■松田秀士氏のオススメ13台
・GRヤリス
・GR86
・リーフe+
・ノートオーラNISMO
・シビック
・ロードスター
・ロードスターRF
・レヴォーグ
・BRZ
・スイフトスポーツ
・218i
・メガーヌ
・アバルト595
ADVERTISEMENT
●GR86
エンジンの2.4L化によって実用域のトルクがアップ。これによってコーナリングの終盤におけるアクセルONでの蹴飛ばし、リアトラクションのコントロール性が格段に向上した。
また、新型レヴォーグで培ったインナーフレーム構造の手法を取り入れ、ボディサイドのアウターパネルを後付けとすることでスポット溶接の箇所を拡大。さらに構造用接着剤を全長16mほど塗布し溶接部の密着性を高めている。
ADVERTISEMENT
これらによってフロントストラット軸曲げ剛性が60%、車体のねじれ剛性が50%向上している。実際、コーナリング中も含めて荒れた路面を通過した時などリニアに路面情報を感じ取れる。プラットフォームは継承だが明らかにボディの塊感が増している。
●ノートオーラNISMO
専用パーツでかためられたエクステリアが嬉しい。これによってオーバーハングが前30mm/後5mm延び全長は+80mmの4125mm。全幅はオーラと変わらず、20mmのローダウンによって全高は−20mm減の1505mmとなった。
前後オーバーハングの延長はテコの原理によって、それぞれのタイヤにかかるダウンフォースを増強する。よって高速走行での安定感が増す。
さらにサスペンションの動きがベースのオーラよりも逆にスムーズ。NISMOは足が硬いという先入観が裏切られ、乗り心地もいい。硬けりゃいい、わけがないことを証明している。ドライブモードのECOがオーラのSPORTモード。やはりアクセルレスポンスを重要視している。
●ロードスター
ADVERTISEMENT
スポーツモデルとしてはローパワーの1.5Lエンジン。そのトルクにギリギリの6速MT。これで軽量化できる。フロントWウィッシュボーン/リアマルチリンクでストロークのあるサス。ステアリングシステム前引きタイロッド。コンパクトでありながら本格派のハンドリングを持つ。
■斎藤 聡氏のオススメ13台
・GRヤリス
・GR86
・RAV4
・マーチNISMO
・エクリプスクロスPHEV
・ロードスター
・ロードスターRF
・BRZ
・スイフトスポーツ
・ジムニー
・トゥインゴ
・メガーヌ
・アバルト595
●マーチNISMO
ADVERTISEMENT
コンパクトなボディに専用チューンの足回り、さらにハイグリップタイヤ=ポテンザRE-11を装備するマーチNISMO。これだけでも軽量ボディを利してきびきびした刺激的な走りが楽しめます。
マーチNISMO Sはさらに過激。強化サスペンションとハイグリップタイヤ=ポテンザは同様。これに加えて専用チューン(ECU)を施したHR15DEDエンジンに換装。116ps/15.9kgmは文句なしにパワフルです。
ボディ補強、専用スポーツシートなど、NISMOパーツも満載。ホットハッチの面白さが存分に味わえる一台です。
●ロードスターRF
クローズドのスポーツクーペ、オープンエアスポーツの2つの顔を持つロードスターがRF。2018年の年次改良でエンジンに大幅に手が入り速さと気持ちよさが増しました。
重心が低く軽量機敏なピュアスポーツのロードスターに対して、RFはメタルルーフを採用しているので重心が高め。機敏な走りは得意としません。しなやかな足回りを持っていてしっとりした走り味が身上のRFは、今どのタイヤにどのくらい荷重がかかっているかが手に取るようにわかります。
まるで体がクルマの一部になったかのような一体感が得られます。遮音性の高さはクローズドクーペ並み、雨の日の快適にドライブできるのもRFの魅力です。
●BRZ
ADVERTISEMENT
2代目となったBRZは、プラットフォームを一新し、サスペンションにこだわり、より完成度の高いFRスポーツクーペとして登場しました。ポイントになるのは、2.4Lに拡大されたエンジンです。
もちろん速くもなっているのですが、速さよりもよりトルクフルなエンジンを搭載したことで得られるコントロール性が狙いなのだと思います。
実際アクセルオンオフによるクルマの姿勢コントロールがやりやすく、クルマを操っているという実感を強く感じることができます。
●メガーヌ
メガーヌR.S.にばかり注目が集まりがちですが、メガーヌINTENSの落ち着きのあるスポーティ感は魅力的です。低回転からフワッと開くようにトルクが盛り上がり軽々とクルマを加速。
足回りはルノーの特徴のひとつで、スポーツから街乗りまでひとつのセッティングでカバーする懐の深さが持ち味です。INTENSはしっとりしたどちらかと言えばおとなし目の味付けですが、いざ走らせると懐が深くスポーティな走りにも応えてくれます。快適とスポーツを上手にバランスさせたクルマです。
【画像ギャラリー】元気に走れ!! 自動車評論家オススメのアンダー400万円のスポーツモデルたち(16枚)画像ギャラリーADVERTISEMENT