ので……。
生まれたのが@wababi_vrcだ。
だが、まだ「WABABI」であり、「みはね」ではない。
では、いつから自分は「みはね」だったのだろうか。
答えは「既にみはねだった 」である。
具体的には幽狐さん4の時点で、アバター名が「MihaneChang!!」となっている(画像をよく見ると「みはね」と署名していることも確認可能だ)
また、「みはね」は、元々「闇羽龗神(くらはれいじん)」という名前を使っていたことに由来する。
その”闇羽”を音読みした”やみはね”から3文字抜き出し”みはね”が生まれた。
一応、美羽春香というフルネームもあったりするが、こっちについてはリアリティが必要な場面(Amazonで干し芋送るときとか)でしか使ってない。
というわけで、無事に始めましたツイートを行い、フレンドに恵まれ、何やかんやあり、みはねに改名し、今があるのでした。
めでたしめでたし。
参考文献
歴史がすべて記述されててマジ泣きしてる。
ありがとうツイログ。