チョウサ 帖佐 鹿児島県、宮崎県、神奈川県。鹿児島県姶良市(旧:帖佐郷)発祥。鎌倉時代に記録のある地名。鹿児島県鹿児島市城山町が藩庁の薩摩藩士に江戸時代にあった。
チョウサ 長佐 兵庫県、香川県仲多度郡多度津町・石川県珠洲市。男性の名前に長佐衛門あり。香川県仲多度郡多度津町佐柳、石川県珠洲市大谷町に分布あり。
チョウザ 長座 和歌山県新宮市・兵庫県。推定では長い座る場所から。和歌山県新宮市熊野地に分布あり。
チョウサイ 張蔡 東京都北区。台湾系。合略。張と蔡の合成。東京都北区で1980年11月7日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。サイ 蔡参照。
チョウサコン 丁左近 岐阜県大垣市。十左近の異形。明治新姓時に十左近姓を役人が誤記したと伝える。福井県勝山市村岡町暮見が起源地。ジュウサコン 十左近参照。
チョウザン 丁山 徳島県吉野川市、山口県・秋田県。①丁が「南南西」を意味する例あり。徳島県吉野川市川島町三ツ島北新田に分布あり。②コリア系。複数の起源の全体における推定での比率は約10%。佐賀県多久市で1966年2月8日、大阪府高石市で1980年2月13日に帰化の記録あり。本姓は全。本姓は全。ゼン 全参照。③コリア系。地形。丁に「山」を追加。兵庫県神戸市須磨区で1980年12月4日に帰化の記録あり。本姓は丁。チョウ 丁参照。
チョウシ 丁子 チョウジ 丁子参照。
チョウシ 調子 愛知県豊田市、京都府京都市。京都府長岡京市調子発祥。鎌倉時代に記録のある地名。地名は調子氏の人名からとの伝もあり。広島県広島市中区基町が藩庁の広島藩士に江戸時代にあった。
チョウシ 町支 広島県呉市。三重県伊賀市でマチシが存在。推定では町から分かれた土地から。広島県呉市の川尻町が本拠。
チョウシ 銚子 茨城県神栖市・岩手県九戸郡九戸村。①千葉県銚子市発祥。江戸時代に記録のある地名。②岩手県九戸郡九戸村長興寺第5地割の小字の銚子から発祥。
チョウシ 調枝 広島県、長崎県西彼杵郡長与町。町支姓あり。長崎県西彼杵郡長与町丸田郷に分布あり。
チョウシ 長子 オサゴ 長子参照。
チョウジ 帖地 チョウチ 帖地参照。
チョウジ 丁子 兵庫県、埼玉県、宮城県。ヨウロゴは稀少。千葉県でヨウロゴが存在。①事物。丁子から。宮城県では丁子屋の屋号から称したと伝える。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。宮城県石巻市和渕佐沼川に分布あり。②千葉県香取市丁子発祥。地名はヨウロゴ。鎌倉時代に「丁古」の表記で記録のある地名。③和歌山県田辺市中辺路町近露の小字の丁子口から発祥。
チョウジ 長治 富山県、兵庫県、愛知県。ナガジも含む分布。①1104年から1106年(長治年間)の元号あり。富山県氷見市窪に分布あり。②個人名。兵庫県では戦国時代・安土桃山時代の武将である別所長治の後裔が称したと伝える。名前の長治はナガハル。ベッショ 別所参照。兵庫県赤穂郡上郡町八保乙に分布あり。※福島県南会津郡南会津町糸沢に安土桃山時代にあった。
チョウジ 長路 ナガジ 長路参照。
チョウジ 長司 千葉県、愛知県。ナガツカサも含む分布。男性の名前に長司あり。愛知県常滑市大野町に分布あり。千葉県千葉市稲毛区園生町ではナガツカサ。
チョウジ 丁字 神奈川県綾瀬市・東京都昭島市。丁子姓あり。神奈川県綾瀬市寺尾西に分布あり。三重県伊勢市が起源地。
チョウシタニ 丁子谷 チョウジヤ 丁子谷参照。
チョウシダニ 丁子谷 チョウジヤ 丁子谷参照。
チョウシダニ 長子谷 広島県、岡山県津山市・山口県山口市。ハシタニも含む分布。地形。東京都では広島県で江戸時代に「長子」と呼称した谷による明治新姓と伝える。位置不詳。広島県三原市糸崎に分布あり。長子谷ではハシタニ。
チョウシハラ 丁子原 山口県。丁が「南南西」を意味する例あり。山口県熊毛郡平生町曽根に分布あり。
チョウジマ 長島 ナガシマ 長島参照。
チョウジャ 長者 高知県四万十市。高知県高岡郡越知町長者・吾川郡仁淀川町の長者は安土桃山時代に記録のある地名。
