(株)小島組

マンション、ビル、商業施設の設計・施工を担う建築部門。道路、橋りょう、上下水道などの工事と環境保全事業を展開する環境・土木部門。企業から民間まで住環境のお直しにお答えするリニューアル部門。建築家紹介を含め住宅の新築・改修工事を行う住宅建築部門。土地活用のお手伝いをする不動産部門。小島組は、この5部門の連携によって神奈川県全域で地域密着型の総合建設事業を展開しています。

現在は従来の「建設業」から、お客さまのニーズを引き出して最適な設計・工法・資材等を提案する「建設コンサル」への変革期で、特に力を入れているのが特別養護老人ホームをはじめとする福祉施設の建築工事です。また、施工手順がきわめて特殊で、現場では高度なマネジメント力が要求される医療施設の建築工事を受注する機会も増えており、施工エリアも神奈川から東京、千葉、静岡へと広がっています。

創業の地・厚木市で2021年に創業129年を迎える歴史のある小島組は、税務署、警察署、消防署など、まちのシンボルと言える公共施設をつくってきました。厚木市で生まれ、当社が設計・施工を手がけた幼稚園や校舎で育ったという社員が多いので、結束力の強さは抜群です。現場での作業をお願いする協力会社の職人さんたちも当社の新人を一人前に育てるのを楽しみにしている方ばかりですので、1年目から地図と記憶に残る仕事―いつか家族を持ち、親になった時に「これは俺がつくったんだぞ」と胸を張って言える仕事ができると思います。

不動産部門では、土地活用の一環としてスタートしたシェアハウス事業が注目を集めています。すでに厚木市・大和市内に6棟がオープンしており、2018年4月に開設した『シェアハウスK松枝』では、国内では珍しいモジュール工法（工場である程度まで組み立てたものを現場へ運んで完成させる工法）を採用。また、10月には県央エリアで初めての男性専用シェアハウスを開設するなど、『伝統と革新』をテーマに新たな価値観を創出しながら、健全な地域社会の形成に貢献しています。

そんな小島組にとって理想の未来は、厚木市を中心とする地域の皆様が安心して暮らせる環境づくりと、多くの人に誇れる街づくりの一翼を担う企業であり続けること。建築・土木部門を軸に、時代に応じた技術・工法を積極的に取り入れながら、進化を遂げていきたいと考えています。

<総務部　人事担当　小柴真介さん>