- 1二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:01:13
- 2二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:01:49
(帰ったら布団乾燥機かけよ)
- 3二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:02:16
アヤベが好きだから
- 4二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:03:02
なんでトレーナーに手を振ってるんですか?実はトレーナーの喜ぶ顔が見たかったりしません?
- 5二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:04:47
えっ!?トレーナーさんの喜ぶ顔がみたいアヤベさんだって!?!?
- 6二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:06:32
ちょろいのはどっちなんやろなあ
- 7二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:07:42
へんな人…ってちょっとニヤけながら言ってそう
- 8二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:07:53
ただのちょろいもん同士のお似合いカップルでは!?
- 9二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:08:38
アヤベさんご飯作ってあげるだけで泣いて喜ぶトレーナー
- 10二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:09:38
そんな変な人の為に手を振ってるなんてアヤべさんも変な人ですね〜!
- 11二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:11:36
お前そのめっちゃ笑顔のサムネでそのセリフ言ってトレーナーさんのことはなんとも思ってませんは通じんぞ
- 12二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:11:54
カレンチャン「アヤベさんチョロいな〜」
- 13二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:13:28
- 14二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:15:45
喜ぶのはトレーナーだけじゃないぞ
トレセン学園の仲間達やファンの皆さんも嬉しいぞ - 15二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:17:37
- 16二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:19:23
トレーナーの笑顔を見たいという自分の願いの為に走ってくれてるので妹ちゃんもニッコリ
- 17二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:20:05
アヤベさんは乾燥したい…とか?
- 18二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:27:32
トレーナーが忙しくてレースを直接観戦しに来てないとちょっとむすっとしそう
その後メールか何かで中継見てたけど良かったぞとか言われてまたニヤける - 19二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:29:26
- 20二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:39:14
似たもの同士がよ…
- 21二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:43:02
アヤベさんが好きな人ができたって言ったら色んな感情が止められなくなってボロボロ泣きそうなアヤトレ
- 22二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:44:31
このレスは削除されています
- 23二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:45:44
何するにもトレーナーを連れまわしてほしい
- 24二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:53:14
- 25二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:56:51
布団「アツアツだな〜」
- 26二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 21:58:40
- 27二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 23:28:05
- 282422/04/11(月) 23:36:06
- 29二次元好きの匿名さん22/04/11(月) 23:38:03
しょーがねーなプライベートであにまん漁ってる時に......
- 30あざーす22/04/11(月) 23:51:10
「トレーナーさん。その……大事な話があるの。本当に大事だから……聞いてくれる?」
ある日のトレーニングを終えた後、いつにも増して神妙な顔のアヤベにそう言われた。
一瞬脚のことが頭をよぎったが、少なくとも自分が把握している限りではアヤベのコンディションに問題はない。それに、最近の彼女は少しでも気になることがあればすぐに報告してくれるようになった。
となれば故障のセンは薄い。そうなると家の事情か、それとも俺が想像もつかないような何かか。いずれにせよ、ポジティブな話題ではないような気がした。悪い話はできれば聞きたくはない……聞きたくはない、が。
(でも、打ち明けてくれる以上は受け止めよう。担当として)
いかなる最悪な状況を想定して覚悟だけはしておこう。
1時間後にトレーナー室で話し合いの席を設ける約束をして、ひとまずその場は済ませた。
「悪い、遅くなって」
「謝らなくてもいいわ。時間通りだから」
1時間後。トレーナー室へ行くと制服に着替えたアヤベが座っていた。今のところいつも通りの様子だ。