チョウジヤ 丁子谷 青森県五所川原市、東京都・大阪府。長崎県でチョウシタニが存在。職業。丁子屋の屋号から。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。青森県五所川原市相内に分布あり。
チョウジヤ 丁字谷 大阪府大阪市大正区・北海道。職業。丁字屋の屋号から。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。大阪府大阪市大正区泉尾に分布あり。
チョウジャクボ 長者久保 青森県。青森県上北郡東北町長者久保発祥。青森県上北郡野辺地町鳴沢に分布あり。
チョウジャハラ 長者原 広島県。広島県三次市吉舎町三玉に分布あり。広島県神石郡神石高原町小畠の小字に長者原あり。
チョウジャモリ 長者森 岩手県。岩手県九戸郡軽米町晴山の小字の長者森から発祥。
チョウジュ 長寿 岡山県瀬戸内市。長寿は「寿命が長い」の意。岡山県瀬戸内市邑久町尻海に分布あり。
チョウショ 調所 ズショ 調所参照。
チョウジョ 張徐 兵庫県・神奈川県・東京都。台湾系。合略。張と徐の合成。兵庫県神戸市東灘区で2013年1月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ジョ 徐参照。
チョウショウ 張蒋 東京都。台湾系。合略。張と蒋の合成。東京都町田市で1975年7月12日、東京都目黒区で1976年2月28日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ショウ 蒋参照。
チョウショウ 張鍾 沖縄県石垣市・愛知県名古屋市中村区。台湾系。合略。張と鍾の合成。沖縄県石垣市で1973年12月7日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ショウ 鍾参照。
チョウジョウ 長條 徳島県徳島市。推定では長い道路から。徳島県徳島市に江戸時代にあった。徳島県徳島市国府町東黒田榎島に分布あり。
チョウジョウ 長条 大阪府東大阪市。長條の異形。大阪府東大阪市四条町に分布あり。
チョウジョウ 重畳 熊本県玉名郡和水町。創賜。熊本県玉名郡和水町瀬川では明治新姓時に依頼を受けて思いつかなかった隣人が役場に届けずに最初に聞いた言葉にしようとしたところ「ちょうじょう、だんだん」との発言を聞いて考案したと伝える。「ちょうじょう、だんだん」は熊本県の方言で「本当に、ありがとう」の意。
チョウショウイン 長松院 鹿児島県薩摩郡さつま町、三重県鈴鹿市。鹿児島県薩摩郡さつま町船木の小字の長松院堀から発祥。同地に江戸時代に門割制度の長松院門があった。門による明治新姓。福岡県では長松院は京都府の寺の名前だったとの伝あり。時代、位置不詳。
チョウショウジ 長正路 北海道、埼玉県・東京都。推定では長正寺の寺号から。埼玉県春日部市大沼に分布あり。
チョウシロ 長代 ナガヨ 長代参照。
チョウシン 丁新 大阪府堺市西区。丁が「南南西」を意味する例あり。大阪府堺市西区上に分布あり。
チョウジン 長神 ナガミ 長神参照。
チョウズ 長頭 香川県小豆郡小豆島町・兵庫県。香川県小豆郡小豆島町苗羽の小字の長頭尾から発祥。
チョウズイ 長水 ナガミズ 長水参照。
チョウスケ 長助 青森県東津軽郡平内町。男性の名前に長助あり。青森県東津軽郡平内町大字小湊家ノ下に分布あり。
チョウスケザワ 長助沢 北海道、岩手県。岩手県九戸郡軽米町上舘の小字の長助沢から発祥。
チョウスケザワ 長助澤 岩手県久慈市。長助沢の異形。岩手県久慈市夏井町早坂に分布あり。
チョウセイ 長生 愛媛県、大阪府、山口県。兵庫県明石市でナガイキ、埼玉県さいたま市でナガイケ、東京都中野区でナガオ、兵庫県神戸市長田区でナガキ、岡山県英田郡西粟倉村でナガセが存在。①推定では長く生きる行為から。愛媛県西宇和郡伊方町二名津に分布あり。②事物。京都府京都市上京区馬喰町の北野天満宮の神主は1868年の神仏分離後に長生坊から称したと伝える。
チョウセイ 長静 千葉県野田市。創賜。千葉県野田市谷津では千葉県野田市東金野井の出で長氏に「長を静める」との意味で位置不詳の金城院の僧侶が命名したと伝える。時代不詳。チョウ 長参照。
