往年のMS-DOSやWindowsのコマンドプロンプト(DOSプロンプト…どの呼び方が正しいかについてはノーコメント)から入力して実行するコマンド。
コマンドプロンプトを起動してコマンドを入力するか、もしくはコマンドプロンプトを起動せず、「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」から直接コマンドを入力してもたいていは大丈夫。
Windows7では、管理者として実行しないと権限エラーになるコマンドがある(管理者権限のあるユーザーというだけでは駄目)。[2011-09-23]
その場合、コマンドプロンプトを管理者として起動する。
→常に管理者として実行するよう設定する方法
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オプションを何も指定しないと、コマンドプロンプトを終了する。(バッチの中からであっても!)[2006-07-07]
その場合、指定した戻り値はコマンドプロンプト(cmd.exe)の戻り値となる。
オプションに「/b」を指定すると、バッチを終了する。
ログオフする。UNIXのlogoutに相当。[2006-11-06]
何かでロックされていてスタートメニューやlogoffでログオフできないときでも、shutdown -lなら強制ログオフできる(かも)。[2006-11-07]
1秒後にWindowsをシャットダウンする。UNIXのshutdownに相当。[2006-11-06]
3秒後にWindowsをリブートする。UNIXのrebootに相当。[2006-11-06]
画面を消去(clear screen)する。UNIXのclearに相当。[2006-04-16]
コマンドプロンプトのウィンドウのタイトル(キャプション)(title)を変更する。[2006-06-29]
これにより、複数のコマンドプロンプトを立ち上げたときに区別しやすくなる。
プロンプト(prompt)を設定する。UNIXの環境変数PS1やpromptに相当。[2006-04-16]
オプションに使えるキーワード($Pや$G)については、「prompt /?
」でヘルプを参照。
>prompt $P$G …$P(カレントディレクトリ)に$G(「>」)を付けたものをプロンプトとする
C:\Document and Settings\hishidama>
コマンドプロンプトの文字色と背景色(color)を変える。[2006-06-29]
2桁の十六進数で色を表し、左の桁が背景色、右の桁が文字色。(ただし同じ色は選べない)
色を省略すると、デフォルトの状態に戻る。
コマンドプロンプトの設定で「画面の文字(T)」や「画面の背景(B)」を設定するのと同じ。
>color 9f …背景を青(9)、文字を白(f)にする。すなわちMSXと一緒(笑)
コマンドプロンプトのコードページを変更(change code page)する。[2006-07-24]
「mode con: cp select=コードページ
」と同等。[2008-01-13]
→MSDNのCode
Page Identifiers …コード一覧
us(英語体系にする)バッチと、jp(日本語体系に戻す)バッチも用意されている。
コードページを指定しない場合は、現在のコードページを表示する。
デバイス(CONやLPT1やCOM1)の状態を表示・設定する。[2008-01-13]
CON(コンソール)に関しては、コマンドプロンプトの設定で設定できる内容(の一部)と同等の設定が行える。
ディレクトリ(directory)内のファイルの一覧を表示する。UNIXのlsに相当。[2004-10-02/2008-12-20]
名前の一部を指定してファイルを検索するのは、UNIXのfindやHuman68kのwhereに相当。[2006-01-16]
木(tree)構造の形式でディレクトリを階層的に表示する。UNIXのtreeに相当。 [2004-10-02]
オプション | 説明 |
---|---|
/f | ファイル名も表示する。 |
Windowsのエクスプローラーを起動する。[2011-06-07]
ディレクトリを指定した場合、エクスプローラーで指定されたディレクトリを開く。「explorer .