その向かいに腰を下ろして、部屋の中を見回す。わざわざお茶を淹れるような雰囲気でもないので、さっそく本題に入ることにした。
「……それで、話って?」
「ええ……ああ、その前に、急に付き合わせてごめんなさい。あなたも仕事があるでしょうに」
「気にしないでくれ。なんならこれも仕事のうちだから」
「仕事……そうね。あなたはそう言うでしょうね」
何か引っかかる言い方だが、話の腰を折るのもよくない。ひとまずここは聞き流す。
「ええと……この間、スキーに行ったわね」
「ああ、俺は何回も転んだけどアヤベは上手だったな」
「そうね。あなたが打ち身だらけになって仕方なく湿布を貼ってあげて……って、それは別にいいの。ああもう、うまく言葉が出てこない……」
「落ち着いてくれ。ゆっくりでいいから」
珍しく雑談から入ろうとしたんだろうか。ひとまず落ち着くことが肝要だと伝えると、アヤベはひとつ深呼吸をして冷静さを取り戻したようだった。 - 31二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 00:00:53
「とにかく、今年は好きなことを見つけるためにあなたと色々なことに挑戦しているわね。歌劇を観に行ってみたり、レース以外のスポーツをやってみたり……もちろん星も見た」
「そうだな。新鮮なことばっかりで結構楽しかったよ」
そう、今年の休日はアヤベと一緒に色々な場所を巡っている。猫カフェから天体観測まで色々だ。
別に頼まれているわけでもないのだが、一度決めたからには彼女に嫌がられない限りは着いていきたいのだ。
アヤベの方も最初のうちは申し訳なさそうにしていたが、近頃は良くも悪くも遠慮がなくなってきた……ように感じる。
しかし、何故今そんなことを話すのだろうか。それを聞く前にアヤベの話は続く。
「そういう体験の中で私にもその、普通の生き方みたいなことがなんとなく分かってきたような気がするの。本当になんとなくだけど……それでね、それで……」
珍しく言葉を選ぶような話し方。ここから"大事な話"につながるというのは俺にも分かった。
でも、その内容は予想を大きく超えていて。
「……好きなひとが、できたわ」 - 32二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 00:02:26
じわり、と視界が滲み始めた。袖で目元を拭ってもひどくなるばかりで、目の前のアヤベの姿がどんどん歪んでいく。
彼女が慌てて立ち上がる気配で、自分が泣いているのだと分かった。
「ちょっと、どうして泣くのよ……!まだできたとしか言ってないじゃない」
「いや、その……自分でも分からなくて。そっか、アヤベにもそんな人ができたのか」
真っ先に感じたのは嬉しさだった。
今まで贖罪のためだけに生きていた彼女が少しづつ普通の生き方を知って、ついには恋もできるようになった。一番傍で見ていた大人としてはこんなに嬉しいことはない。
そう、嬉しいだけなら笑えるはずなんだ。彼女の初めての恋路を笑って祝福してあげたい。
なのに、それなのに口角は上がってくれなくて。ただ涙だけが溢れてくる。
とりあえず、俯いたまま話を続けることにした。
「とりあえず、おめでとう。もしよかったらだけど、どんな人なのか教えてくれないか?少し気になって。具体的に誰かまではいいからさ」
「……そうね。まず言っておくけど、男の人よ。それで私より年上で」
「うん」
年上の男性。誰だろうか。アヤベの交友関係にそういった相手はいなかったと思うが……いつも一緒にいるわけじゃなし、出会いくらいあるか。
「少し……いえ、だいぶ危なっかしいところはあるけれど、なんだかんだで分別があって頼れる人よ。本当はもう少し落ち着いてほしいけれどね」
「アヤベには、それくらい元気がある人の方がいいんじゃないか?」
「そうね……カレンさんにもそう言われた」
さらっと言われたが俺より先にカレンチャンに相談していたのか。少しショックだ。
「私の分まですぐ笑って、すぐ泣いて……今泣いてるのはどうしてか分からないけれど、何をするにも一生懸命で。そして……」
こほん、と咳払いがひとつ聞こえた。
「……私がどこへ行っても黙って着いてきてくれる人」
「───え」 - 33しゃあっ22/04/12(火) 00:15:46
顔を上げると、涙がぴたりと止まった。
鮮明になった視界には、少し頬を赤らめて困ったように微笑むアヤベの姿があって。
「あなたよ。私の好きな人は、今目の前で泣いてるそこのあなた」
言葉も出なかった。
アヤベが俺のことを好いてくれている。夢じゃないだろうか?いや、夢であるはずがない。もし全部夢だったら耐えられないかもしれない。
───だって、俺もずっと彼女を好きだったんだから。
「相談したとき、カレンさんから散々鈍いって言われたわ。でもあなたも大概ね?」
「……俺なんかで、いいのか」
やっと出た声はひどく震えていた。
自分でも驚くくらい鼓動が高まってくる。顔にもすっかり熱が集まっていて、泣いたのと合わせて随分ひどい顔をしているに違いない。
「あなたしかいないって分かったの。ずっと一緒にいてもいい……いえ、一緒にいたいと思える人は」
「ねえ……答え、聞かせてくれる?もっとも、断られるなんて思ってないけど」
「……すごい自信だな」
「おかげ様でね。頼んでもいないのにずっと着いてこられたら断られるなんて思わないでしょう。それで、答えは?」
断られるとは思っていないと言いながらも、早く返事は欲しいらしい。
待たせるのは好きじゃないが、彼女の決心への答えだ。形にはこだわりたいと思った。
「今から星を見に行こうか。そこで返事がしたい」
「……ええ、分かったわ。着いていくから答えを聞かせて」
アヤベとふたり、トレーナー室を出て夜空を見上げる。東京の空にしては珍しく、今日は星が瞬いて見える夜だった。 - 34二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 00:16:36
エンダァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!
- 35二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 00:19:05
- 362422/04/12(火) 00:20:21
「ありがとう」本当にそれしか言葉が見つからないよ…
私が見たかった概念が形になってアッ - 37二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 00:21:19
URL保存が確定した瞬間である
- 38二次元好きの匿名さん22/04/12(火) 00:25:01
あー、健康に良い……
- 393022/04/12(火) 00:25:28
あんまり恋愛強者感出てねえなこれ!?まあやっぱトレアヤは最高ですね