Team
チーム紹介
EnergyShiftメディア・編集チーム
エネルギー業界に新しい風を。
目標はあるけど、正攻法がない。答えもあるか、わからない。
道なき未知を、突き進む。
What is EnergyShift?
今回は、EnergyShiftに携わる人たちへインタビュー。
このメディアでは、電力自由化、気候変動、テック、EV、蓄電池など、エネルギービジネスに関わることならなんでも取り扱っている。
こんなに専門的で充実したコンテンツが無料で利用できるのは驚きだ、との声もある。
長年業界に関わる編集者達による、ここだけのオリジナル記事が目玉。毎日厳選して配信する業界ニュースも必見だ。著名人による対談イベントなども主催している。
久保田(くぼっち):EnergyShiftプロダクトマネジャー。3度の起業を経験し、現在は新規事業コンサル会社のCEOも兼任。
藤村(ともさん):EnergyShift編集長。2009年より太陽光発電の報道に携わり、その後再生可能エネルギーや電力システム改革全般まで取材・執筆を拡大、現在に至る。
岩田(がんたろう):配信するキュレーション記事を収集、オリジナル記事の管理を担当。前職は不動産会社で賃貸物件の仲介を担当。
本橋(もとさん):オリジナル記事の企画、原稿チェックなどを担当。フリーランスの環境エネルギージャーナリストからジョイン。
どんな人にもチャンスはある。業界のビジネスを盛り上げてほしい。
―EnergyShiftが発足した経緯を教えてください。
ともさん:持続可能な世界のために再生可能エネルギーのメディアを作りたい、という社長の思いから始まりました。このメディアをきっかけにエネルギー業界への新規参入を促し、オフカーボンを加速させる、ということを軸にしています。世界では気候変動リスクによって投資先が変わってきたり、再エネの価格破壊によって脱炭素化が日々進んでいます。
がんたろう:ですので業界人はもちろんのこと、エネルギー関連のビジネス参入のとっかかりを探している人にも合う内容になっています。新規事業を手掛ける人にも読んでもらいたいです。色んなところからエネルギー業界のビジネスを盛り上げてもらいたいです。
―みなさんの業務を教えてください。
くぼっち:大きく分けてEnergyShiftには、アプリ開発とマーケティング、編集のセクターがあります。その中で私は、アプリ開発のマネジメントと、マーケティング分野では全体のブランディング、広告運用、イベントの企画運営をしています。
ともさん:私は編集長として、編集に関するもの全てを請け負っています。ライターの手配や取材アポ、ものによっては執筆もします。校正等もしており、最近はコスト管理にも力をいれています。
がんたろう:管理や事務的なものが多いです。閲覧数・コメント数・原稿執筆依頼・支払い・スケジュールの管理など。寄稿者探しや、依頼書作成、取材同行もします。キュレーション記事の選定や、オリジナル記事の校正校閲、イベントの設営もします。
もとさん:僕は大まかに言うと、執筆者を探して交渉・依頼をしたり、自身で取材したり原稿を作ることもあります。校正や編集、リライトを行った上でともさんに原稿をお渡しし、がんたろうがアップする。という流れでやっています。
日本の再エネの基盤になりたい。
―入社歴の浅いお二人(がんたろう・もとさん)に質問です。このチームならではのことや、印象に残っていることはありますか?
がんたろう:当初、オリジナル記事の制作にあたってのスケジューリングが大変でした。必要なデータをまとめたり、校正したり。慌ててやったせいか、ミスがポロポロと出て…。結局時間ギリギリの配信になり、もうこんな思いはしたくない、と(笑)。その教訓から、前日までにはアップできるよう努めています。話を聞きたい方の取材ができたり、著名人と人脈ができるのも、このチームならではだと思います。
もとさん:この業界には長くいるのですが、自分の思ったものを取材して世の中に出せるのが、特にこのチームならではだと思います。気候変動やエネルギーって、日本ではあまり盛り上がっていない。知る人ぞ知る、という感じなのですが、世界を見渡すと全然そんなことはない。日本は置いていかれている。変えていかないと、という思いで動いています。日本の再エネの基盤になれればいいな。
テーマは柔軟に。軸は、社長相手でもブラさない。
―今までにこだわってきたことや、意識して続けてきたことは?