」でカレントディレクトリが開く。
ファイルを指定した場合、拡張子に連動したアプリが起動する。
ちなみに、エクスプローラー上のファイル(とかディレクトリ)のアイコンをドラッグしてコマンドプロンプト上にドロップすると、そのファイルのフルパスがコピー(貼り付け)される。
ファイルをコピー(copy)する。UNIXのcpに相当。[2005-12-11]
UNIXでは転送先を省略できないが、MS-DOSでは省略するとカレントディレクトリになる。
ディレクトリをコピー(copy)する。UNIXのcp -rに相当。[2005-12-11]
/Mオプションを付けると、アーカイブ属性が付いたファイルだけコピーし、かつアーカイブ属性を解除する。[2007-05-08]
これにより、変更があったファイルだけをコピーできる。が、現在はほとんど使われていないらしい(苦笑) まぁ素直にバックアップツールを使う方が便利だし。
ファイル・ディレクトリーのバックアップ・リストアの設定を行う。[2011-06-07]
「バックアップ」と同じ。
ファイルやディレクトリを移動(move)する。UNIXのmvに相当。[2005-12-11]
ファイル名を変更(rename)する。UNIXのmvに相当。[2005-12-11]
ファイルを削除(delete, erase)する。UNIXのrmに相当。[2005-12-11]
eraseはdelと全く同じ。コマンド名だけ違うものが何故か用意されている…ヘルプも一緒くた(爆) [2006-06-29]
ディレクトリを削除するにはrd(rmdir)を使う。
ハードリンクを作成する。UNIXのlnに相当。[2007-12-12]
文字列(パターン)がファイル内に含まれているファイルを検索(find)する。UNIXのgrepに相当。[2005-12-11]
だが、フリーのgrepの方が便利かも…。[2006-04-16]
>find "検索文字列" *.cfg
検索文字列を「"」(ダブルクォーテーション)でくくるのは必須!
ファイルの中から文字列を検索(find string)する。UNIXのgrepに相当。[2006-07-07]
findと同様だが、正規表現が使えたり 標準入力から対象を読み込めたりする。
>findstr abc test.txt >type test.txt | findstr abc
ディレクトリ名を省略した場合、現在作業中のディレクトリ名(カレントディレクトリ)を表示する。UNIXのpwdに相当。[2006-06-29]
環境変数CDでもカレントディレクトリ名を取得できる。UNIXの$PWDに相当。[2006-07-07]
ディレクトリ名を指定した場合、カレントディレクトリを移動(change directory)する。UNIXのcdに相当。
ディレクトリ名を「\」から始めると、ドライブのトップから指定したことになる。(UNIXの「/」と同様)
「.
」(ピリオド1つ)のみのディレクトリは、カレントディレクトリを表す。(UNIXと同じ)
「..
」(ピリオド2つ)のディレクトリは、1つ上のディレクトリを表す。(UNIXと同じ)
カレントディレクトリはドライブ毎に保持されている。
カレントドライブと異なるドライブ名を指定してcdを実行した場合、そのドライブのカレントディレクトリが指定されたものに変わるだけで、現在作業中のドライブがそちらに移動することはない。
「/d」オプションを付けるとカレントドライブも切り替わる。
>cd /d c: …ドライブだけ切り替える >c: …普通、カレントドライブを切り替えるにはドライブ名だけ入力する
カレントディレクトリを記憶(push directory)し、指定されたディレクトリへ移動する。UNIXのpushdに相当。[2006-06-29]
popdによって戻ることが出来るので、一時的に作業場所を変えたいときに便利。
ディレクトリ名を省略すると、現在記憶されているディレクトリの一覧が表示される。UNIXのdirsに相当。[2006-06-30]
pushdによって記憶されていたディレクトリへ移動(pop directory)する。UNIXのpopdに相当。[2006-06-29]
pushとpopの名の通り、記憶はスタックの構造をしている。
ディレクトリを作成(make directory)する。UNIXのmkdirに相当。[2006-06-29]
ディレクトリを削除(remove directory)する。UNIXのrmdirに相当。[2006-06-29]
ただし、中身が空でないとエラーになる。中身ごと消したい場合は、「rmdir /s /q
」とする。
仮想ドライブを割り当てる。UNIXのlnに近い?[2006-07-03]
引数を何も指定しないと、割り当てられているドライブを表示する。(→全ドライブ一覧の表示)
