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【集刊仙波隆綱10今後について】

【集刊仙波隆綱の行方】

【経緯説明】
はじめてのZ氏からのコンタクトは敬語もなく、ふざけたメールなのか?
よくわかりませんでしたが、普通にそういう人の多い業界なので
お会いする事といたしました。

集刊仙波隆綱の企画が立ち上がったのは、2020年2月だったと記憶しています。
自分の家に訪れたZ氏に既存のメタルブラック等の漫画を見せた事にはじまります。

Z氏の300冊は瞬殺、トランプと漫画は違う、今度のコミケで出すと言うお話に
「復刊コムは何十年もやってて30票くらいしか取れないのに、それは無理だろ?」
との考えを意見致しました。
彼によれば、アニメで名を残しゲームで名を残した仙波さんは貴重な存在である
と言われました。

【前提約束】
Z氏は、絶対大丈夫です。売り上げから印刷費回収しますが、売れ残った場合は
買取ます。マージンもいらない。
何度も本当に300冊なんか大丈夫なのか?と懸念を示しましたが、
大変こちらには虫の良い約束をご提示いただき編集をはじめました。

【プロデュース指針】
Z氏は、集刊仙波隆綱完売後には、各タイトルを単行本化し、電子書籍にする
との指針を示していただき、であるなら、私は同人素人ですのでプロデュースを
担っていただこうといたしました。

【作業】
まず、PDF化しなければいけないとの事で、大型スキャナーを購入し
全ての作品の取り込みと写植開始。
インタビューに4ページ欲しいとの事で、その枠を空けて台割しましたが
完成するとインタビューページは見開きでなければダメとのことで…。
自分の漫画が主役じゃないの?とも思いつつ、
虫の良い【前提約束】があるので、載せる漫画の構成台割のしなおし等を作業。

指示された通り全てをPDFデーター化し、Z氏の送りますと。
「印刷会社から、この漫画はネームを貼った生原稿に」とのことなので
そうして下さい。と連絡が来ました。
流石に今までの仕事が意味不明になるので現行で、原稿の汚れやムラはそのまま
印刷されて構わない。とさせていただきました。

コロナ禍に入り、各イベントは中止になり続け、その度、Z氏からは「時は来た」
吉報、翌日、悲報、また吉報、悲報と何度も連絡が繰り返されました。
都度、目次の印刷日時の書き換えが指示され長い月日が流れるだけでした…。
私自体は、もう通販でと何度か思いましたが、Z氏のイベントでないと捌けない
旨の説明はトランプの事もあり、そうなのかもと考え込む日々でした。
(しかし、イベントの興奮下でしか売れない本も情けないなとも思ったり)

【ブログから】
途中、「アーケード未発売・未稼働ゲーム大全」という本をZ氏が製作するとの
ことで、ギャラ1万提示され人鳥流のインタビューを受けるのですが、
後日、「画像はブログからいただきました」との奇妙なメールをもらい
インタビュー校正チェックで来た物にはブログ画像が載っていました。
親しき仲にも礼儀ありとのタイトルでメールを送ったように記憶しています。
しかし、集仙で虫の良い【前提約束】がありますから、それ以上は遠慮しました。

後日、その本は販売となりますが、Z氏は私に
「一昔前なら●●●万円にはなったのに、今は第二版まで出ても●●万円にしかならない」
との旨でメールを送ってきました。Z氏から買取である旨の説明を受けていたので
「インタビュー料1万ポッキリの私の立場は…?」の旨、可笑しくなり質問すると。

Z氏は、仙波さんは最初に提示した額なのだから妥当だとの見解でした。

買取で第二版追加報酬?それは印税より条件のいい買取ではないか?との主旨と
「1万ポッキリの私に●●万の報酬しかならないと愚痴をいうのはおかしい」と話しました。
Z氏は重ねて「買取です。仙波さんなら●●●万円にもならなくなった業界の凋落を一緒に
嘆いてくれると思った」と言ってきました。

人のインタを書き起こし、絵を引用して、著作権を得る…。
0から創作しても何の権利も得ない自分の体験からは羨ましい限りです。

集仙に戻り、21冬のコミケに出すにあたり、400部にするか?300部にするか?
Z氏は迷ってるとの事でしたが、私には、わかりませんので委ねるとしました。

【2021年12月30日】
集刊仙波隆綱は結局300部との事で完成し、その販売サイン会の為、コミケ会場に
赴きました。
その席で、集刊仙波隆綱を購入して下さる方々にサインを入れているところに、
Z氏は、遥かなるガンフロンティアにもサインを入れる様、本を差し出してきました。
ブログ上でも意思表明していますし、関係ないんだが?と思いながらも
コロナ規制での客入りの少なさを考えれば、あまりに虫の良い集仙【前提約束】が
あるので嫌でしたが応じました。

