ソフトウェアの巨人マイクロソフトが今度はソフトウェアの開発・販売に参入します。もう少し分かりやすく書くと、マイクロソフトが自社ブランドでアパレル業界に参入します。ゲイツとサインフェルドの共演CMや世界の人々が" I'm a PC, and ~"と語るCMとおなじくマイクロソフトのイメージ向上キャンペーンの一環として展開されるもので、ブランド名はSoftwareならぬ「Softwear」by Microsoft。
マーケティング紙 AdAgeによれば、"Softwear"の展開は最近のTVCMなど一連のキャンペーンを請け負っているCrispin Porter & Boguskyが再び担当します。広報に起用されるセレブは人気ラッパーのCommon。具体的なアイテムとしてはまず80年代レトロなMS-DOSグラフィックTシャツなど数種が販売されます。マイクロソフトによる「Softwear」ブランドの説明は「PCがわたしたちの生活を変えようとしはじめたばかりの時代へのノスタルジー」を呼び、「いまや10億以上の人々を結ぶようになった企業の"DOS時代"を表現する」もの。好感度向上へ貢献するかどうかはよく分かりませんが、Windows MEシャツやありがちなブルースクリーンシャツの純正版ならそれなりに人気がでるんじゃないでしょうか。米国での発売は12月半ば。
[Via Boy Genius Report]