>subst z: c:\temp …例えば「dir z:\」でc:\tempが見られるようになる
ネットワークドライブ一覧を表示する。[2007-10-05]
(→全ドライブ一覧の表示)
オプションによっては、ネットワークドライブを割り当てたり削除したりすることが出来る。
オプションを何もつけないと、NTFSのディレクトリの圧縮状態を表示する。[2007-12-12]
/cで圧縮、/uで解除。
ドライブのボリュームラベル(volume label)を表示する。[2007-12-12]
fsutil fsinfo volumeinfoでもっと詳細な情報が表示される。
ラベルを設定するにはlabelを使う。
ドライブのラベルを設定する。[2007-12-12]
ラベルを指定しないと、設定するラベル名を聞いてくる。そこに何も指定しないとラベル削除になる。
設定したラベルはvolで参照可能。
ファイルシステムユーティリティー。[2007-12-12]
netと同様に、後ろにサブコマンドを付ける。何も指定しないと、指定可能なサブコマンド一覧が表示される。
例えばfsinfoでドライブ関連、hardlinkでハードリンク。
→@ITのWindows XPの正体 強化されたコマンドライン・ツール
属性を省略すると、ファイルの属性を表示する。UNIXのls -lに相当。[2006-07-03]
属性を指定すると、ファイルの属性を変更する。UNIXのchmodに相当。
属性は「+R」とか「-R」とか(読み込み専用(read only)にしたり、外したり)。
ファイルのアクセス制御リスト(ACL) を表示または変更する。[2011-06-07]
ファイルの内容を(標準出力に)表示(type)する。UNIXのcatに相当。[2006-04-16]
ファイルの内容を(標準出力に)表示する。UNIXのmoreに相当。[2006-04-16]
typeとの違いは、表示されるものが大量に有る場合はページ毎にスクロールが止まること。
ファイルの内容を比較(file compare?)する。UNIXのdiffに相当。[2006-04-16]
ファイルの内容を比較(compare)する。UNIXのdiffに相当?[2006-04-16]
fcがテキストファイル用、compはバイナリファイル用っぽい。
ファイルの内容をソート(sort)する。UNIXのsortに相当。[2007-10-25]
行エディター(edit line)。[2006-07-03]
sql*plusを貧弱にしたようなテキストエディター(爆)
起動すると対話モードになるので、まずは「?」を入力してヘルプを出すべし。ちなみに終了は「q」。
DOSプロンプト(すなわちWindows98)で使えるエディター。[2007-01-14]
edlinよりも遥かに便利なのに、どうしてXPでは無くなったんだろう…?
コマンドプロンプトを起動する。[/2008-01-13]
MSX-BASICの「CALL SYSTEM」、Human68kのcommandに相当。[2008-01-13]
別ウィンドウを開き、コマンドを実行する。[2006-07-13]
コマンドがGUIの実行ファイルなら、そのウィンドウが開く。
CUIの実行ファイルなら、別のコマンドプロンプトのウィンドウが開き、実行が終わるとウィンドウは閉じる。
バッチファイルなら、別のコマンドプロンプトのウィンドウが開き、実行が終わってもウィンドウは閉じない。(cmd
/kと同じ。)
それ以外のファイルなら、関連付けられたプログラムが起動する。
コントロールパネルを開く。[2006-07-24]
オプションに「mouse」などの名称や「%SystemRoot%\system32」直下の拡張子cplのファイルを指定すると、そのウィンドウが開く。
→ @ITのcplファイルの種類
コマンドのヘルプ(help)を表示する(ヘルプが整備されていないコマンドもある)。UNIXのmanに相当。[2006-07-01]
たいていのコマンドは「コマンド /?」を実行することでヘルプが表示される。
バッチファイル(bat)(や実行ファイル(exe))などは、ファイル名をそのまま書けば実行される。[2006-07-01]
その他にも拡張子にアプリケーションが関連付けされていれば、ファイル名をそのまま書くだけで関連付けされたアプリケーションが起動する。
大文字小文字は関係ない。
>test.txt ←テキストファイルに関連付けられたアプリ(notepad等)でファイルが開く!
環境変数PATHEXTに拡張子を追加しておくと、拡張子抜きでも実行できる。「ftype /?
」参照。
>set PATHEXT=%PATHEXT%;.txt
>test ←テキストファイルに関連付けられたアプリ(notepad等)でファイルが開く!