コミケが終わり、帰り支度に入るとZ氏は売り上げからさっさと印刷費を回収し
残りの売り上げを渡してきました。疑念と不安が湧くのですが、彼の車に乗せられ
家まで送られ、降りた瞬間、集仙【前提約束】は果たされなかったと思いました。

一応、行きの電車賃等もありますから収入記録すべく、31日は手数料がかかりますが
現金を銀行に入れました。

なんだか、これじゃ、印刷料出してZ氏の名前を売ってるだけみたい…?と、
せこくも考えてしまいました。またトランプの様に長々と続くのかも?とも…。

【口約=契約】
Z氏に対し具体的な事は書かず「嘘をつかれたと思ってる」とのメールを出しました。
(自分は言葉遣いとかはどうでもいい人なんですが、約束を破るのは一線を越えた
と見なします。ただ時間経過からZ氏が単に忘れてるだけもあり得ると考えました)
残った集刊仙波に関しても、電子化の段取りを聞きたい、あるいは独自路線を検討
せねばならないか?と考えてました。

するとZ氏から「何を嘘ついたのか?具体的な事を書いてないのはおかしい」に続き
「当初は残った場合の買取案をだしたがコミケは異常事態で路線は変更された
ログに残ってる」「仙波さんとの仕事には契約書がいると感じてる」との旨の返信、
自分は「異常事態はわかるが、売り上げが予想の三分の一なら、印刷費回収も三分の一
とかの話があったなら納得も行くが」(契約書があれば最初が全てでは?)
のように答え。ログを待ちましたが提示される事は無く
Z氏は「新しい案として残りを買取る」と表明してきました。

およそ企画立ち上げから二年の経過中、第二提案が示された記憶はございました。
それはZ氏から「いつコミケが開催できるかもわからず、この打開策を考えました、
それは仙波隆綱の評伝本を書くことです」との案でした。
コロナ禍で糖尿病の自分に、月に一、二度、茨城までインタビューに来る、
私はマスクをしているから大丈夫だ、手弁当なので仙波さんへの報酬はない。

お断りしていました。

再度浮上した買取案で、長引かせてもしかたないので、新提案議論曖昧に
受け入れることにしました。(内心、助かったと思いました。)
電子化に対しては特に具体的な案、計画性は無いと解釈いたしました。


【領収書請求】
次にZ氏に対し、回収した印刷費の領収書を下さいと連絡いたしました。
するとZ氏あての印刷会社の領収書のプリントアウトコピーが郵送されてきました。
これでは困る、形式的に印刷費立替なのだから、(売上金確定の為)
Z氏から仙波宛の領収書を下さいと要請いたしました。

その立替という言葉が気に障った?様で、Z氏はプレゼントと思ってるらしく、
「税理士に聞いた、コピーを持って仙波さんが税務署に行けば済むことだ、人に頼るな」
「私は忙しいんだ」等、返されますが、そもそも自分が回収された金額と異なります。
その後、「仙波さんは現場感覚のない井の中の蛙」
「仙波さんの埋もれた作品を世に出したい私の気持ちに悪乗りしてる」
「医者に行け」などと
自分には理解不能の文章ばかりで、何故?領収書一枚もらうのに、ここまで言われる
のか?頭がゲシュタルト崩壊してしまい…。お互いを知る第三者のH氏にメールを転送し
仲介してもらう判断をしました。

H氏が説明をして間もなく、Z氏からメールが届き開けてみると
「大変申し訳ありませんでした」とあり、後日、Z氏名の私宛の領収書が届きました。
しかし、私にとっては何とかなるかな?の内容だったのですが…。
税理士のついてるZ氏にとって、どうなのか?の内容であり、税理士に問い合わせたい
旨を連絡しました。

【公文書偽造強要】
するとZ氏からの返信態度が、また変わってしまい。
自分は「この間、Z君がよこした大変申し訳ございませんのメールは何だったの?」
と尋ねました。
答えは「事を早く納めたかったからだ、そんな事もわからないんですか?」
「渡した金を人質に取られて、私は言いたいことも言えない、金返してくれ」
成果物をZ氏が持ってるのに、その対価が人質って…また意味不明になりました。
(やっぱり300部の価値ある本では無いのか?)
「短期間での大金のキャッチボールには応じられない」と答えました。

ある日、メールのやりとりは深夜まで続き、
Z氏は「私は公文書偽造を仙波さんに強要された、出版社の法務部に聞いた、
今夜ツィッターにあげて皆さんにどちらが正しいか見てもらう」との旨メール。
そんな…アホな…現金やり取りで自分が領収書きらせて、どう犯罪すんだよ?

