CNN Moneyの記事によると、Business 2.0誌が選んだ「世界の重要でない10人」に日本人からただひとりSCE 久夛良木 健氏が選ばれたとのこと。
このほか「重要でない」に選ばれたのはマイクロソフトCEOスティーブ・バルマー氏(理由:長年の相棒ゲイツ会長が引退、ビジョナリー役は Ray Ozzieになり影が薄い)、サイトSlashdot.org (以前はslashdot効果で恐れられたが、最近はDiggのようなユーザ主導サイトが台頭してきた)、LinuxのLinus Torvalds(Linuxが成熟・多様化したため以前ほど決定的な役割ではなくなった)など。
我らが久夛良木 氏が選ばれた理由はやはりPLAYSTATION 3への不安から。Blu-ray普及に拘ったあまり発売が大幅に遅れたこと、ライバルより数百ドル高いことからPS3もBlu-rayも先行きは暗いだろう、とされています。
(ただし久夛良木氏の次にエントリーしているのはHD DVD陣営のWarren Lieberfarb。理由はBlu-ray同様消費者が移行したがるか疑わしいこと、フォーマット戦争が終わった頃にはダウンロードが普及してディスク媒体の重要性が下がっていると考えられることなど)。
性能からすれば安すぎる価格と秘密のスーパー機能を搭載したPS3が失敗するとはBusiness 2.0の見識を大いに疑うところですが、しかしわずか十人の枠に、しかも日本人で唯一選ばれるとはさすが我らが久夛良木社長です。
[via Joystiq]