関連付けをしたときに%2や%*を使って指定しておくと、引数も渡されるようになる。
>test.txt aaa bbb ccc
VBScript(拡張子vbsのファイル)やJScript(拡張子jsのファイル)を実行する。[2007-04-06]
コマンド(のファイル)の場所を表示する。UNIXのwhichに相当。[2016-12-10]
(→whichもどきのバッチファイル)
コマンドの別名(エイリアス)を定義する。UNIXのaliasに相当。[/2006-07-01]
>doskey ls=dir /b $*
$1や$*が引数を表す。バッチにおける%1や%*と同様。[/2006-07-13]
→doskeyをUNIXのaliasのように使えるエイリアス定義
コマンドの別名(エイリアス)の一覧を表示する。UNIXのaliasに相当。[2006-07-01]
コマンドの別名(エイリアス)を削除する。UNIXのunaliasに相当。[2006-07-01]
今まで入力したコマンドの履歴(history)を一覧表示する。UNIXのhistory,fc
-lに相当。[2006-07-01]
ただし、(大量にコマンドを入れた後は)出力順がいまいち分からない…。
F7キーでコマンド履歴のポップアップ(ダイアログっぽいもの)が出る。こちらだと一覧からコマンドを選択して、それを再実行できる。
拡張子に関連付けられたファイルタイプを表示する。[2006-07-01]
何も引数を付けないと登録されている拡張子を全て表示する。
「assoc .拡張子=ファイルタイプ
」で登録、「assoc .拡張子=
」で拡張子を削除できる。
ファイルタイプ(openアクションに対する名称。assocで確認できる)に設定されたコマンドを表示する。[2006-07-01]
何も引数を付けないと登録されているファイルタイプを全て表示する。
「ftype ファイルタイプ=コマンド
」で登録、「ftype ファイルタイプ=
」でファイルタイプを削除できる。
WindowsXPにおいて、(自動的に起動して)裏で動くアプリケーションを「サービス」と呼ぶ。[2005-03-21]
サービスの起動・終了・設定変更は管理ツールを使うのが便利だが、コマンドで行うことも出来る。
動いているサービスの一覧を表示する。UNIXのpsに近い?
管理ツールで表示される一覧において、状態が「開始」となっているもの。
サービスの詳しい情報・設定(Service Controller Query Config?)を表示する。[2006-11-06]
サービスの現在のステータスや戻り値を表示する。[2008-12-23]
サービスを起動する。[/2006-11-06]
管理ツールで名前をクリックし、左側のメニューから「サービスの開始」をクリックするのと同じ。
(Windows7では、scコマンドを実行する為のコマンドプロンプトを管理者として実行する必要がある。[2011-09-23])
サービスを終了する。[/2006-11-06]
管理ツールで名前をクリックし、左側のメニューから「サービスの停止」をクリックするのと同じ。
(Windows7では、scコマンドを実行する為のコマンドプロンプトを管理者として実行する必要がある。[2011-09-23])
サービスを作成する。[2008-12-23]
→Subversionのサービスを作成する例
(Windows7では、scコマンドを実行する為のコマンドプロンプトを管理者として実行する必要がある。[2011-09-23])
サービスを削除する。[2008-12-23]
(Windows7では、scコマンドを実行する為のコマンドプロンプトを管理者として実行する必要がある。[2011-09-23])
サービスの起動方法(自動・手動)を設定する。[/2006-11-06]
(Windows7では、scコマンドを実行する為のコマンドプロンプトを管理者として実行する必要がある。[2011-09-23])
管理ツールで名前を右クリックして「プロパティ(R)」を選ぶと、サービスのプロパティのダイアログが開く。
このダイアログの「スタートアップの種類(E)」で切り替えるのと同じ。
管理ツール | sc config |
---|---|
スタートアップの種類 | start= |
自動 | auto |
手動 | demand |
無効 | disabled |
例>sc config OracleOraHome92TNSListener start= auto …「start=」と「auto」の間にはスペースが必要
(WinXP)タスク(実行中のプログラム)の一覧(task list)(とそのメモリ使用量)を表示する。UNIXのpsに相当。[/2006-11-06]
Windowsタスクマネージャの「プロセス」タブで表示される情報とほぼ同じ。
例>tasklist /FI "PID eq 1512" …特定のプロセスIDのものを表示 例>tasklist /FI "MODULES eq hoge.dll" …hoge.dllを呼び出しているプロセスを表示(JNIのメモリ使用量を見るのに使える) 例>tasklist /SVC /FI "IMAGENAME eq svchost.exe" …svchost.exeのサービス内容を表示
