国連が破産寸前 最大の分担金滞納国はあの国 | 夢老い人の呟き

夢老い人の呟き

願い望むは願望  夢は寝てみるもの 儚く叶わぬもの
  人に夢と書き儚  夢に人と書き夢人 
    夢と人の中に老いが入り夢老い人  儚く老いる独り言


テーマ:

今、国連が破産しそうだというニュースが話題になっていますが・・・・話題になっていない?・・・・ 加盟国が分担金の支払いを遅らせているため、破産寸前で現金がすぐに底をつきそうだとの事です。

 

一昨日の26日時点で加盟国193カ国のうち、最大の資金拠出国である米国を含む81カ国が分担金を払っていないとの事で、米国以外ではスーダンやアンゴラ、ケニアといったアフリカ諸国や、イランやシリアなど中東諸国、北朝鮮などが未払いとなっています。

 

お金が無い国や中東や北朝鮮は分かりますが、米国が払っていないというのは意外でなんとも納得し難いと思います。トランプ政権となってからアメリカが世界の警察、世界の憲兵を止めたとしても、世界に果たすべき役割・義務はあるはず。それを放棄したら世界の○○○○となってしまいます。(○にはご自分の好きな文字を当てはめて下さい)

 

という事で、国連のメッセージをご紹介します。

 

以下 国連広報センター

国連を正しく知るためにより引用

  • 平和、開発、人権/人道、環境、民主主義の促進、テロリズムとの闘いなど、グローバルな諸課題に取り組む国連は、世界中の国々、世界中の人々のために活動しています。しかし、財政的な問題のためにその力を十分に発揮することができていません。2012年10月5日現在、加盟国の分担金の滞納は約8億5,500万ドルにのぼっています。
     
  • 分担金の滞納額が最も大きいのは、国連職員の数が加盟国中最大である米国です。2012年10月5日現在、米国の滞納額は7億4,400万ドルにのぼっています。
     
  • 2012年の国連通常予算は約25億7600万ドル、日本円で約2,318億円(1ドル=90円換算)です。この予算で、ニューヨーク、ジュネーブ、ナイロビ、ウィーンをはじめとする世界各地の国連事務所の運営をまかないます。この金額は、東京都世田谷区の平成25年度一般会計当初予算額である約2,423億円とほぼ同じです。
     
  • 国連は軍隊をもっていません。各国政府は、世界各地に展開する平和活動に、自国の兵士や、文民警察官、装備などを提供します。いつ、どこに平和活動を展開するかを決めるのは国連事務総長ではなく、安全保障理事会の理事国を務める15の国々です。(日本はこれまでに非常任理事国を最多の10回務めました。- 58-59年、66-67年、71-72年、75-76年、81-82年、87‐88年、92‐93年、97‐98年、2005-06、09-10 -)
     
  • 2012年12月31日現在、世界に展開する平和維持活動は14件。2012年7月1日から2013年6月30日にかけて、平和維持活動予算は、約73億3,000万ドル。ちなみに、SIPRIによれば、2011年の世界各国政府による軍事支出は約1兆7,380億ドル日本円にて約156兆4,200億円(1ドル=90円換算)です。
     
  • ニューヨークやジュネーブなど世界各地の国連事務局で働く国連職員は4万3,747人(2011年6月20日現在)です。ちなみに、2012年3月末現在、トヨタ自動車(単体)の従業員数は約6万9,148人です。
     
  • 2013年の国連通常予算分担率が大きい国は、米国(22.0%)、日本(10.833%)、ドイツ(7.141%)、フランス(5.593%)、イギリス(5.179%)、中国(5.148%)、イタリア(4.448%)、カナダ(2.984%)、スペイン(2.973%)、ブラジル(2.934%)です。
     
  • 平和と安全を維持するためにはリスクが伴います。1948年以来、国連平和維持活動に参加した約120ヶ国3,080人以上の平和維持兵が、その職務の遂行中に命を落としました。

 

 

加盟国の分担金の滞納は約8億5,500万ドルに対し、アメリカの滞納額は7億4,400万ドル。

滞納金の殆どがアメリカという状況です。
残念ながら2012年10月5日の滞納額で、これより新しい滞納額のデータは見つかりませんでしたが、分担金額の上位10ヶ国はご覧のとおりです。
 
 
多分トランプ政権となってから、アメリカの滞納金はさらに増えているのではないかと想像します。
また中国はGDPではとっくに日本を追い越していますし、購買力平価GDPはアメリカさえ追い越して世界一ですから、GDPに応じて負担しろと強く言いたいです。
また、対GDPで見て、日本は他国に比べて分担率が大きいように思います。.
 

ちなみに2017年の世界のGDPと購買力平価GDPは次のようになっています。

 

名目GDP

出典:世界経済のネタ帳 世界の名目GDPランキング

 

購買力平価GDP

出典:世界経済のネタ帳 購買力平価GDPランキング

 

という事で「アメリカは金払え」「中国はもっと金払え」と言いたいですが、今、この二国が世界の経済を混乱に陥れていますので、よけいに腹が立ちます。

 

アメリカと中国は責任とってもっと金払え!!!!!!!!!!!!!!!!

と叫ぶヘタレ親父でした。ガーン

AD