神戸中央青果株式会社は、神戸市中央卸売市場東部市場を拠点として、野菜や果物の卸売事業を展開しています。市場開設者の許可を受け、国内外から新鮮な青果物を仕入れて、仲卸業者や売買参加者を相手に、せりを行い販売。「新鮮でおいしい野菜と果物を消費者のみなさんに届けたい!」という想いをもって、社員一同、業務に取り組んでいます。
「中央卸売市場」とは、国内外から集荷した生鮮食料品に、適正な価格をつけて分荷する公設の市場です。2021年現在、全国約40か所に中央卸売市場が開設されており、生産者に「生鮮食料品の継続的な出荷の場」を提供し、消費者に「生鮮食料品を安定供給する」役割を担っています。中央卸売市場では、卸売業者、仲卸業者、売買参加者といった人たちが、それぞれの役割を担っています。当社は『卸売業者』として開設者である神戸市の許可を受け、神戸市中央卸売市場東部市場を拠点に、卸売事業を展開。生産者が手塩にかけて育てた野菜と果物を、農業協同組合などを通して継続的に集荷し、仲卸業者や売買参加者に販売しています。
新鮮でおいしい野菜と果物を食卓に届けるため、私たちは卸売事業を通じて貢献しています。青果物をはじめとする生鮮食料品が消費者の手に渡るまでには、さまざまなプロセスをたどります。生産者が育てた青果物は、農業協同組合などを経由して、私たち卸売業者に託されます。当社はそれらの青果物を仲卸業者に販売。販売方法には、複数の買い手に競争で値をつけさせ、一番高い値をつけた人に販売する「せり取引」と、売り手と買い手が話し合って数量・価格を決める「相対取引」があります。その後、青果物は仲卸業者から小売業者等へ販売され、青果店やスーパーマーケットなどで消費者が購入するというしくみです。
新卒で入社したみなさんには、『営業』の仕事を担当していただきます。全国各地の生産者や農業協同組合に、野菜や果実の出荷量や種類などを確認し、市場で販売できる商品を調整します。そして、仕入れた青果物を神戸市中央卸売市場東部市場で仲卸業者や売買参加者に販売。「戦略・ビジョン」の項で説明したように、せり取引または相対取引を行います。せり人になるには、市場に出入りする卸売会社で販売業務の経験を積み、各市場が定める試験に合格する必要があります。入社後は先輩社員のアシスタントとして仕事を覚え、経験を積み、試験合格を目指していただきたいと思います。
| 事業内容 | 1)青果物の受託販売並に買付、卸売業務
2)青果物を原料とする食料品の加工製造及びその製品の販売 3)前各号に記載する食料品の輸入及び輸出 4)前各号に附帯関連する一切の事業 |
|---|---|
| 設立 | 1969年 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 69名(2022年1月現在) |
| 売上高 | 95億円(2020年度実績) |
| 代表者 | 代表取締役社長 越智 繁男 |
| 事業所 | 兵庫県神戸市東灘区深江浜町1-1 神戸市中央卸売市場東部市場内 |
| 主要株主 | 神戸市、神果神戸青果株式会社、三井住友銀行 ほか |
| 会社HP | https://www.kobe-maruka.co.jp/company/index.html |
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