山本太郎氏、社民に急接近!? 質問主意書、福島前党首のものと酷似

2013.08.10


何かと注目を集める山本太郎氏【拡大】

 「反原発」を訴えて7月の参院選に初当選した山本太郎参院議員が先の臨時国会で提出した質問主意書が、社民党の福島瑞穂前党首提出の主意書と酷似していることが分かった。山本氏サイドは「手続きのミス」と反省しきりだが、両者の主張はもともとうり二つ。山本氏が福島氏の社民党と“合体”する可能性も取り沙汰されそうだ。

 山本氏は6日、今年の通常国会で廃案となった生活困窮者自立支援法案に関し、7項目にわたる主意書を提出。福島も同じ日に提出したが、山本氏の主意書はすべての項目で福島氏のものと同趣旨で、一言一句同じ箇所もあった。

 山本氏の事務所によると、両氏とも同じ専門家から文案を提供してもらったために生じたミス。政府の答弁書の手続きには多くの時間とコストがかかるだけに、事務所は産経新聞の取材に対し、「今後このようなことがないようにしたい」とコメントした。

 だが、この恥ずかしいミスが山本、福島両氏の近さを改めて印象づけることになった。

 2人は反原発や反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など政策面で共通する点が多い。社民党は参院選で山本氏を支援したほか、参院選後は福島氏が山本氏に統一会派結成を要請した。福島氏は先月25日、「山本氏にとっても活動の範囲が広がる。どういう立場であれ、仲良くやることでは一致した」と述べている。

 背景には、参院選惨敗を受けて福島氏が党首を辞任したものの、福島氏に代わる「党の顔」が見当たらない社民党の事情がある。山本氏も質問時間の確保などの面で、会派入りによるメリットは無視できない。

 競泳用水着姿で「メロリンキュー」と叫びながら踊る怪演でテレビデビューした山本氏。俳優、反原発活動家、参院議員と変貌を遂げてきたその先に「党首」という可能性もあるのか。

 

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