チョウセイ 蝶勢 京都府舞鶴市・京都府向日市・滋賀県大津市。家紋に蝶あり。京都府舞鶴市河辺中に分布あり。
チョウセン 張詹 大阪府大阪市淀川区。台湾系。合略。張と詹の合成。大阪府大阪市淀川区で1984年6月1日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。セン 詹参照。
チョウセンジ 長泉地 広島県三次市。事物。広島県三次市三和町上板木にある浄土真宗の長泉教会の僧侶による明治新姓。
チョウゼンジ 超善寺 広島県東広島市。推定では超善寺の寺号による明治新姓。広島県東広島市八本松町吉川に分布あり。
チョウソ 長曽 ナガソ 長曽参照。
チョウソ 長曾 ナガソ 長曾参照。
チョウソウ 朝増 神奈川県、千葉県、静岡県掛川市。アサマスも含む分布。「朝」を含む姓あり。「増」は好字。千葉県印旛郡酒々井町墨に分布あり。静岡県掛川市下垂木ではアサマス。
チョウソウ 趙曽 神奈川県横浜市栄区。台湾系。合略。趙と曽の合成。神奈川県横浜市栄区で1989年4月25日に帰化の記録あり。チョウ 趙参照。ソウ 曽参照。
チョウソカベ 長曽我部 愛媛県、広島県、宮崎県。長宗我部の異形。愛媛県東温市則之内に分布あり。
チョウソカベ 長曾我部 宮崎県日向市。長宗我部の異形。宮崎県日向市富高に分布あり。
チョウソカベ 長宗我部 高知県・東京都。高知県南国市国分付近(旧:長岡郡宗部郷)から発祥。長岡はナガオカ、宗部はソガベで平安時代に記録のある地名。
チョウソガベ 長曽我部 チョウソカベ 長曽我部参照。
チョウタ 長田 オサダ 長田参照。
チョウタ 蝶多 北海道。アイヌ系。北海道中川郡池田町千代田(旧:蝶多)発祥。江戸時代に「チヨタ」の表記で記録のある地名。アイヌ語のチ・エ・オタは「われら・食べる・砂場」の意。
チョウダ 長田 オサダ 長田参照。
チョウダ 町田 マチダ 町田参照。
チョウダ 丁田 山口県、鳥取県、大阪府。①善隣。山口県大島郡周防大島町志佐の小字の丁田から発祥。②鳥取県東伯郡湯梨浜町宇谷の小字の丁田から発祥。
チョウタニ 長谷 ハセ 長谷参照。
チョウダン 張談 東京都世田谷区。台湾系。合略。張と談の合成。東京都世田谷区で1972年10月2日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ダン 談参照。
チョウチ 帖地 鹿児島県鹿児島市。福岡県、兵庫県でチョウジが存在。鹿児島県鹿児島市喜入生見町の小字の帖地から発祥。同地に江戸時代に門割制度の帖地門があった。門による明治新姓。
チョウチョウ 蝶々 福岡県北九州市・徳島県海部郡美波町。事物。蝶から。福岡県では庄屋が藩主の前で蝶々踊りを踊って江戸時代に賜ったと伝える。推定では福岡県北九州市小倉北区城内が藩庁の小倉藩主。
チョウチョウ 張趙 愛知県名古屋市西区。台湾系。合略。張と趙の合成。愛知県名古屋市西区で1973年4月26日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。チョウ 趙参照。
チョウチン 張陳 東京都、埼玉県・神奈川県。台湾系。合略。張と陳の合成。東京都立川市で1973年6月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。チン 陳参照。
チョウツカ 丁塚 チョウヅカ 丁塚参照。
チョウヅカ 丁塚 青森県上北郡おいらせ町。丁が「南南西」を意味する例あり。青森県上北郡おいらせ町木崎が本拠。
チョウヅカ 長塚 ナガツカ 長塚参照。
チョウツボ 長坪 ナガツボ 長坪参照。
チョウツボ 丁坪 大分県・熊本県・長崎県。丁が「南南西」を意味する例あり。大分県玖珠郡玖珠町戸畑に分布あり。
チョウテイ 張鄭 大阪府大阪市淀川区。台湾系。合略。張と鄭の合成。大阪府大阪市淀川区で1982年5月28日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。テイ 鄭参照。
