小林陵侑が3シーズンぶり2回目の総合優勝 2位に106点差/岩手
スキージャンプ男子のワールドカップ個人最終戦が日本時間の27日夜、スロベニアで行われ、岩手県八幡平市出身の小林陵侑選手は8位となり、3シーズンぶり2度目の総合優勝を果たしました。
試合はラージヒルよりも大きいヒルサイズ240mのフライングヒルで行われました。両親も現地で声援を送る中、個人総合トップに立つ小林陵侑選手は1回目、235.5mを飛び暫定6位につけます。逆転を狙う2回目のジャンプは230.5mで合計423.7点の8位に入り、総合得点を1621点に伸ばしました。個人総合2位のドイツのカール・ガイガー選手は最終戦16位で小林選手が106点差で2018-19シーズン以来、2回目の総合優勝を果たしました。小林選手は今シーズンのワールドカップで8勝し、北京オリンピックでも金、銀のメダルを獲得。大活躍の冬を、大きな勲章で締めくくりました。