オーニングとは
『オーニング』という言葉は英語で『Awning』、翻訳すると「日よけ」「雨よけ」という意味です。
日本では、建物外部に設置して日差しを調整したり雨をよけたりする可動式テントを『オーニング』と呼んでいます。
『オーニング』には電動と手動タイプがあり、手動の場合は、ロープ・チェーン・フック棒等で開閉操作します。電動の場合は、手元で操作ができるリモコンスイッチや、風や光に合わせて自動的にオーニングが動く風光センサーが搭載された製品もあります。
強風時のオーニング取扱いについて
オーニングのメリット
- 1.太陽熱を自在にコントロール
- ほとんどのオーニングは角度や出幅を調節でき太陽光を自在にコントロールできます。季節や時間によって変化する太陽光の角度は、真夏の昼間は真上から。冬昼間でも斜めに日が射してきます。この太陽光の角度の違いに合わせて、オーニングの角度や出幅を調節し、季節に応じた温度調節ができます。
- 2.抜群の省エネ効果。
- 夏の冷房費用が1/3になります。
室内で遮光するカーテンやブラインドなどは、太陽熱がいったん室内に入ってしまうため、外断熱と比べると省エネ効果は低くなります。オーニングは外断熱なので、冷房費を約33%に抑えることができます。
- 3.クーラー病対策にも
- エアコンの冷気で体が冷え、肩こりや腰痛などのクーラー病に悩む人々が増えています。冷房過多は「ストレス」をもたらし、疲れを増大させる原因になるとも言われています。オーニングで日陰をつくり外気を取り込むことで、自然に近い温度環境へ改善でき、クーラー病を防ぐことができます。夏から秋の強烈な日射熱を大幅にカットし、室内の温度上昇を防ぎ、窓を開けての自然換気ができるからです。エアコン使用率も極力控えることができるので、クーラー病や夏カゼ対策に有効です
- 4.風が通る心地よい空間
- 高気密な現代の住宅では、湿気やダニ、ホルムアルデヒドなどの有害物質が、室内に残ってしまいます。オーニングがつくる日陰の涼しい空気を窓を開けて取り入れることで、室内の有害物質を排出し、クリーンで快適な空間をつくることができます
- 5.紫外線対策
- 年々、地球上のオゾン層が破壊され、地上に到達する有害な紫外線が増えています。この有害紫外線は皮膚ガンや白内障など人体に悪影響を及ぼすため、できるだけ直射日光にさらされない生活をすごしたいものです。オーニングは直射日光をさえぎることによって、この有害紫外線から身を守り、また大切なカーテンや家具、畳などの色焼けも防ぐことができます。紫外線を強力にカットするため、美容(美白)、健康(皮膚ガン予防)にも最適です。
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- 6.周囲からの視線を遮断
- 現代は、マンションの上層階や隣の2階・3階からの視線など、上からの視線が気になる時代です。オーニングは、太陽光を遮ると同時に、上からの視線も遮りますので、視線を気にしてカーテンやブラインドを使うことなく、開放的に暮らすことができます。
- 7.体感温度を下げる
- 体感温度とは、人の肌が感じる温度の
感覚を表したものです。
人は気温だけではなく、温度、風、日射や
地表面からの放射熱から影響を受け、
「暑い」「涼しい」と感じます。
オーニングを設置して日影をつくり出すことで
体感温度上昇の要因である、日射と
赤外放射を大幅にカットします。
結果、オーニングの下の体感温度は、
日向と比べると約【7℃】下がります。
設置場所と用途について
補助金制度の活用・道路占用許可の緩和について
新型コロナウイルス感染症の影響で、テラス席・テイクアウト用スペース・路上での快適なオープンエア空間 etc…
三密回避のスペースづくりを検討されている企業・店舗様も多いかと思います。
withコロナ・新しい生活様式があたりまえになりつつある今、
オーニングやパラソルを使ったテラス席等の整備に活用できる、各種補助金制度や道路占用許可の緩和にも注目が集まっています。
パラソル・オーニングの購入時に活用いただける助成金と道路占用許可の緩和の情報を、下記リンク先に詳しくまとめておりますのでぜひご確認ください。
中小企業等の事業再構築を支援する制度
『事業再構築補助金』
対象となる中小企業等の、新分野展開・業態転換・事業業種転換・事業再編への取組が補助金の対象となります。
小規模事業者を対象とした
『小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>』
対象となる小規模事業者の、 感染防止・対人接触機会減少への取組と、新たなビジネス・サービス・生産プロセスの導入への取組が補助金の対象となります。
コロナ禍における道路占用許可の緩和と
歩行者利便増進道路(ほこみち)制度
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける店舗・企業等を支援するための緊急措置として、テイクアウトやテラス営業などの路上利用に伴う道路占用許可が緩和。特例措置終了後も、「歩行者利便増進道路(ほこみち)」に移行を希望することができます。
タカノのオーニング オーニング文化の創造
タカノ株式会社のエクステリア事業は、オフィスチェアのパイプ加工技術をベースに1982年に誕生しました。
現在は、「オーニング」「パラソル」「自動可動カーポート」など、ガーデンエクステリア製品を中心に事業を展開。それぞれ多彩なデザイン・バリエーションを備え、市場のニーズに対応しています。
今後は、タカノならではの強みを活かし、メカトロニクス・セキュリティー技術や電装を利用した付加価値の高い商品の開発に力を注いでまいります。また、リサイクル材を利用した商品の開発も活性化させていきます。
風に強いタカノのオーニングとパラソル
オーニングやパラソルは一般的に風が弱点と言われていますが、タカノのオーニングやパラソルは、風への影響を計算、躯体への影響が極力少なくなるように設計されています。
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