(Win2003)(自分が)実行中のプロセス一覧を表示する。UNIXのpsに相当。[2007-08-25]
指定されたプロセスIDのタスクを終了させる。UNIXのkillに相当。[2006-11-06]
指定時刻にコマンドを実行させる。UNIXのcronに相当?[2011-06-07]
コマンド(タスク)のスケジューリングを行う。atコマンドより新しい。[2011-06-07]
「タスクスケジューラー」と同等。
そのマシンで作られているユーザーの一覧を表示する。[2007-08-25]
セッション(他の端末からの接続)を確認する。UNIXのfingerやwhoに相当?[2007-08-25]
セッション(他の端末からの接続)を確認する。UNIXのfingerやwhoに相当?[2007-08-25]
(Win2003)自分のマシンにログオンしているユーザーの一覧を表示する。UNIXのfingerやwhoに相当。[2007-08-25]
/serverオプションで他のマシンも見られる。
指定した相手のマシンにダイアログでメッセージ(message)を表示する。[2007-08-25]
CABファイルの解凍(展開)・内容表示を行う。[2006-07-03]
zip形式(拡張子zip)の圧縮・解凍を行う。UNIXのzip/unzipに相当。[2007-08-25]
Oracle(9i)をインストールするとこのコマンドが入っているので使えるようになる。ただしパスワードを付与することは出来ない。
これはInfo-ZIPのものを使っているらしい。[2007-12-12]
現在日付(date)を表示(および設定)する。UNIXのdateに相当。[2006-06-14]
「/t」オプションを付けると、表示のみ。環境変数DATEと同じ。[2006-07-07]
現在時刻(time)を表示(および設定)する。UNIXのdateに相当。[2006-06-14]
「/t」オプションを付けると、表示のみ(時:分しか出ないけど…)。環境変数TIMEに相当(こっちは秒までちゃんと出る)。[2006-07-07]
Windowsのバージョン(version)を表示する。UNIXのunameに相当。[2006-04-16]
「Windowsのバージョン情報」ダイアログ(windows version?)を表示する。[2006-06-29]
バージョン情報(サービスパックの種類)の他、使用できる物理メモリサイズも表示される。
詳細なシステム情報を表示する。[2006-07-03]
詳細な「システム情報」ダイアログ(microsoft infomation)。[2006-06-29]
システム関連の情報の表示や設定を行う。[2006-07-13]
「net」だけ実行することで、net用のコマンド一覧が表示される。「net start」や「net
share」や「net user」や「net
use」など。
「net コマンド /?」で簡単な使用法が出る他、「net help コマンド」「net コマンド /help」で詳細なヘルプが表示される。
レジストリエディタ(registry editor)。レジストリを参照・編集する。[2006-07-13]
→例
レジストリエディタ。[2006-07-13]
regeditはWindows9x系、regedt32はWindowsNT系らしいが、WindowsXPではどちらも実体はregedit。(タスクマネージャで見ると、regedt32を実行してもregedit.exeが動いている)
コンソール版レジストリ操作ツール。[2006-07-13]
→例
パフォーマンスデータをコンソールやファイルに出力する。[2012-07-14]
パフォーマンスモニターを起動する。[2007-01-17]
「パフォーマンス」と同じ。
DirectX診断ツール(DirectX dialog)を起動する。[2007-05-08]
DirectXのバージョンや動作の確認に使用する。
ディスク(壊れたセクターが無いか)をチェックする。[2007-01-14]
Windows9x用。XPではchkdskを使用。
ディスク(壊れたセクターが無いか)をチェックする。[2007-01-14]
ディスクの中を整理(フラグメンテーション(細かい空き領域)を無く)する。[2007-01-14]
先にscandisk(あるいはchkdsk)を実行しておいた方がよい。
「ディスク デフラグ」と同等。
以下、「ターゲット」というのは「IPアドレス」又は「ホスト名(ドメイン名)」。
ターゲットが生きているかどうか(返事を返すのにどれくらい時間がかかるか)を調べる。UNIXのpingに相当。
UNIX版と異なり、デフォルトでは4回調べたら終了する。
なお、pingに応答しないサーバーもあるので、その場合は意味が無い。
ターゲットまでに経由(trace route)しているサーバーの情報を表示する。UNIXのtracerouteに相当。
自分のマシンのIPアドレスの表示・設定(IP address config)を行う。UNIXのifconfigとはちょっと違うかなぁ?