チョウテイ 張邸 栃木県那須郡那須町。台湾系。合略。張と邸の合成。栃木県那須郡那須町で1982年3月26日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。テイ 邸参照。
チョウテイ 趙鄭 愛知県名古屋市東区。台湾系。合略。趙と鄭の合成。愛知県名古屋市東区で1984年7月12日に帰化の記録あり。チョウ 趙参照。テイ 鄭参照。
チョウト 張杜 沖縄県沖縄市。台湾系。合略。張と杜の合成。沖縄県沖縄市で1978年1月21日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。モリ 杜参照。
チョウトウ 長東 ナガトウ 長東参照。
チョウドウ 長藤 ナガフジ 長藤参照。
チョウドウ 張堂 福島県、東京都。事物。堂から。張は推定では広げた状態。僧侶による明治新姓。寺の例。福島県須賀川市加治町にある天台宗の妙林寺、福島県須賀川市市野関にある天台宗の遍照寺、東京都文京区湯島にある天台宗の心城院。
チョウトク 長徳 富山県射水市、富山県高岡市。富山県射水市西新湊(旧:長徳寺)発祥。江戸時代に記録のある地名。※995年から999年(長徳年間)の元号あり。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩士に江戸時代にあった。
チョウトクダニ 長徳谷 石川県輪島市・京都府。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。石川県輪島市門前町馬場が起源地。
チョウドメ 長留 ナガトメ 長留参照。
チョウドリ 蝶採 東京都小平市。バングラデシュ系。東京都小平市で2002年6月7日に帰化してチョドゥーリを音訳して称する。推定での原綴はチョードリー(Chowdhury)。
チョウナ 長名 北海道、香川県仲多度郡まんのう町。広島県広島市でナガナが存在。オサナは稀少。「長」を含む姓あり。北海道樺戸郡新十津川町中央では石川県羽咋郡志賀町栗山から北海道寿都郡黒松内町に来住して1913年頃から現在地に居住したと伝える。※新潟県を室町時代に根拠地とした長尾氏の家臣にあった。推定での発音はナガナ。ナガオ 長尾参照。
チョウナイ 長内 オサナイ 長内参照。
チョウナガ 長永 オサナガ 長永参照。
チョウナヅカ 丁名塚 静岡県静岡市清水区、北海道釧路市。丁が「南南西」を意味する例あり。静岡県静岡市清水区谷津町にある日蓮宗の蓮性寺の僧侶による明治新姓。
チョウナバヤシ 蝶名林 新潟県三条市。新潟県三条市蝶名林発祥。江戸時代に記録のある地名。新潟県三条市島潟では草分けで平氏の後裔と伝える。タイラ 平参照。
チョウナン 長南 山形県、北海道、茨城県。オサナミ、ナガナミは稀少。千葉県長生郡長南町長南発祥。平安時代に記録のある地名。地名は「庁南」とも表記した。山形県鶴岡市上田沢では千葉県中部(旧:上総国)から1573年から1592年(天正年間)に来住した長南氏の後裔と伝える。山形県鶴岡市馬場町が藩庁の庄内藩士、山形県新庄市堀端町が藩庁の出羽新庄藩士、千葉県館山市館山が藩庁の館山藩士、茨城県稲敷郡阿見町青宿に江戸時代にあった。
チョウヌマ 銚沼 埼玉県春日部市。埼玉県春日部市銚子口・赤沼発祥。江戸時代に記録のある地名。銚子口の「銚」、赤沼の「沼」を使用。同地に分布あり。
チョウネ 長根 ナガネ 長根参照。
チョウノ 長野 ナガノ 長野参照。
チョウノ 蝶野 愛媛県、北海道、栃木県。地形。蝶と野から。愛媛県四国中央市中曽根町が本拠。同地では源氏、足利氏の後裔で戦国時代・安土桃山時代の武将である長宗我部元親の軍勢の攻撃により1585年(天正13年)に名前を隠したと伝える。ミナモト 源参照。アシカガ 足利参照。同地では江戸時代の墓石に蝶野姓の記載があって家紋は丸に剣花菱との伝もあり。北海道では愛媛県四国中央市中曽根町の出で長宗我部氏に敗北後に名前を隠すため檜姓から改姓した伝える。伝承からの推定では安土桃山時代の改姓で北海道への来住は1900年頃。ヒノキ 檜参照。愛媛県松山市の道後温泉を江戸時代の俳人の小林一茶が1795年(寛政7年)に訪問した際に案内した丁野氏が「寝ころんで 蝶泊まらせる 外湯哉」の句から「蝶」を使用したとの伝あり。伝承地不詳。
