・『畜群』として生きるための養成所

 

 

2021年10月28日(木曜日) 『日本経済新聞』記事より

 

日本の学校教育を批判したこの記事、最終的にはノーベル賞やら米大学など西洋権威主義を持ち出して『海外出羽守』へと行きつくのだが、別にそんなところに行かなくても、自分自身の中に「個」があれば、おかしいことにはしっかりとツッコミを入れることは可能である。

 

 

『90年 神戸高塚高校 校門圧死事件』

 

たしかに、日本の学校教育の本質を見れば・・・「遅刻しただけで頭をかち割られる」一言であらわせる。

 

仮に「どんなにバカなこと」でも質問してよいのなら、自然科学以外に歴史や社会問題に対するクエスチョンもOKで、今のバカげたコロナ禍で、学校側が強制する滑稽な対策に親御参戦で挑むのも面白いだろう。

 

 

『コロナ脳と皇族バッシング脳・劣化脳の世界/小林よしのり・泉美木蘭「オドレら正気か?」』

 

まさに「オドレら正気か?」と叫びたくなるほど、データも読めない、科学的思考もできずに、ひたすら「お上(世間)のルール」をプログラミングされたbotたちは、ただでさえも害悪なのに、最終的には冷酷非道な“殺人マシーン”として動き出した。それは今年2月に大阪府高槻市の小学校で、マスクをしたまま持久走をして小学5年生の男児が死亡した事件を見れば、ことの深刻さは凄まじいものだ。

 

日本小児科学会は、2021年の1月に、乳幼児のマスク着用は、窒息や熱中症の危険が高く、自分では外せないこともあるので、それは子ども同じく、保護者や教職員などが注意深く見守るべきとのステートメントを出しています。

 

 

いずれにせよ、親も世間の目しか意識できない「不具者」なら、自己決定権がない子どもにとっては“地獄そのもの”だ。

 

井上正康名誉教授(大阪市立大学)によると、赤ちゃんはお母さんの表情を見てメンタルコントロールをして、お母さんがずっとマスクをし続けて赤ちゃんに口元を見せないのも、赤ちゃんの言語習得や感情を読み取る力の発達を阻害しかねないと危惧される。

 

最愛のわが子のためなら、狂った世間の鼻っぱしをへし折ることくらい、親なら出来るだろうに!

 

 

『9月18日 世界同時デモ京都 四条河原町交差点』

 

小林 聞いた話ですが、小学校に入ったばかりの娘さんが「学校に行きたくない」と言い出して、理由を聞いたら、給食のときだけマスクを外した先生の顔がものすごく怖いと。家族以外のよその人の口元をあまり見ないから、怪物みたいに見えたらしい。

 

大人はマスクをしていなかった世界を知っているけど、小さな子供は世の中を意識し始めたときに、周りはみなマスクをしているのが当たり前の世界になっていくかもしれないわけで。

 

井上 子供さんへのメンタル面での影響が心配です。

 

『コロナとワクチンの全貌』 小林よしのり 井上正康 共著 小学館新書 67~68頁より

 

 

『【大西つねき】子どもたちの「今」を守る』

 

もう少しマスクに対する論考を深めていきましょう。

 

口腔内では人間が持つ強大な免疫軍が待ち構え、カミカゼ細胞などの機銃掃射やら対空砲でバラバラに引き裂かれてしまう「戦場」であることは、小林・井上両氏の対談本で明らかになっている。

 

かの宮坂昌之・免疫学フロンティア研究センター招聘教授(変節前)も、主に空気感染のインフルエンザウイルスについて、ニュースサイト『現代ビジネス』(2019年12月23日付け)「マスクを付けてもインフルエンザ感染を防げない理由」という記事を発表され、その“限定的効果”についての知見をご披露された。

 

 

2021年11月2日号 『週刊SPA!』記事より

 

なるほど確かに、単純な大きさの比較でも、自分の100倍大きい網目にウイルスが引っかかることはなく、主にエアロゾルという観点から話せば、お互いマスクをしていても、一方がとても口臭が酷い場合、そのニオイが両者のマスクを貫通してもう一人に伝わる現実から、経験的にも認識可能な事実です。

 

(井上) 昨年の4月3日から6月2日にかけてデンマークでマスクの感染防御効果を検証する実験が行われていて、昨年11月にアメリカの内科学会が発行している「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」という学術誌に、その分析結果が論文で出ています(※5)。

 

実験参加者をマスク着用推奨群3030人と、対照群(非着用)2994人に分けて1か月観察したところ、新型コロナに感染したのがマスク推奨群42人(1,8%)、対照群で53人(2.1%)だった。マスクをしていない群のほうが感染者が若干多いですが、統計的には有意な差ではなく、結論としては「マスクの効果は確認できなかった」としています。

 

