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(ウィリアム)Don’t be nervous.I’ll help you.
(ひなた)Thank you.Yeah.
♪~
キュー。
Hello, everybody. Welcome to“Hinata’s Sunny Side English”.
I’m Otsuki Hinataand here with me is….
William Lawrence.
それでは 早速今日のレッスンを始めましょう。
A long time ago….
♪~
♪「君と私は仲良くなれるかな」
♪「この世界が終わるその前に」
♪「きっといつか儚く枯れる花」
♪「今、 私の出来うる全てを」
♪「笑って笑って」
♪「愛しい人」
♪「不穏な未来に 手を叩いて」
♪「君と君の大切な人が幸せである」
♪「そのために」
♪「祈りながら sing a song」
♪~
♪「Come, come, everybody」
♪「How do you do, and how are you?」
♪「Won’t you have some candy?」
♪「One and two and three,four, five?」
♪「Let’s all sing a happy song」
♪「Sing tra la la la la」
おばあちゃん。 もう逃がさへんで。
下ろして。
Grandma.
Choose the path with least regrets.
Choose the sunny side of the street.
(拍手)
(トミー)え~ ほな ここでもう一人のメンバーを紹介します。ジョーの糟糠の妻 るい・サッチモ・大月!
(拍手)
(一子)何ちゅうネーミングや。
(拍手)
(再生ボタンを押す音)
(スピーカー)「テークオン テークオン」。
♪~(スピーカー・トランペット「On the Sunny Side of the Street」)
(木暮)ジョーの音や。
♪~
(るい)これ…。
ササプロで録った音源奈々に探してもろた。
♪~
♪~(ピアノ)
♪~
♪「Grab your coat, grab your hat baby」
♪「Leave your worries on the doorstep」
♪「Just direct your feet」
♪「On the sunny side of the street」
♪「Can’t you hear that pitter-pat?」
♪「That happy tune is your step」
♪「Life can be so sweet」
♪~
♪「I used to walk in the shade」
♪「With those blues on parade」
♪「But I’m not afraid」
♪「My rover crossed over」
♪「If I never have a cent」
♪「I’d be rich as Rockefeller」
♪「With gold dust at my feet」
♪「On the sunny side of the street」
♪~
♪~
お母さん。
るい。
I love you.
♪~
お母さん…。
♪~
るい…。お母さん。
(2人のすすり泣き)
お母さん…。
♪~
あっ 痛たた…。動かんといてえ。
何 もう 情けない声出して。
そねえなこと言うても痛えもんは痛えんじゃあ。
お父ちゃん。
おばあちゃん。お父ちゃんと弟の桃太郎や。
(錠一郎)ああ… いや。 あの そのままで。
初めまして。 錠一郎といいます。
るいの旦那さん?
あの… お義母さん。
るいを産んでくださってありがとうございます。
(すすり泣き)ああ もう 泣きやんだとこやのに。
泣かせるようなこと言わんとき。
いや…いつか言いたいなと思てたんや。
初めまして おばあちゃん。桃太郎です。
初めまして。
今は 雉真繊維の野球部にいます。あ…。
勇叔父さんは?あっ 先 帰らはった。
近いうちに ゆっくりって言うてはりました。 健一さんも。
いっつも特別になるなあ…。
このステージのクリスマスライブは。
(錠一郎)僕 ここで出会ったんです。「On the Sunny Side of the Street」に。
昭和23年のクリスマスですか?
定一さんが 「サニーサイド」を歌うた。
(錠一郎)そうです。
あの日 錠一郎さんも ここに…。
<アニー・ヒラカワ本名 安子・ローズウッドはその日 るい そして るいの築いた家族と夜遅くまで語り合いました。安子と るいの間にあった誤解も わだかまりもクリスマスの夜空にとけてゆきました>
<年が明け 「サムライ・ベースボール」が大ヒットとなった頃安子は再び 日本に戻ってきました>
(勇)せえで どねんしとったんなら。アメリカ行ってから。
何で あんころ屋のあんこがハリウッドのアニー・ヒラカワになったんじゃ?
ボビーは…ボビーいうなあロバートのことじゃけど…。
アメリカに行くいうて決めた あの日からずっと支えてくりょうった。
シアトルでの暮らしは大変なことも もちろんあったけどボビーのご家族は異邦人の私を 温こう受け入れてくれた。
本当に 木漏れ日みてえな人じゃった。
(勇)アニー・ヒラカワいう名前は?
名字は 平川先生にあやかって。
名前は…。
あんこ?
アッハハッ そうじゃ。あんこのアニーじゃ。
(笑い声)
(勇)みんな入れ入れ わしのおごりじゃ!(一同)わ~い!勇ちゃん。
おう あんこ。安子じゃ!
「サムライ・ベースボール」はもう見てくれたん?
当たりめえじゃ。封切り日の朝一番に見たで。
そう。
アメリカでも日本でも大ヒット御礼じゃ。
おめえも うれしかろう。
勇ちゃん。何なら。
私が 一番うれしいなあなあ…。
うん?
この映画で稔さんの夢が かのうたことじゃ。
(稔)どこの国とも自由に行き来できる。
どこの国の音楽でも自由に聴ける。自由に演奏できる。
僕らの子供にゃあ…そんな世界を生きてほしい。
ひなたの道を歩いてほしい。
はい。
回想 (安子 稔)聞こえる? あの楽しげな音。あれは幸せな 君の足音。ひなたの道を歩けばきっと 人生は輝くよ。