火の鳥 ⎯ 鳳凰編 ⎯

対応機種 :
メディア : ROMカートリッジ (1Mbit ROM)
定価 : 5,800円
発売日 : 1987年4月5日(発売予定1月中旬→3月上旬→3月25日から延期)
販売元 : コナミ

○要VRAM 64KB

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PROMO WORD

感動の巨編、『火の鳥』飛翔

自分自身の心の悪と闘う我王。見守る「火の鳥」。
今、胸をうつエンディングが君の身体を震撼させる。

ゲームの特徴

１．完成度の高いストーリーシューティング
２．高品質グラフィックとスムーズ・スクロール。
３．「キングコング２」のセーブ機能を搭載。
４．「Ｑバート」で「ゲームを10倍楽しむ」機能が使用可能。

ストーリー

　遙かなる時を越え、永遠の命を燃やし続ける不思議な鳥がいるという。それは楽園の中で光り輝き、地獄の中で燃え上がる。その美しき様炎の如し、妖しき様幻の如し。宇宙創世期より生きとし生けるすべてのものを見守り続けてきたこの伝説の鳥を人は＜火の鳥＞と呼ぶ………
　今、＜火の鳥＞のまなざしは、我王という罪深きひとりの男に注がれていた。
──生まれ落ちて間もなく片目片腕を失い村人からうとまれ続けた我王は成長するにしたがって生き続けるためなら人殺しも辞さない人間となり、村を追われた。やがて盗賊の頭となった我王は、妖精のように美しい娘・速魚に出会う。速魚の美しさに魅かれた我王は速魚を強引に妻にし、掠奪の限りを尽して暴れ回る。そんな我王を速魚はただ悲しげに見つめるだけであった。
　季節は流れ、木枯しの吹く頃、我王は奇病に取り付かれた。速魚の調合した薬を毒と誤解した我王は怒りにまかせて速魚を斬り殺してしまう。息を引取った速魚の体は小さなテントウ虫に姿を変えた。我王は初めて速魚が実はかつて自分が助けた虫の化身であることを知り、心の痛みにうちひしがれたのだった。
──今、我王は自分自身の心の中の悪と闘おうとしている。我王は＜火の鳥＞の啓示をうけ、正しい心を手に入れるため試練の旅に出た。そこでは我王の心の中の様々な悪霊たちが実体となって容赦なく襲いかかる。しかも地形は我王の心模様を映し出すかのように複雑に入り組んでいるのだ。
──果たして我王は、迷路を制覇し実体化した怒鬼を倒して、正しい心を手に入れることができるのだろうか、＜火の鳥＞に出会うことが出来るだろうか？

我王の勇気が試されるときがきた。試練の旅はもう始まっている。