小林 一般のマスクは繊維の隙間が大きいから、微粒子は素通りするし、マスクの横や上下から入ってくるし、目からも入ってくるし、ましてウレタンマスクなんてフィルター効果はほとんどなく、マスクをしていないも同然だから、意味がないといわれてきたけれども、そもそも効果がなかったのは、実は、飛沫や微粒子に感染症のあるウイルスがほとんど含まれていなかったからだと。

 

『コロナとワクチンの全貌』 小林よしのり 井上正康 共著 小学館新書 86~87頁より

 

文字通り、飛沫(人の唾液)には、大量の免疫で内包されていて、ウイルスにとっては“八つ裂き場”のような修羅地なので、ほとんどウイルスは生息できず、仮にPCR検査をして「陽性」が出ても、それはウイルスの死骸という結末に終わる。

 

 

『ゴーマニズム宣言 コロナ論2』 小林よしのり 12~13頁より 扶桑社より

 

日経新聞の冒頭にもどり、こういう「質問をすること」が、科学や社会の発展に大きく寄与することだが、ひるがえってコロナ脳がいかに反知性主義で、数に物を言わせるイキリ軍団なのかがご理解いただけるだろう。

 

 

結局、前記事でもお話したように、大方の日本人の「判断基準」『世間様』という畜群根性だから、滑稽な事態を延々とつづけている。

 

(小林) 日本人にしても、ウレタンマスクという、何もかも素通しの“なんちゃってマスク”をしている人がけっこういて、こういう人たちはマスクをしてないのも同然なんですよ。マスクをしているように見えるだけで、してないのも同然。そういうのはOKなのに、マスクせずに店に入ろうとしたら、やいのやいの言われる。なんなんだよ、それ。

 

井上 科学的に効果があるかないかではなく、日本人が気にするのは“人の目”ですからね。

 

小林 しかも、ワクチン打ったら、もうマスクしなくていい、みんなマスクをはずすにはワクチン打つしかないって言っていたのに、いざワクチン接種が始まったら、「ワクチン打ってもマスクはずすな」と言い出す始末ですよ。

 

井上 いや、本当に今回のコロナ騒動は根深いですね。これはね、日本人の遺伝子ですよ。ずっと変わらない日本人の遺伝子。

 

小林 遺伝子ですか。それはちょっとがっかり。

 

『コロナとワクチンの全貌』 小林よしのり 井上正康 共著 小学館新書 133~134頁より

 

「同調圧力の遺伝子」と聞いて、過去の関東大震災の朝鮮人虐殺も、アジア・太平洋戦争の口火を切ったのも、それは政府以外に「国民全体」が望んでいて、反逆者には不逞鮮人や非国民のレッテルを貼るという歴史を振り返れば、その“子孫”である現在のコロナ脳大衆の危険性を強く認識できる。

 

 

2021年10月28日(木曜日) 『日本経済新聞』記事より

 

またワクチンパスポート関連な政策についても、決して明文化させてはならない事案だろう。

 

井上 子供の集団接種については、日本小児科学会と日本小児科医会が6月16日に合同会見を開き、集団接種は問診や同意の確認が難しいのと、副反応が起きたときの対応ができないなどとして、集団接種には慎重な姿勢を示しています。子供のほうが副反応が起きやすいと考えれますから。

 

小林 自分の子には打たせたくないと考えていても、集団接種となったら、同調圧力が生まれて断りにくくなる。子供は副反応が出がちだし、心筋炎のリスクが高まることも予想できるしで、デメリットしかない。そもそも子供はACE2受容体が少ないから、コロナに感染しにくいわけですしね。これは本当にありがたいことです。

 

『コロナとワクチンの全貌』 小林よしのり 井上正康 共著 小学館新書 66頁より

 

 

『#77ⓟ 新型コロナワクチン有効率95%の意味を正確に知っていますか?』

 

本当の意味で科学を大切にする人たちは、自らの承認欲求や金銭のために靡くのではなく、世間で「当たり前の認識」に対して、己の知性を働かせて、物事の本質を見出すことだと思います。

 

 

<参考資料>

 

2021年10月28日(木曜日) 『日本経済新聞』記事

 

・『コロナ脳と皇族バッシング脳・劣化脳の世界/小林よしのり・泉美木蘭「オドレら正気か?」』

 

・『コロナとワクチンの全貌』 小林よしのり 井上正康 共著 小学館新書

 

・『ゴーマニズム宣言 コロナ論2』 小林よしのり 扶桑社

 

・2021年11月2日号 『週刊SPA!』記事

 

・Youtube動画 『90年 神戸高塚高校 校門圧死事件』

 

・同 『9月18日 世界同時デモ京都 四条河原町交差点』

 

・同 『【大西つねき】子どもたちの「今」を守る』

 

・同 『#77ⓟ 新型コロナワクチン有効率95%の意味を正確に知っていますか?』

 

 

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