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こんにちはメルモです。
旅の記事をずっとご紹介していたので
まだ溜まっている記事があるのですが
先に、金曜日に行われた
所属している着物の会のパーティーの様子を
ご紹介させて頂きますね。


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7月の薄物・・・と言う事で
今回は何を着て行こうか悩みました。

こちらの絽の刺繍の附下は
他の絽の着物よりもちよっと厚手なので
今年は、まだ暑くないので
こちらの着物を選びました。



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毎回、着物の達人マダムさまの
一流の着物の着こなしを
拝見させて頂いてお勉強させて頂いていますが
今回も、また素晴らしい夏着物で
ご参加頂いたマダム様たち。



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こちらの会では、毎回お会食を楽しむのですが
いつも内容が変わって、
着付けなどの講習会だったり
防災や災害のプロが講師にいらしてくれたり
邦楽の演奏会など
さまざまな楽しい催しがあるので
いつも楽しみにさせて頂いています。

今回は、jazzを聞かせて頂きました。

ウッドベースって言うのかしら??

バイオリンのお化けみたいな楽器を
演奏された紳士は
本当は尺八の先生をされている方で
こちらの着物の会の会長さまと一緒に
札幌の高校に尺八とお琴を教えに行っている
ご縁から今回私たちの会でjazzをご披露して下さいました。


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ジャズを聴きながらお食事を
楽しく頂きました。
スープは冷製スープだったので良かった。
着物の夏場、熱い物を頂いたら
汗が止まらなくなりますものね。

私は車で行ったのでアルコールは
頂きませんでしたが
お酒の弱い私でも大好きな
小樽ワインだったので飲みたかったな。


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毎回、会には新しい新入会の方が
入るのですが
私が着付けやヘアメイクのお仕事でも
お世話になっている、和裁師と着付け師をされている
素敵なマダムのご紹介で
またモデルさん並のスタイル抜群の
美しいマダムが新しく会に入会されました。


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こちらのマダムさまは、紬がお好きで
所有している紬が
それはそれは、目を見張るものばかり。
いつもセンスあふれる紬の着こなしで
勉強をさせて頂いていますが
今回付けられている押し花のガラスの帯留めは
こちらの会のマダムで
昨年癌で亡くなられたマダムから
こちらの会の参加者全員に
形見の品を頂きました。
私も頂いたのですが
こちらのマダムは、形見の帯留めを
して来たのよ。
お盆が近いから天国から、
私たちの着物の会を見て楽しんでくれているかな~と思ってと。


こちらの会のマダム達は、
よくある女の集まりのギスギスした感じが全くなくて
皆さま、ええ所の奥さま達で
お育ちがいい方が多いので
皆さん仲良く、個人個人でもお付き合いされていて
こうして、亡くなられた方にも
今も思いを寄せられている人間性も
素晴らしい方達ばかりです。

そんな素敵な目標とすべきマダムさまの会に
入れて頂けて、皆様に可愛がって頂いています。
本当にありがたい事だと感謝しています。


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会の御長老90歳を過ぎたマダムさま。
今だ1人暮らしをしながら
こうして元気に、シャキっと着物を着て
パーティーに来られます。

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女性の生きたお手本のような
90歳のマダム。

マダムの格言『帯と着物に派手はなし』

そんな年齢でそんな色を着たらダメよ~なんて
つい洋服感覚で地味目にしたら
アドバイスして下さいます。

この日は、卵色の絽の可愛い兎柄の着物をお召でした。
いくつになっても、女性は可愛らしくないと
いけないのよ~と。


私もこんな可愛らしい上品な女性になりたいわ。

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私の超憧れのマダムさま。
大場久美子さんにソックリな美人マダム。
私と同じ年の娘さんがいらっしゃります。
そんな風に全然見えない若々しさです。

いつも素敵なお着物でいらっしゃいますが
今回もまた素晴らしい夏塩沢に
本麻の蜻蛉柄の染め帯に、
根付も蜻蛉と言うなんとも着物通なコーデ。

素敵だわ~と言うと、
こちらの着物の会の80代のマダムに
一式お下がりでプレゼントして頂いたのだとか。

本当、皆さん高価な着物も
ご自分の娘さん・お孫さんもいらっしゃるのに
裕福なマダムさんって太っ腹なのね~と驚く位
こうして仲良しの会の仲間に
お下がりをされたりもしています。

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しかも・・・
こちらの素敵な夏塩沢は、
特注で、同じ生地でbagも作ったそうで
それも合わせてお下がりしてプレゼントして下さったのだとか。


イメージ 24こちらの会では、
毎回この様にアフガンの
子供たちの支援の為に
募金を徴収しています。


そして、毎年忘年会の時に
それぞれの着なくなった
着物などを持ち寄って
チャリティーオークションも
開催されて
その収益と毎回の収益を合わせて
毎年、アフガン支援に送っています。