チョウノ 丁野 高知県、大阪府、兵庫県。ヨウノは稀少。滋賀県長浜市小谷丁野町発祥。平安時代に記録のある地名。地名はヨウノ。同源に同地にある浄土真宗の龍本寺の僧侶による明治新姓。姓はヨウノ。高知県長岡郡大豊町小川、高知県高知市丸ノ内が藩庁の土佐藩士に江戸時代にあった。※福井県小浜市城内が藩庁の小浜藩士に江戸時代にあった。
チョウノ 長濃 大阪府、京都府、兵庫県。ナガノも含む分布。長野姓あり。兵庫県美方郡香美町香住区小原に分布あり。京都府南丹市園部町小桜町ではナガノ。ナガノ 長野参照。
チョウノ 眺野 愛媛県、大阪府。丁野姓あり。愛媛県八幡浜市保内町須川に分布あり。
チョウノウ 張能 千葉県野田市。推定では開墾地と能力から。千葉県野田市目吹が本拠。同地では草分けと伝える。
チョウバ 丁場 富山県、東京都・広島県。地形。運送、道路工事を担当した区域の丁場から。石川県北部(旧:能登国)で江戸時代に丁場役が賜ったと伝える。富山県氷見市脇方に分布あり。
チョウハシ 長橋 ナガハシ 長橋参照。
チョウハタ 丁畑 熊本県八代市、熊本県熊本市。丁が「南南西」を意味する例あり。熊本県八代市大村町に分布あり。
チョウバタ 丁畑 チョウハタ 丁畑参照。
チョウハマ 長浜 ナガハマ 長浜参照。
チョウハマ 長濱 ナガハマ 長濱参照。
チョウハラ 長原 ナガハラ 長原参照。
チョウハン 張潘 岐阜県加茂郡東白川村。台湾系。合略。張と潘の合成。岐阜県加茂郡東白川村で1982年3月18日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ハン 潘参照。
チョウバラ 長原 ナガハラ 長原参照。
チョウハン 張范 沖縄県沖縄市。台湾系。合略。張と范の合成。沖縄県沖縄市で1977年1月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ハン 范参照。
チョウヒラ 長平 ナガヒラ 長平参照。
チョウフ 長府 島根県隠岐郡西ノ島町。島根県隠岐郡西ノ島町浦郷に分布あり。山口県下関市の長府は室町時代に記録のある地名。
チョウフ 張傅 東京都目黒区。台湾系。合略。張と傅の合成。東京都目黒区で1986年3月27日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。フ 傅参照。
チョウフ 張巫 愛媛県松山市。台湾系。合略。張と巫の合成。愛媛県松山市で1983年7月26日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。フ 巫参照。
チョウフク 長福 鹿児島県、兵庫県。創賜。好字の「長」、「福」から。鹿児島県薩摩郡さつま町山崎が本拠。鹿児島県霧島市隼人町小田に江戸時代にあった門割制度の長福門から。門による明治新姓。
チョウフタニ 長府谷 奈良県磯城郡田原本町・奈良県生駒市。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。
チョウベタニ 長部谷 奈良県。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。奈良県大和郡山市高田町に分布あり。
チョウベヤ 長部谷 チョウベタニ 長部谷参照。
チョウホウ 長宝 青森県八戸市。青森県八戸市新井田長宝野発祥。同地に分布あり。
チョウホウ 長法 ナガノリ 長法参照。
チョウホウイン 長宝院 茨城県つくば市。推定では長宝院の院号から。茨城県つくば市田中に分布あり。
チョウホウジ 長峰寺 茨城県下妻市、栃木県。推定では長峰寺の寺号から。茨城県下妻市では室町時代に茨城県石岡市に居住して安土桃山時代に来住したと伝える。茨城県下妻市北大宝に分布あり。
チョウホタニ 長保谷 フリガナは推定。石川県白山市。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。石川県白山市平松町に分布あり。
チョウマ 長間 ナガマ 長間参照。