オプション | 説明 |
---|---|
/renew | DHCPにおいて、IPアドレスを再取得する。 |
/flushdns | DNS情報を再取得する。[2005-09-18] |
/all | 現在の設定を表示する。[2007-08-25] NIC毎に、使っているIPアドレスや物理アドレス(MAC)が分かる。 |
IP経路テーブル(route)の内容を表示する。UNIXのrouteに相当。[2006-01-28]
TCP・UDPソケットの状態(net status)を一覧表示する。UNIXのnetstatに相当。[2006-01-28]
(WinXP)-oオプションを付けると、そのポートを使用しているプロセスのPIDが分かる。[2007-07-07]
そしてtasklistを使えば、そのPIDのプログラムの実行ファイル名が分かる。→例
また、-bというオプションを使えば、実行ファイル名も表示してくれる。[2007-07-08]
が、ヘルプにもある通り、けっこう時間がかかる。(特に-aで全てを対象にした場合)
「address resolution protocol(ARP)」によって変換されたIPアドレスと物理アドレス(MACアドレス)を表示・設定する。
オプション | 説明 |
---|---|
-a | IPアドレスと物理アドレスを表示する。 |
-s IPアドレス 物理アドレス | 物理アドレスを設定する。 |
MACアドレスとネットワークプロトコルを表示する。[2008-01-13]
現在のマシンのホスト名(hostname)を表示する。UNIXのhostnameに相当。[2006-04-16]
DNSサーバーへ問い合わせて(name server look up)、指定されたホスト(ドメイン名)のIPアドレスを表示する。UNIXのnslookupに相当
。
IPアドレスからドメイン名を調べるには、DNSサーバーに対してIPアドレスを逆順に書いたものに「.in-addr.arpa.」を付け、「PTR」という問い合わせを送る。ただし、nslookupコマンドでは
普通にIPアドレスを書けばそのようにして調べてくれる。[2006-01-28]
> nslookup google.co.jp ←ホスト名からIPアドレスを探す(正引き) Name: google.co.jp Addresses: 216.239.59.104 > nslookup 216.239.59.104 ←IPアドレスからホスト名を探す(逆引き) Name: google.co.jp Addresses: 216.239.59.104 > nslookup -q=ptr 104.59.239.216.in-addr.arpa. 104.59.239.216.in-addr.arpa name = google.co.jp > nslookup -type=ptr 216.239.59.104 104.59.239.216.in-addr.arpa name = google.co.jp
NBTの状態を表示する(NBT(NetBIOS over TCP/IP) status)。UNIXのnmblookupに相当。[2008-04-02]
-nは、自分のマシンのコンピューター名(NetBIOS名)を表示する
(いくつか出てくるが、TypeがUNIQUEで名前の末尾が<00>のものだと思えば良さそう?→GUIでの確認方法)
-Aは、該当IPアドレスのマシンのNetBIOS名を表示する。
ネットワーク関連の設定/表示コマンドを実行する。[2006-08-03]
コマンドを何も指定しないと対話モードになり、そこでコマンドを入力できる。
「-f ファイル名」でファイルに書かれたコマンド群を実行する。
サーバーアプリケーションがそのポートで動いているかどうかを確認する。UNIXのnmapに近い。[2006-02-09]
でもこれって悪名高いポートスキャンと似ているよーな気が…
>netsh diag connect iphost 192.168.0.6 65000 IPHost (192.168.0.6) IPHost = 192.168.0.6 Port = 65000 サーバーは次のポートで実行中と思われます [65000] ←ポートが使われている場合 サーバーは次のポートで実行中と思われます [なし] ←ポートが使われていない場合
たぶんWindowsXPで追加されたコマンド。[2004-12-30]
WindowsUpdateの為のプロキシーの設定(proxy config)を、IEで設定されているプロキシー設定から取ってくる。
-pオプションだと、直接IPアドレスとポートを指定できる。[2005-06-26]
> proxycfg -p アドレス:ポート
(Win2003)ダイアルアップ接続/切断を行う。[2008-01-13]
ネットワーク経由で接続する。UNIXのtelnetに相当。[2006-07-03]
でもコマンドプロンプトのtelnetを使うよりteratermを使う方が便利。
