前回の記事

 

-小林よしのり「ワクチンテロリズムを駆逐せよ」-

 

 

・「両論併記」の存在しない 異常世界

 

 

 

 

 

 

2021年11月9日・16日号 『週刊SPA!』記事

 

ワクチンというケミカルな「異物」を投入して、死ぬまでリスクにおびえるよりも、その年々のウイルスに曝露感染して「抗体」をつくる方が、よっぽどナチュラルで健康的である。

 

 

『衆議院選挙の結果と今後について(Live配信2021/11/1)』

 

私は「自由を愛する」意味では、小林氏も大西つねき氏と重なる部分があると思っているが、いわゆる「リベラルがリベラルでない件」については、この非常事態の中で、本質的に彼らがそうでなかったという話は、日本の歴史で既に起きていたことでもあった。

 

 

かつて帝国政府に反対し、日朝両民の「連帯」を説いていた明治リベラルが、朝鮮併合の際にこぞって慶事を祝った事実を振り返ってもそうだ。強大な権力によって物事が決定的に動いたとき、今まで並べてきた口先だけの御託はどこかに消え去って、まさに「裸足で逃げ出す」かのごとく、マジョリティ側に呑み込まれていくさまは、現代のコロナ禍でも垣間見える現実です。

 

ひるがえって、『体制側』についてはどうだろうか。

 

 

 

結局、彼らは安全圏から言いたいことだけ並べて、討論する勇気も覚悟もない連中であった。

 

プロパガンダで洗脳してしまえばこっちのものと、大衆は舐められるに舐められ、ワクチンという人々の命や暮らしに関わる重大問題について真正面から向き合わず、製薬会社をスポンサーに戴くマスメディアも、こぞって「両論併記」を放棄した『大本営報道』を見てると・・・この国の現状はとても危ういものであると実感する。

 

 

『コロナ禍の終わらせ方/小林よしのり・泉美木蘭「オドレら正気か?大阪LIVE」』

 

そんな中、各界から論客を集めた『オドレら正気か?』のライブ講演が大阪で行われた。

 

視聴した感想としては、コロナを巡る重要な問題提起を、それぞれの立場から発言され、この世の中を覆う「おかしさ」について、とても本質的な議論が交わされた濃ゆい内容となっております。

 

それがゆえ、動画時間が「4時間14分」という大ボリュームとなり、お時間のない人々向けに、動画を数日間にわたってウォッチ解析して、個人的に気になった個所を随時記事に起こしていきたいと思います。

 

とりわけ、井上正康名誉教授(大阪市立大学)のご意見は含蓄深く、動画1時間あたりで、現在の製薬資本なるものが「国家を凌ぐ存在」となり、ワクチンはもとより、先進国で使用中止になる抗がん剤や、コレステロールや血圧剤など、資本主義の構造上の中で育ってきた数々の医療利権の現実を、今回のコロナ禍で人々が「可視化できる」レベルにまできたことです。

 

視聴率を稼ぐために、恐怖心を煽るメディアしかり、私たちが生きるために培われた「ひとつの感情」をハックされ、この平和すぎる時代に、突如として「コロナによる惨状(イタリアやスペインの修羅場)」を見せつけられた先に生み出された“バグ”が、今回の騒動の発端であるということも、すでに縷述したマスコミや医学会のメインスポンサーとして君臨する製薬企業(動画49分8秒以後)にしても、さきの『資本主義の悪癖』のなかで絶えず醸成されてきた。

 

だから、どこかの“悪の組織”を叩いたところで、金で支配する「構造」が残っている以上、その繰り返しになるだろう。

 

また小林よしのり氏との絡みで、なぜ日本人が、これほどまでに「従順に」全体主義を受け入れるのも、井上氏はひとつの指摘をされ(1時間5分以後)、四方を海(万里の長城)に囲まれて数千年生きてきた日本人にとって、ある種の『思いやりの精神』で国家運営するやり方が定着して、それに抗い「個人を通す人間」は、たちまち村八分にして削除されてしまう文化だと述べました。

 

