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ためしてガッテン ヒストリー
これまで放送した「ためしてガッテン」から選りすぐりのスゴ技を紹介!
あなたのセキをチェック!止め方&見分け方SP
健康

あなたのセキをチェック!止め方&見分け方SP

2016年2月3日(水)午後8時

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なぜか長引いたり、夜に決まって出たり。「このセキ大丈夫かな?」と思った経験は誰にもありますよね。

そもそもセキは、肺に入った異物を吐き出そうとする機能。ただのかぜならいいけれど、ちょっとやっかいな病気が隠れていることもあります。
それを見分ける一番のポイントは、口から出てくる「たん」です。
実はたんは、肺に入ってしまった異物が、セキによって外に出てきたモノ。「汚い」というイメージとはうらはらに、セキのホントの原因を教えてくれる、とてもありがたいものだったんです。

セキの本当の原因さえ分かれば、いち早く対策ができ、セキを止めることにつながります。
詳しくは、お役立ち情報のページをご覧ください。

今回のお役立ち情報
01

セキとたんから心不全が判明!

心不全のセキは夜寝てからひどくなり起き上がると少し楽になるという特徴があります。
喘息などでも同様のセキがでることがありますが、高血圧の既往があるなどの症状があり、 このようなセキが出たら念のため循環器内科の受診をおすすめします。

さらにセキがひどくなると「泡沫状のたん」がでることがあります。たんは血がまじりピンク色になることも。こうなると心不全の症状が急激に進行していますので、一刻も早い治療が必要です。
心不全は他にも、軽い運動でもしんどく感じる、足や顔のむくみが強くなるなどの症状が現れることもあります。ご注意を。

02

長引くセキ ひょっとして後鼻漏かも

風邪を引いたあとなどになりやすい「副鼻くう炎」。この副鼻くう炎で生じた鼻水が、鼻の穴から前にでるのではなく、鼻の後ろにながれて気道に入り、セキを引き起こすことがあります。これを「後鼻漏」といいます。見分けるポイントは、鼻の奥に何かがひっかかっている感じがするなどの症状です。また夜の間に鼻水がのどの奥にたまり、朝方「黄白色のたん」がまとまった量でることがあります。副鼻くう炎の治療をすることで長引いていたセキが治ることがありますので、耳鼻科の受診をおすすめします。

03

たんからわかる他の病気

他にもたんをみることで様々な病気を知ることができます。
緑色のたん・・重い気管支の炎症 気管支肺炎・気管支拡張症に感染を伴うもの。
さび色のたん・・肺炎球菌性肺炎
白に赤い点が混じったたん・・肺がん 肺結核

汚く思えるたんですが、肺の異常を知らせる重要なサインです。ティッシュで捨てる前に色などのチェックを。またたんがでるセキは、肺の異物を外にだそうとする身体の大切な防御反応。無理に咳止め薬で止めるのではなく、そのたんがでる本当の原因を探り早めに治療することが大切です。

04

たんを楽に出す方法パフィング

たんをだそうとしてセキを頻繁にすると胸や喉が痛くなったりすることがあります。そこで開発されたのがパフィングという方法です。空気を大きく吸って口を閉じて、一気に「パッ」といいながら、息を吐き出します。この時生まれた強い空気の流れが、肺の中のたんを上部に移動させると考えられています。

05

ハチミツで風邪のセキを和らげる方法

お子さんにあげるときは、お休み前に、小さじ2杯程度のハチミツをお湯で半分程度に薄めてスプーンで少しずつあげてください。一歳未満のお子さんには、あげてはいけません。
大人にはコーヒーに小さじ2杯程度のハチミツ。カフェインとハチミツのダブル効果でセキが和らぐと考えられています。

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足の疲れ&むくみ撃退 一番効くのはコレだ!
健康

足の疲れ&むくみ撃退 一番効くのはコレだ!

2016年1月27日(水)午後8時

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足が疲れる・むくむ・夜中に足がつるなどの悩みを持つ人に朗報!
スッキリ改善できるかもしれない方法がありました!
特に立ち仕事の人には効果絶大。足、軽々生活の始まりです!

立ち仕事が多い寿司職人の間で、あるグッズが大流行。「疲れなくなった」「もう手放せない」など絶賛の声が続出しています。
そのグッズとは『弾性ストッキング』。
足を引き締めることで、疲れやむくみの元凶とも言える”静脈の弁の壊れ”を保護、血流をよくしてくれるというんです。疲れやむくみが解消するだけじゃなく、症状の進行まで押さえてくれるんだとか。

また、自分でできる“静脈の弁の壊れ”のチェック法にもコツがありました! たった1分、立ち続けると、なんとそのサインが浮き出てくるんです。

さらに症状が進行してしまった下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の人にも最新治療をご紹介!
詳しくはお役立ちのページで!

今回のお役立ち情報
01

足の疲れ&むくみ!1番効くのはコレだ!

足の疲れ・むくみ・夜中のこむら返りの原因

足の静脈の血行不良が原因であることが一番多いと考えられています。足の静脈は血液を上半身へ送り返さなければならないので「逆流防止弁」がたくさんついています。ところが立ちっぱなしや座りっぱなしで動かない時間が長いと、血行が悪くなり足の静脈が広がってしまいます。すると「ハの字型」をした弁同士が届かなくなり、血液が逆流し、やがては弁が変形してしまいます。血液が逆流して血行が悪いままですと余計な水分が血管から染みだし、周囲の細胞の新陳代謝を悪くして、足の疲れ、だるさ、むくみ、夜中のこむら返りなどの原因になります。
この状態を放置すると、やがて静脈が変形し浮き出てしまう「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」という病気に進行する場合があります。

静脈の逆流の早期発見法

立った状態で1分ほど動かず、血液が下半身に充満するのを待ちます。その状態で静脈の小さな膨らみを探します。探すのは蛇行していたり、ほんの少しだけプクッと浮いている血管です。比較的まっすぐだったり、なだらかなカーブを描く血管は正常な場合が多いです。足を上げたりすると血管が引っ込んでしまうので、姿見などを利用すると便利です。

静脈の逆流防止、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の治療について

・弾性ストッキング
静脈の弁を守る唯一の方法と言われ、足の疲れやむくみ防止に役立ちます。
医療用の弾性ストッキングが理想的ですが、ドラッグストアなどで販売されている着圧ソックス、スポーツ用品のタイツでも似た効果を得られるものがあります。ただし、かゆみやしびれが出る場合もありますので、医師と相談しながら、ご自身に合うものを選んでください。

※他にも、レーザー治療や高周波(ラジオ波)治療などがあります。詳しくは医師とご相談ください。
※近年「血栓が飛んで命にかかわる」「足が腐る」などと言って高価な治療を勧められるケースがあるようですが、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は血栓はほぼ飛ばず、壊死(えし)もしません。焦らず治療を受けてください。

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