ハードウェアは決して悪くない新ウォークマンのPC側ソフトウェアCONNECT Playerが何だか大変なことなっている件について、ソニーが素早く対策を発表。
新ウォークマンを持っていないしどう間違っても買う気がない人も必見の改善点は
- 再生中や録音中にコネクトプレーヤーで他の作業を行うと"不正な処理のエラー"が表示されたり、フリーズすることがある。
- CD EXTRA を認識しない。
- 大量の曲の転送を何度も実施した後に、CONNECT Playerのライブラリの曲が表示されなくなることがある。
- CONNECT Player上でウォークマン A シリーズ内の曲のメタデータを編集しても、ウォークマン A シリーズに反映されないことがある。
- 約1000曲のチェックアウトを連続して行なうと、転送が正常に完了しないことがある。
- 「Gracenote CDDB(r) の登録」に失敗すると、その後登録ダイアログが表示されない事がある。
- Windows 2000 環境で、曲にジャケット画像を登録すると CONNECT Player が動作しなくなることがある。
- CONNECT Playerでウォークマン A シリーズ のフォーマット中に、アプリケーションエラーが発生することがある。
- ライブラリで曲の並び順を変更後にほかの分類を表示すると変更した並び順が反映されない
- その他の改善。
はッ、話には聞いていましたがまさかここまでとは! 発売前にある程度触って感触を確かめてはいたのですが、いち早く(発売前に)警告できなくて本当にごめんなさい。
人が住めないソニーの冬から抜け出すための起死回生のソフトウェアがこれで絶望したファンもいるかもしれませんが、探せば希望はあります。ちゃんとアップデートを用意したところはもちろん、サポートの文言が「以下のような問題が確認されており...修正プログラムの提供準備をしております。」となっているところとか。これまでからすると決して問題とは認めずに「さらに便利にする」アップデートと言っていた可能性だってあります。ウォークマンではない他の部門だったら「仕様だ」と言い切ったかもしれない。
客に対する企業として当然の基本の基本とはいえ、「お客様にはご迷惑をお掛けいたします」の一文があるのは評価すべきです。客に一切説明せず盗聴器まがいのマルウェアを仕込んでPCを壊すわ密かに情報送信するわ、渋々用意したアンインストールには個人情報を要求したあげく実行するとなお危険になるテロ行為並みの「著作権保護」偽CDを配ったどこぞの企業なんていまだに謝罪してないんですから。
[匿名さん、ありがとうございます]
[SORYロゴは適切な対応があるまでSony/BMG製品のボイコットを呼びかけている(多数のサイト/メディアのひとつ) Sory electronics.comより。いわく「あなたがソニー/BGMに対して支払う1ドル1ドルが、"客をスパイするCDを売っても問題はない"というメッセージになる」]