しかし、そんな事でネット炎上されても堪りません。
明日、出版社の法務部にどういうことか?問い合わせる意思を伝えると、
Z氏は「相手してもらえるといいですね」との旨、返信してきました。

そこからは、彼とのメールをやめ、徹夜で出版社の始業時間午前9:30迄待ち、
その法務に電話しました。こちらの思ってるような一般常識的回答をいただき、
自分は、この後Z氏にメールを入れるので、そちらに問い合わせがあると思いますが
ご説明いただけますか?という事と、Z氏あてに納品書を送れるか?を確認し
眠りにつきました。(この日から、しばらく体調を崩してしまいます)

起きてPCを立ち上げると「私はツィッターに上げる気なんて、ありませんでした」
とのZ氏のメールがありました。
自分は割れたガラス瓶は、どれだけ取り繕うが戻らないとの旨、返信しました。

私の計算上、金額から換算できる週刊仙波隆綱は300部を超えていましたので、
変だと思っていて、出版社からの納品書を要求開示してもらうと
300部+サービス40部+余部6部の合計346部の集刊仙波が存在するとわかりました。
Z氏は「発注数は300なんだから、300だ」と繰り返していたのですが。
やっぱり…と思いました、話し合いの上、当初の印刷部数予定にもなく
お金にもなってない40部に関しては、Z氏への委託と整理する事に今の所なっています。

Z氏と話してても埒が明かないので、何度も税理士さんと話させてくださいと
申し込みましたが、業務多忙につき問い合わせには応じられないと伝えられてる
からダメですと、結局、連絡も取れないまま、確定申告を終えました。

【プロデュース辞任希望承諾】
Z氏は集仙のプロデュースは荷が重い、プロデューサーはできない。
残った残部は売るのが大変だ…。の旨をメールしてきました。
本日、私は、その辞任を受け入れる決意をいたしました。

【自分の失敗】
自分の過失としましては、虫の良すぎる集刊仙波隆綱の【前提約束】と
「遥かなるガンフロンティア」「アーケード未発売・未稼働ゲーム大全」を
Z氏を信頼する為に、からめて考えてしまった点にあるとの認識に至りました。

【遥かなるガンフロンティア】
Z氏は、この本とは関係ないとする自分のブログ記事に
「何故、私(の心?)を傷つけるようなことをするのか?」と問うてきましたが、
自分には意味が解りません。

監修もしていない本に、仙波名が度々使われていますが
自分は堀氏を右腕と例えた事は一度もありませんし、自分の名前を勝手に利用
して販促につなげてるようにしか思えないのが正直なところです。
Z氏はペンネームで己を守りながら、私の本名を勝手、乱暴に使われていると
感じています。

内容の<設定画>表示は虚偽があり、それとして掲載されている物は、ガンフロ
完成後に各出版社のオーダーに対して、描き起こした1枚イラストがあります。
引用だから正しいとZ氏は主張されますが、1枚イラストに前後は無いのでは?
と思い始めています。

【アーケード未発売・未稼働ゲーム大全】
この本も特殊で、インタビュー料を提示してきたのはZ氏ですが、支払いは
三才ブックスからということで、であるなら交渉窓口、過程に違和を感じます。
また了承したのはインタビュー料であり、ブログから事前の断りなく
取られた画像を商用にした事には不快感を覚えています。
Z氏は、それに対しても「仙波さんを思い、手を煩わせたくなかった」との事ですが。

【集刊仙波隆綱の行方】
Z氏は税理士の他、法律に明るい人とも近いとの事で、遥かなるガンフロンティアを
交え全て「引用」で済まされると説明してきていて、集刊仙波隆綱インタビューページ
における白土三平氏著書表紙掲載に、自分は懸念表明しましたが最終的にはそれを
行ってしまいました。それをやはり後悔しております。

Z氏からは「(関係した)皆は私に感謝している、感謝してないのは仙波さんだけだ」
の旨の意見を頂きました。自分はトランプを販売していただいた事、集刊仙波隆綱を
本にするきっかけを作って頂いた事には大変、感謝をしておりますが。