年末のチャリティーオークションも
誂えて1度手を通しただけ・・と言う
着物を皆さん持ち寄られるのですが
会で1番の最年少の私が
オークションの入札に手をあげると

皆さん、お育ちのいいマダムたちなので
皆さん欲しくても私が手をあげると
みなさん私に譲って下さって
私が手をあげた時だけ
最低落札額で私に落札出来る様にしてくれます。

皆さん、いい所のマダムさんばかりですが
私がただのサラリーマンの嫁だと知っているので
気を使って下さって可愛がって頂いています。



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本当、皆さん素晴らしい作家ものや
人間国宝の着物などを
お召になってやってきますが
こちらのマダムは、特に毎回着物コーデが
見事と言うしかないセンスの良さで
髪型や小物使いまで完璧で
着物雑誌から飛び出して来たみたい。


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何もかもか、一流品ばかりを
身に付けられていて
私の様な庶民は普段目に出来ない物ばかりなので
じっくりと拝見させて頂きました。

目の保養を毎回させて頂けて
審美眼を磨いて頂けるこちらの会に
入会させて頂けて本当幸せです。



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着物の達人ばかりなので
いつも本当着物の細かい事まで
勉強になる事ばかりですが
今回、こちらのマダムが
お召になった紗紬のあまり生地で
着物の時の会食の時に
着物から浮かない様に装着できる
共布のエプロンをご自分で作られて
持参されていました。



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エプロンを付ける時の体の動きで
着付けが崩れたりよれたりしない様に
エプロンの紐もしばらなくていい様になど
色んな工夫がされていていました。

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こちらのマダムのレースの袋帯も
本当涼しげで素敵でした。



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毎回、こちらの会では当日参加者名簿と
前回の会の集合写真が頂けるのですが
今回、私が名前が変わったので
皆さんビックリされて
どうして名前を変えたの~と聞かれました。




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病弱で病弱で
普通の1人が一生に1度なるか分からないような
大病を次から次へとして
病気の問屋みたいな体で
家族の面倒をすべて親戚を含め1人で
今までこの弱った体でして来て事も
今もしている事も、私の名前の画数が
あまりにも悪すぎて、
多病・短命・波乱万丈の運命で
あまりにも幸せの無い人生過ぎて
自殺してしまうか・・・
辛い人生から目を背ける為に
世捨て人の様に引きこもってしまう運命と知って
思い切って改名したと話ししました。


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皆さん、いつも明るくて
そんなそぶりなんてまったく感じないから
私の事を何の苦労も無い裕福なお家の娘さんかと思っていたと
おっしやっていました。


そんな事ないんですよ。
生まれつきの身体障碍者の母と
1歳半の時から親一人子一人で
貧乏のどん底から必死に生きて来ただけなんですよって言うと
そうなの~
まったく苦労なんてしている様には見えないと言われました。



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話してみないと分からない物ね~
私だけが苦労していると思ったわよ~なんて
それこそ本物のマダムが言うから
私の方がビックリ。

そしたら・・・
他のマダムさんも口を揃えて
私も自分だけが、どうしてこんなにも苦労するんだろう~って
思って今まで生きて来たのよって。

でも、言うか言わないかで
皆それぞれ悩みを抱えて生きているのね。
それが人生なのよね~って。



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人生なんて・・と偉そうな事は言えませんが
本当、お金に苦労なさった事の無いマダムさん達でも
話しを聞けば、お金があったらあったで
私の様な貧乏人には想像の出来ない悩みってあるものなんですね。


私は、沢山貧乏を経験したし
今も裕福ではないけれど
貧乏は、苦しいけれど不幸だとは思っていません。


貧乏をする事は、自分には智慧と力があると言う事を
知れる大きな天からのチャンスだと思ています。


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お金が無いと、人間色々と考えて
無い中でどう工夫して暮らしていくか考えるので
もの凄くアイデアが頭に浮かびます。


仏様は、智慧の塊ですが
自分の心の中に仏様が住む・・・と言う究極の
仏様の教えも、貧しさの中で
必死に考えて行動して生きている中に
次から次へと自分の頭の中に湧いて来る智慧が
一体どこからその知恵が湧いて来るのかな~と思ったら
自分自信の中に存在している
仏様が自分自身を助ける為に
智慧を勝手に沸かせてくれていると知りました。


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松下幸之助さんも、
若い時の苦労は買ってでもしなさい・・・と

おっしゃいましたが
真実の言葉ですね。

若い頃の恥じは大人になってからかく
恥じとは違いますよね。


若い頃は、お金が無くても
若さと希望と行動力で乗り越えて行けます。


その人生練磨の経験から
年齢を増して体力知力共に衰えても
若い時に培った生きる知恵は身についているので
人生の試練も乗り越える事が出来ます。



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よく、本当に苦労した人間でなければ
信用する事が出来ないといいますが
その人がどれだけ苦労して来たか・・・は
その人の手を見れば分かるんだと
若い頃、お金が無くてクラブホステスのバイトを
していた時に、偉い会長さんに教わりました。