ファイル転送(file transfer protocol? program?)を行う。UNIXのftpに相当。[2006-07-03]
共有(share)する設定になっているディレクトリを表示する。[2006-07-03]
引数を何も指定しないと、リモートから開かれているファイル・ディレクトリを表示する。[2006-07-03]
IDを指定すると、指定されたIDの詳細情報を表示する。
/closeを指定すると、指定されたIDの接続を切断する。
引数を何も指定しないと、リモートから開かれているファイル・ディレクトリを表示する。[2006-07-03]
「/query /fo list /v」を指定すると、詳細情報を表示する。
「/disconnect /id ID」を指定すると、指定されたIDの接続を切断する。
「openfiles /query /?」や「openfiles /disconnect /?」でヘルプが表示される。
環境変数を使うときは環境変数名を「%」でくくる。
環境変数に値をセットする。UNIXのset等に相当。[2006-07-07]
値を省略すると、その環境変数を削除する。
→環境変数のページ
環境変数に、式を計算した結果をセットする。UNIXの@に相当。[2006-07-07]
→環境変数のページ
プロンプトを表示してコンソールからの入力を促し、入力された値を環境変数にセットする。UNIXのreadに相当。[2006-07-07]
→環境変数のページ
(Win2003)選択肢を表示し、ユーザーがそれを入力すると環境変数ERRORVALUEに値が入る。[2008-01-13]
環境変数の一覧を表示する。[2006-07-07]
→環境変数のページ
環境変数PATHは上記の方法で扱うことも出来るが、専用のコマンドが用意されている。[2006-07-07]
→環境変数のページ
デバッガー。UNIXのdbxに相当。[2007-04-17]
対話型のツール。起動したら、「?」でヘルプ(コマンド一覧)表示、「q」で終了。
ファイル名を指定して起動し、「d」を入力すると、ファイルの内容が十六進ダンプで表示できる。(強弁すれば、UNIXのodに相当)
右側に表示されるテキストを漢字にしたい場合は、「d」を入力する前に「kk」を実行しておく。
コンソール(画面・標準出力)に文字列を表示(echo)する。UNIXのechoに相当。[2006-07-07]
文字列が「off」のとき、以降のコマンドやプロンプトをコンソールに表示しなくなる。バッチ処理の先頭でよく使われる。
文字列が「on」のときはコンソールに表示するようになる。
引数を何も指定しないと、現在の状態(onかoffか)を表示する。
リダイレクションを使ってファイルへ出力するときは、リダイレクトの記号の位置によっては出力内容の末尾に空白が付くので注意。[2007-10-07]
→例
コメント行(remark)として、何もしない。[2006-07-07]
なお、これもコマンドなので、remの直後に区切り文字以外の文字を続けてはいけない。(別のコマンドとして解釈されてしまう。MSX-BASICなら平気なんだけどな)
「続行するには何かキーを押してください . . .
」というメッセージを出して一時停止(pause)し、何かキーが押されたら再開する。[2006-07-07]
(Win2003)指定された時間、実行を停止する。UNIXのsleepに相当。[2008-01-13]
Win2003以外ではフリーソフトのsleepを使うしかないかな…。
バッチ処理において、環境変数をローカル変数(local)化する。[2006-07-07]
setlocalを呼び出すとバッチ終了時に暗黙にendlocalの処理が行われるので、よほど明示的に戻したいのでない限りendlocalを呼び出す必要性は無いが…。
クリップブックというウィンドウアプリを起動する。[2007-04-17]
クリップボード(clipboard)の内容が確認できる。
(Win2003・Win7)クリップボードへデータをコピーする。[2007-09-18]
Oracleをインストールすると 環境変数PATHにOracleの実行ファイルへのパスが追加されるので、そのコマンドが使えるようになる。[2005-05-27]
OracleのDBMSに対してSQL等を発行する対話型コンソール。PostgreSQLのpsqlの方が断然便利だけどね…。
専用のウィンドウが開くWindows用SQL*Plus。[2008-01-13]
Oracle11gからは廃止になったらしい。なんだかんだ言いつつ、これを一番使ってたんだけどなー。
Oracleのテーブルにデータをロードするユーティリティー。
設定ファイルを作るのが面倒なので、ツールを利用するといいかも(笑)
そのIPアドレスで動いているLISTENERの情報を返す。
Oracleインスタンスを作ったり修正したりするコマンド。
DBのデータのエクスポート・インポートを行うコマンド。
Javaのソースを読み込むコマンド。[2006-04-28]
OracleのDBの物理ファイルのチェック(verify)を行うユーティリティー。[2008-08-23]