これとは対極にあるのが「海賊(略奪者)の遺伝子」を持つ欧米諸国であり、常に私利私欲を追い求め、他国を侵略するときも、シャブ漬けにして香港を分捕ったり、現在の人体実験にかけるような政策を平気で行える反面、自らの不利益に対しては断固として「抵抗する」側面を見せる。

 

 

そのような文明論的な話から、具体的なコロナ対策の話まで、実に内容はシームレスだが、こと現代人というのはある種の「清潔至上主義」に陥って、アルコール消毒についても(動画2時間40分以後)、元々の「コスメティックス」としての皮膚の汗や脂など、あれこそが感染防御のバリアとして機能しているわけで、アルコール消毒というものは、そういうものを根こそぎ破壊してしまって、逆に皮膚病を誘発し、免疫力を下げることに繋がるとして、基本的には「手洗い」を奨励し、唯一水のないところや、糞口感染のリスクの高いトイレにのみアルコールスプレーを置くことが科学的な対策であると述べられました。また、漫画家の倉田真由美氏が動画2時間20分50秒において、常態マスクでトイレを利用することでウイルスや細菌付着した不潔さを指摘したところ、井上正康氏はこうした状態を「汚れたエアコンのフィルター」を、絶えず口元に付けていると同じと例えられたときに、私は思わずゾッとしてしまいました。

 

話はワクチンへと移り、先に提示した「医療利権の実態」についても、動画2時間54分以後において、いわゆる“免責協定”というものがあるという。具体的には、ファイザーやアストラゼネカなどの製薬企業が、世界中の国と契約を交わして、接種をめぐる死亡や副反応、後遺症などが引き起こされても、一切責任を取らず、その補償なりは購入者である政府が「税金で肩代わりする」というビックリするような現実がある。

 

こうした遺伝子やメッセンジャーRNAワクチンなど、まずもって日本の「従属国」である台湾の惨禍は前者によるものだし、動画2時間58以後で語られる「ワクチン教育の杜撰さ」は去ることながら、今回のSPAゴー宣作品でも触れられるスパイクタンパクが卵巣や精巣に蓄積され、子どもの不妊リスクの増加を考えれば、それを全国民レベルでワクチン接種を行なってしまったシンガポールとイスラエルは、将来「絶滅国家」に瀕するのではと井上氏は危惧される。

 

これにより、“ワクチンによる人口削減”は陰謀論などではなく、現実の危機として浮上するのである。

 

 

 

はてさて、動画内容は『第2部』へと移り、市井のワクチン接種の問題については、先だって井上氏は2時間49分30秒において『忖度文化』の日本社会において、医療従事者や職域接種で「強烈な同調圧力」が起きることを触れましたが、とりわけ“接種による重症化リスク低下”を認めた上で・・・「ワクチン接種反対は人権侵害」とおっしゃられた楊井人文弁護士(動画3時間12分以後)は、現在の大衆意見を反映した貴重な内容だろう。

 

ここで議論は白熱するわけですが、このような「外側の意見」の論客を交える意味で、小林よしのり氏はたいへん立派でした。

 

現実の「ワクチン接種」を見てみれば、ワクチンによる副反応や死亡事故を隠蔽して、ひたすら「利他主義」による接種洗脳を振りまくマスコミの姿を見れば、これはどう考えても“フェアな状況ではない”と思うのがスタンダードでしょう。

 

「任意」という言葉はどこかにいって、実際は『世間』という“独裁者”によって、職域接種という「生活」の首根っこをつかまえたリンチが罷り通っている。無論、逆らえば職を失う結果にも繋がるだろう。

 

 

『ワクチンを打たないという理由だけでクビになります【USJの朝食&独り言』

 

これは日本にとどまらず、同様の現実が海外でも起きているのだから、コロナ禍をめぐった「異常事態」の凄まじさは地球規模にまで達している。

 

こうした『未接種者への差別』について、今回の座談会で倉田真由美さんが鋭く指摘され(動画3時間16分40秒)、ワクチン接種における「小さな分断」が、やがて取り返しのつかない事態に発展することを述べられたときは、ワクチンを打っていない自分としても危機感を感じたし、ワクチンパスポートなんてものは、行きつく先の『悪夢の終着駅』だろう。

