7歳娘とともに自死した夫、「もう起きてほしくない」と妻が訴え
2017年4月、東証1部上場の工作機械メーカー「ソディック」(横浜市)の松本営業所に勤め、長時間労働でうつ病となり自死した男性社員(当時43)について、松本労働基準監督署が労災認定した。男性は、当時7歳の長女とともに失踪し、ともに山形県内で乗用車内で遺体で見つかった。男性の妻と代理人弁護士が22日、オンラインで記者会見し、妻は「こんなことはもう起きてほしくない」と声を詰まらせた。
亡くなったのは、大泉共生(ともお)さんと長女・愛菜(えな)さん。共生さんの妻(48)は「(2人が)亡くなったときは頭の中が真っ白。動くことができず、今もあまり覚えていない」と語った。
共生さんは仙台市出身。妻によると、優しくて、文句を言えない人だった。松本営業所では機械修理などを担当。家族おもいで、一家のだんらんでは「いつの間にか家族が4人になっているね」と笑っていたことが忘れられないという。
労災認定は20年1月31日…
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- 菊間千乃弁護士2021年11月23日10時47分 投稿
【視点】悼ましいニュース。上司からの謝罪がひと言でもあれば、こういう事態にはならなかったのでは。
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上司が部下に謝ってはいけない等というルールはどこにもないのに、謝らない、謝れない上司がたくさんいます。
挨拶をする、感謝をする、謝る、たった一言で