それ以外の経緯、本になるだけで嬉しい人もいるであろうが、自分は違います。

彼から見て、自分は特殊な人なのかもしれませんが?基本的価値観の相違であり
お互いを理解する事は、もはや不可能であるとの結論に至りました。

アニメで名を残しゲームで名を残した仙波さんは貴重な存在であるとの、最初に
伺った話も、「何にとって?」との疑問だけが残りました。

今後の集刊仙波隆綱のイベント販売につきましては、ビジネスとしての約束ですので
自分の体調と相談しながらサインをしに出向きたいとは思っております。
しかし、意思表明として遥かなるガンフロンティアへのサインは固くお断りします。

この業界はいい加減です。私をリスペクトしてると言って仕事の話をもちかけ
ダンマリをやられたり、一度の謝罪で済ましたケースは多数ですが。
犯罪者呼ばわりされたのは、やはり許されない記憶といたしました。
(長く業界に揉まれたせいか?痛覚が鈍く、すぐにはカッとはなれない人間なので、
自分の怒りを理解するのに時間がかかります)

コロナが無ければ、もしかしたらノリだけで上手く転がったのかもしれませんし、
また、そういう風潮についていけない自分の性格上の問題もあります。
これも宿命の一つかもしれません。(二年は長かった…。)
集刊仙波隆綱は、Z氏のプロデュースを離れましたので、今後、独自でどうするか?
を模索しますが全くの未定とさせていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。











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コメント

[C313]

コミケで直接買ったこちらも申し訳なく
感じてしまいます。z氏の言葉を
聞くと、創作物や制作者に対する
いい加減な姿勢と配慮が節々に感じられて
怒りを覚えてしまいます。

改めて集刊仙波隆綱の配布及び通販、
大変お疲れ様でした。
当時携わっていた仙波さんの仕事と
漫画を知れて私は嬉しかったです。
どうぞゆっくり休んでください。

もしも、また機会があれば集刊で
載せなかった分、又は新作漫画か。
数ページでも良いので同人誌として
仙波さんの創作物に触れたいです。
  • 2022-04-01 17:54
  • 創造神司
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[C314]

仙波氏のデザイン・世界観には魅力があります
版権から離れたナハトイエガーを読んで思いましたが
シガラミの無い、独自の創作も見てみたいような

わずかな期待と、仙波氏が表立ってくれたことに嬉しさを感じつつ 
こちらは、別分野の労働で日々振り回されております 




  • 2022-04-01 18:54
  • 蜜太郎
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[C315] Twitterが何だと言うのか…

Z氏の発言や行動には不信感しか募りませんが、一番目を疑ったのはTwitter云々のメールですね…
-----
今夜ツィッターにあげて皆さんにどちらが正しいか見てもらう」との旨メール。
-----
Twitterに上げたら何なのでしょうか…Twitterは簡易裁判所じゃありませんよね。余りにも大人気ない発想に驚いてしまいました。

[C316] 創造神司様、蜜太郎様、Paloalto様、コメントありがとうございます。

彼がいなければ「集刊仙波隆綱」は無かった。これは事実です。
宜しくお願いします。

三才ブックス社の方へブログから転載された画像に関しては交渉を、昨日から
はじめております。ゲーム画面から取られた画像も自分の描いた物ですが
職務著作とも言えて、何ともできない物?にあたるんですよね…

引用に関しては、三才さんもしかたないのご見解のようでもありますが?
でも、例えば、文章だけ書き起こして他の出版社物から絵をスキャンして
動物解説の本、著作物一冊出来上がり!なんて事はないと思うんですよね。
出版社同士間では許さないだろうと…。
(前後ある文章の引用であれば、参考文献を巻末に記すとかありますが)
これはアニメ、ゲーム業界は舐められすぎてるんじゃないかと思いますし、
その関係者だった両OBの自分は、現状を少しでも変化させるべく三才さん
と少し話してみようかな?と思う所存です。
  • 2022-04-02 00:51
  • 仙波 隆綱
  • URL
  • 編集

[C317]

いろいろ思うことがありますが、
『集仙』を手にしたときの自分の興奮はホンモノでした。
また何か、よき機会があることを願います。

こちらとは別でメールもしましたので、
是非ご確認していただければと思います。
  • 2022-04-02 08:24
  • 四日市某
  • URL
  • 編集

[C318]

彼がいなければ「集刊仙波隆綱」は無かった

これは重々承知してます 動機は何であろうと、それが切っ掛けで動き出したのは事実ですし そして後々どのように影響するかが怖いですけど

自分はSNSで他人の創作デザインや著作物を、勝手気ままに立体化して楽しんでます 金にはなりませんが、怒られることもないだろう 酔狂な趣味ということで



  • 2022-04-02 08:28
  • 蜜太郎
  • URL
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