くぼっち:最初にこのメディアを新規事業として形にするというミッションがありました。新規事業を立ち上げるのはとても難しいことで、経験がある人は独立してしまう。そんな中で新規事業を立ち上げることが私のミッションだった。時には社長が言ったことに対してもNOと言わないといけないこともあって。でも、何が自分のミッションで、何をやるべきか、っていうことを軸においてブレずにやってきた。
ともさん:まずは一般の人達にエネルギーへ興味を持ってもらうためのメディアにするか、ニッチなこの業界で、一人だけでも再エネを普及させるキーパーソンを作るようなメディアにするか、という二択があった。最初は後者の方針でした。そのあと、エキスパート(エネルギー関連の著名人)がどんどん増えて。50人あたりになったとき、彼らからコメントしてもらえるような記事を企画しましょう、となった。今は「業界のことは知らないけど儲かりそうだから来てみました」という人達に響く記事を考えています。ターゲットごとに、柔軟にテーマを変えることが意識してきたことかな。
社長は海賊王?
―会社に対して特徴的だなと思うことは?
ともさん:自由であることと、明確な責任があるということ。責任を負うのは大変です。
がんたろう:活気があります。あとは、優しい人しかいないな、と思います。前職は過酷な環境だったので、なおさら感じます…。オフィスに関しては食べ物も飲み物もあるし、喫煙所もあるし、全体的におしゃれだな、と思います。がっつり会社の事情に突っ込んでいないのでなんとも言えないのですが、グレーなこと、よくないことはやらないクリーンな印象があります。
もとさん:ワンピースの海賊船みたい、ですね。モンキー・D・かんちゃん(かんちゃんは代表のニックネーム)、って、素敵じゃない?ルフィには海賊王になるという明確な目標があるように、それぞれにも目標があって、上下関係がない中で喧嘩もしながら、ひとつの場所でミッションをこなしてる。ティール組織って言うのかな。先進的だし、面白い。
くぼっち:みんながやりたいことをできる環境にある。動くかどうかは本人次第で、受け身だと何も成果をあげられない。この組織のいいところであり、難しいところでもある。誰かに言われたから、っていうのだと、良いものは生まれない。どれだけ自分が前のめりで当事者意識を持ってできるかが問われる。それがこの組織の特徴かなと思います。
ひとりひとりがキーパーソン。
―もとさんが入ってきて変わったことは?
ともさん:編集が一人だったので、とても楽になりました。人脈もおありなので、困ったらもとさん。みたいになっています。
がんたろう:4次元ポケットのごとく人が出てきますね。
ともさん:「ちょっとした小ネタが欲しいな~」と言うと、「書こうか?」と言ってくれる。「編集もできますか?」「うん、しよっか」って。
―みなさんにとって、がんたろうはどんな存在ですか?
ともさん:希望してた業務とは違うはずなのに、緻密に校正してくれている。進行管理がしっかりしてて、余裕をもってつついてくれるのも助かってます。
くぼっち:1から10まで言わなくても察してくれる。やりたいこともあるだろうけど、今やるべきことを前向きに取り組んでくれている。そういうところが評価されて、今後やりたいことも任せてもらえるようになるんじゃないかな。
―くぼっちはどんな存在ですか?
もとさん:こういうメディアとか業界紙なんかはゆるゆるになることも多いけれど、彼がいることによって全体がしまっている。
―ぶれない。芯がある?
がんたろう:そうそう。見習わなきゃ、と思います。
くぼっち:まぁそれが仕事なので。
もとさん:この業界は口約束が多いんです。この前、本を出したんですけど、本が出てから契約するんだよね。そういうルーズな世界だから、これだけかっちりしてるのはすごいな、ありがたいなって思います。
―ともさんはどんな存在ですか?
がんたろう:編集で困ったらすぐ聞いちゃいます。困った時のともさん。困ってない時も、いてくれるだけで安心感がすごい。連絡を入れたらすぐ返事をくれるし、最終チェックも編集長なのに率先して頂いてます。
もとさん:今度イベントの司会もしますしね。
ともさん:なんでもやりますよ。
―本日はいらしていませんが、もうお一人の編集者であるこもやんの役割は何ですか。
ともさん:オリジナル記事においては、企画やテーマが大事で。どうやったらうまく、面白くできるかをすごく丁寧に考えて頂いています。彼の立てた面白い企画の取材依頼は、結構受けてもらえるんです。困ったときには執筆してもらうことだってあるし、緊急な事態にも対応してくれる。そんな人。
もとさん:メディアに関してのプロフェッショナルで、刺激を受けています。
「考えすぎ」は、ない。答えがないから、終わりもない。
― 一番大変だったことは何ですか?
