源義経(菅田将暉)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高)は、後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる。一方、鎌倉では御家人たちが謀反を計画。上総広常(佐藤浩市)も加わり、義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を旗頭とし、都ばかりに目を向ける源頼朝(大泉洋)の失脚をたくらむ。義時(小栗旬)は御家人たちの計画を潰すため大江広元(栗原英雄)らと連携し……
2022年4月17日(日)
- 午後8時~
- 午後6時~
再放送
2022年4月23日(土)午後1時05分~
これまでの放送をご紹介します
2022年4月17日(日)
2022年4月23日(土)午後1時05分~
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放送前に出来事や背景などをかいつまんで説明する“前説”
【監修】時代考証・木下 竜馬
平家の都落ちと皇位継承問題
寿永2年(1183)7月、木曽義仲に攻め込まれた平宗盛は、安徳天皇とともに都落ちし、天皇の正統性を示す三種の神器<神鏡「八咫鏡」、神璽「八尺瓊勾玉」、宝剣「天叢雲剣」(草薙剣)>を持ち去りました。
この未曽有の事態に、後白河法皇は治天の君として新たな天皇を選定します。候補となったのは、治承5年(1181)に亡くなった高倉上皇の第3皇子・惟明親王と第4皇子・尊成親王、そして、木曽義仲が奉じる以仁王の遺児・北陸宮でした。卜占(占い)の結果、惟明親王に決まりかけますが、後白河法皇は尊成親王を践祚させます。後鳥羽天皇、この時、わずか4歳。神器なき異例の践祚でした。