美容師をしながら、ハサミのローンを払うのに
夜バイトしていた私の手を取って
その時まだ23歳でしたが、
30過ぎて手をしているね。

明るい笑顔の陰で、大変な苦労をして来たんだね・・と。

そういう人間は苦労がすべて
将来人間的魅力として輝いていくんだよ。

だから、今は辛くても自分に
負けたらいけないよ・・と励まして頂きました。


そんな私も9月で45歳になりますが
いくら中高年と言っても
同級生の友達の白魚の様な美しい手と
自分のおばぁちゃんの様な
皺しわの手を比べると愕然としてしまいす。


こちらの会のマダムは、
お着物も毎回素晴らしいですが
付けられる眼鏡のフレームから
指輪や帯留めまで
一流の物を身につけてこられます。

私は、こんな皺しわの手なので
普段は、指輪なんて似合わない手なので
付けませんが、着物の会の時だけ付けて行きます。



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20歳の時に、着物世界を覗いてみたくて
美容師を1度辞めて、三松呉服店に勤めたのですが
大手の全国チェーンの着物屋さんだったので
毛皮部門・宝石部門もあって
大きな展示会の時は、
着物と毛皮と宝石も一緒に展示会をします。



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呉服店は、たった1年しか勤めませんでしたが
たった1年で500万も着物や宝石や毛皮を
ローンで買いまくりました。
若気の至りですね。

今なら500万も借金なんて
恐ろしくて出来ないけれど・・・・
若い頃って、払っていける・・と言う
何の根拠もない自信があるから
若さって美しいけれど
恐ろしさも含んでいますね。



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そうこうして、必死に払った
自分で買った大きな南洋真珠の指輪を
しわしわの手にしていきました。

素敵な指輪ね~と褒めて頂きましたが
私にはまだ似合わないの・・・と言うと
女性の手の皺は一生懸命働いて来た勲章なのよ~って
なんとも涙が出そうな素敵な格言の様な言葉を頂きました。


会のマダムに、メルモちゃん
入会した時はキャピキャピだったけれど
しっとりとした大人の素敵な女性に成長したわね~と
言って頂けたのですが
私入会させて頂いた時は40歳だったから
もうその時点で普通は大人の女性なはずなのに・・と(笑)


普段は、こんな厚化粧はしませんが
パーティーの時は、念入りにメイクして
普段付けない、ツケマを装着して。


ツケマ付けているの~って話題になって
私、普段ツケマを付けると
ツケマが重たくて瞼の筋力が無いから
すぐに瞼が下がって閉じて来て
脳が勝手に眠たいと感じてツケマ付けたら眠くなるから
普段は付けないの・・と言うと、

まつ毛の話題になって、
皆さん年齢的に、白内障・緑内障に悩まれているそうで
なんと・・・
緑内障の治療の目薬を付けると
副作用で、まつ毛が伸びまくるそうです。

しかも、毎月ハサミでまつ毛のカットをしなくては
老眼鏡も掛けられない位の伸び方で
まつ毛も伸びるけど
1本1本のまつ毛が太くなるから
バサバサのツケマを2枚位つけた位なので
まつ毛をカットするのに大変なんだとか。

なんとも羨ましいお話し。

つい、私は緑内障で無い人が
その目薬使ったらダメなのかしら~と聞いてしまいました(笑)


私も癌を経験していますが、
会の参加者も癌の経験者が沢山います。

その癌の治療薬によってみんな薬が違いますが
癌の治療薬の副作用でも
まつ毛が伸びまくる薬があるそうです。





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家に帰って来て、うちの母に
ね~ママ、緑内障の目薬入れたら
まつ毛をカットしなくちゃいけない程
伸びるんだって・・と話すと
母は、私白内障の目薬入れているけど
まつ毛伸びないわ~。

緑内障だったら良かったのにって。

そんな事考える、うちの73歳の母も
いくつになっても女性は、美しくありたいのだな~と
つくづく感じました。



他に、眼瞼下垂の手術をされた方が
年齢でまぶたの筋力が下がって
瞼が上がらなくなると
肩こりと頭痛が酷くなるそうで
思い切って手術したら
肩こりも頭痛もスッキリと治ったそうです。

眼瞼下垂の手術は、眼科でも美容整形でも
しているそうで、
やはり70過ぎても、顔の手術だから
失敗したら怖いから・・・と
眼科では無く、美容整形でしてもらったそうですが
綺麗に二重の線にそっと切って手術してくれたので
傷が目立たなくてとっても綺麗でした。

美容整形でも、眼瞼下垂の手術は
保険が利くそうです。


私も、ツケマを付けたら
瞼が閉じて来るので
眼瞼下垂なのかな~ってちよっと心配になりました。


今回も、素敵な着物を拝見させて頂いて
楽しい為になるお話しも楽しめて
とっても素敵な1日でした。