ともさん:個人的には立ち上げ期。2019年6月に正式リリースしましたが、その前の半年間は経営層も交え、メディアのあり方を土日を使って議論しました。走り出してからはトライアンドエラーの繰り返しなので、走り出しのゼロからイチが大変だった。納得がいくまで話しました。
くぼっち:一番大変なのは、今。形にするのは大変ではあるけど、形にする方法はある程度決まってる。そういうときはやり尽くすだけなんだけど、目標数値までどうやったら到達させられるか答えが無い状況で、模索しながらやらないといけない。そもそも方法があるのか。見つかるかもわからない。未知。未知だから大変。
がんたろう:どうやったらこのメディアはペイできるのか?指標は何か?という数字の感覚がつかめないのが、なんとも。僕の場合は業界に長くいたわけじゃないので、何が正しいかの判断が難しく、手探りです。
リアクションがモチベーションに。
―そんな中での達成感や、やりがいはどこにあるのでしょうか。
ともさん:目標にはまだ乖離があるので、それがクリア出来たら達成感になるんだろうなと。なので、それに向けて、がんばります。
がんたろう:数字が伸びた時。読者が注目するテーマや内容はこんなものなのだな、というのが見えると、面白いです。あとは小さいことですけど、スケジュールや業務が安定してきたことが達成感というか、良かった、って感じです。
くぼっち:お会いしたユーザーから「見てます」とか「良いですね」と言ってもらえるのが一番のやりがい。喜んでもらっている、というのが実感できたときかな。
EnergyShiftを知らない人には、もぐりって言いたい。
―今後、力を入れていきたいことはありますか。
もとさん:余裕ができたらインタビューをもっとしたい。人に会うことが重要だなと。このメディアを知らないともぐりなんじゃないか、とか、こいつらとは付き合っておかなくてはいかんなぁ、と思われるところまでいきたいですね。
がんたろう:僕は外に出たいです。出たいなあ。外に出て、社内の人に繋げることをしていきたいです。橋渡しのようなことですね。
もとさん:あと一人、入ってきてくれるとやりやすくなるね。
もとさんみたいな人。もとい、好奇心のある人、募集。
―どんな人に参加してもらいたいですか?
がんたろう:もとさんみたいな人。編集経験があって、色んな人と知り合いで、自分でも執筆できるし、相談したら取材できそうな人を紹介してくれる。もとさんみたいな人に囲まれたい(笑)
もとさん:え?その人達に仕事をふって、楽したいって?
がんたろう:いやいやいや!もとさんみたいな人達と接して、勉強していきたいんです!
―もとさんみたいな人、ってハードルがなかなか高いですね。
がんたろう:うーん、そうですね。まずは人やエネルギーに対して好奇心がある人。
ともさん:うん。
もとさん:好奇心がここでは一番大切なんじゃないかな。
がんたろう:あとは、スケジュール管理がしっかりできる人。
もとさん:心当たりが…ごめんなさい。そしたらじゃあ、スケジュール管理ができる人だ。
がんたろう:そしたら進行管理役の僕が不要になっちゃいますよ!笑
もとさん:違うよ!管理は他の人に任せて、外に出るんだよ君はー。
ともさん:あとはカメラが得意な人。取材で撮りますから。
がんたろう:あ、くぼっちさん。今度もとさんに取材同行するので、当日は僕の業務、お願いします。
くぼっち:うん。
…ここで引継ぎするんですか(笑)
がんたろう:カメラのくだりで伝え忘れていたのを思い出したんですよ!取材同行で写真を撮らないと、と思って。
―最終目標は何でしょうか。先日ダウンロード数が10,000突破のリリースがありましたが、今はどんな状況にありますか?
くぼっち:半年しか経ってないし立ち上げ段階ではありますが、日本のエネルギーメディアでナンバーワンになることが目標、です。