 

井上正康氏は、いわゆる“接種者への特典”について「駄菓子につられる日本国民の民度が問題」であるとバッサリと切り捨て、医療の本質に立ち返った場合、「接種の自由」はリアルの逼迫さを無視した単なる戯言(たわごと)としました。

 

しかしながら、今の世の中の「認識」としては(動画3時間20分28秒以後)、小林よしのり氏が指摘されたように「実際のコロナワクチンが猛毒である」事実が理解されないのが現実である。文字通り・・・「危険性を理解する科学者」と「素人である大衆」とのギャップは相当で、1%で100万人が視聴するテレビ世論で『ワクチン全体主義』が構築されれば、その「利便性」に人々は振り回され、かの『薬害エイズ事件』についても、小林氏が過去の経験則から反芻し、今は亡き西部進氏も、同様の事態に陥った当時の大衆を批判された。

 

いずれにせよ、打った人は「自分を肯定したい」のです。

 

仮にも、それが猛毒であると意識してしまった暁には、この先一生つきまとう激しい後悔に苛まれ、一歩まちがえれば精神崩壊してしまうだろう。これは近しい家族に勧めて、あまつさえ死亡事故や後遺症を患えばなおさら、仮にワクチンによる副反応を認めても、その有効性にしがみつくことは、自我を守る防衛本能だと思うし、仮に私が同じ立場なら、そうしていたと考えます。

 

中には、接種時の激しい苦しみを味わった人が、同じ「地獄」に引きずり込みたいという意識から、未接種者への圧を加えるという話も聞くし、動画3時間29分40秒以後においては、コロナの本質を見据え、ノーマスク診療を貫き通す金城信雄医師「そもそも接種群と非接種群の両方が居なければ、ワクチン接種の安全比較ができない」ゆえ、非接種者たちは、とてもありがたい存在であると、井上氏はこうした現実に科学的に判断したとき、すぐさま「レッドカード」を提示しなければならないこと、続くインフルやコロナの「ダブル接種」による韓国での死亡事故や、論文を読まない医療従事者なども、問題は方々に山積するなか、小林よしのり氏が(3時間36分43秒以後)で、いろいろ問題はあるけれど、とにかく「外側の人々」を説得しなければ、このコロナ禍を終わらせられないとして、ワクチン接種による心筋症について「最近になって」厚労省が自らのホームページで発表していることを指摘された。

 

 

つまりこれは、大勢の被検体にmRNAを打ち込んで得られた知見であり、皮肉にも『人体実験』をおこなった成果である。

 

 

こうした事実がひた隠しにされ、やれベネフィットがリスクを上回ると、どうして言えるのだろうか。

 

もはやこれは「意見の押し付け」という次元の話ではない。

 

動画の中で語られていたが、どれだけ小林氏や井上教授の本が売れたとしても、マスコミ権力には歯が立たないし、待ったなしでワクチン接種は進み、今度は幼い子どもたちに対しても計画されている。このような極めて「アンフェア」な状況で、庶民の知性に期待して『(接種・非接種)どちらも尊重』というのは、もはや「お花畑」の論理に過ぎません。

 

最後になりますが、井上氏も「物事には時間がある」とした上で、今現在の国や社会の暴走に対して、すべて後の祭りになったときに「あの時おかしいと思ってた」なんていう発言は戯言であると喝破された(3時間55分以後)。

 

今、私たち一人ひとりが置かれている“瀬戸際”に対して、徹底して抗うことが、なにより求められていると強く実感しました。

 

 

<参考資料>

 

・2021年11月9日・16日号 『週刊SPA!』記事

 

・Youtube動画 『衆議院選挙の結果と今後について(Live配信2021/11/1)』

 

・同 『コロナ禍の終わらせ方/小林よしのり・泉美木蘭「オドレら正気か?大阪LIVE」』

 

・同 『ワクチンを打たないという理由だけでクビになります【USJの朝食&独り言』

 

 

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