チョウマツ 長松 ナガマツ 長松参照。
チョウマツケン 長松軒 鹿児島県。鹿児島県霧島市隼人町松永の小字の長松軒から発祥。
チョウマバヤシ 蝶間林 新潟県三条市、東京都、千葉県。蝶名林の異形。新潟県三条市中新に分布あり。チョウナバヤシ 蝶名林参照。
チョウマル 長丸 石川県河北郡内灘町、鹿児島県霧島市。①石川県河北郡内灘町大根布が起源地。石川県河北郡内灘町で船の印から称した例あり。マルイチ 丸一参照。②地形。長い丸い土地から。鹿児島県霧島市横川町上ノが本拠。
チョウミョウ 長妙 ナガタエ 長妙参照。
チョウムラ 長村 オサムラ 長村参照。
チョウムラ 丁村 熊本県球磨郡錦町・大阪府・千葉県。丁が「南南西」を意味する例あり。熊本県球磨郡錦町西大王三条に分布あり。※コリア系。地形。丁に「村」を追加。神奈川県横浜市港南区で1980年8月16日に帰化の記録あり。本姓は丁。チョウ 丁参照。
チョウメイ 長命 鹿児島県、大阪府、茨城県。創賜。福島県耶麻郡猪苗代町では短命の者が多いため長生きできるよう願った明治新姓と伝える。鹿児島県霧島市隼人町松永に分布あり。※鹿児島県南さつま市金峰町高橋に江戸時代に門割制度の長命門があった。門による明治新姓。※宮崎県延岡市東本小路が藩庁の延岡藩士に江戸時代にあった。※京都府京都市で江戸時代に狂言師にあった。※宮城県仙台市泉区上谷刈長命発祥。宮城県仙台市泉区加茂の長命館の館主は長命氏だったと伝える。推定では鎌倉時代以降。宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩士に江戸時代にあった。
チョウメイ 長明 大阪府、広島県、愛媛県。ナガアキは稀少。男性の名前に長明あり。愛媛県上浮穴郡久万高原町東川に分布あり。広島県廿日市市下平良ではナガアキ。
チョウモト 長本 ナガモト 長本参照。
チョウモン 丁門 北海道、青森県弘前市・奈良県奈良市。丁が「南南西」を意味する例あり。青森県弘前市桔梗野に分布あり。
チョウヤ 長谷 ハセ 長谷参照。
チョウヤ 挺屋 福井県、愛知県、北海道。ツチヤは稀少。福井県福井市でツチヤが存在。職業。挺屋の屋号から。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。挺は物を数える際に用いる語。福井県大野市朝日に分布あり。
チョウヤ 蝶谷 群馬県・埼玉県、静岡県静岡市葵区。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。群馬県富岡市上高瀬、静岡県静岡市葵区与一に分布あり。
チョウヤマ 長山 ナガヤマ 長山参照。
チョウヤマ 帳山 富山県中新川郡立山町。推定では長い山から。富山県中新川郡立山町白岩では農業、林業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
チョウユウ 張游 東京都世田谷区。台湾系。合略。張と游の合成。東京都世田谷区で1985年4月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ユウ 游参照。
チョウヨウ 長養 神奈川県、石川県七尾市・鳥取県鳥取市。長養寺の寺号あり。神奈川県横須賀市汐入町、石川県七尾市阿良町、鳥取県鳥取市雲山に分布あり。
チョウヨウ 長陽 大阪府、滋賀県。事物。滋賀県高島市安曇川町長尾にある曹洞宗の昌福寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の長陽山から。
チョウヨウ 張楊 大分県杵築市。台湾系。合略。張と楊の合成。大分県杵築市(旧:速見郡山香町)で1974年3月7日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ヨウ 楊参照。
チョウラ 丁羅 フリガナは推定。千葉県香取市。コリア系。大韓民国全羅南道羅州市発祥。羅州のコリア音はナジュ。丁に羅州の「羅」を追加。千葉県香取市(旧:香取郡小見川町)で1953年4月27日に帰化の記録あり。本姓は丁。チョウ 丁参照。
チョウラ 張羅 大阪府・千葉県。台湾系。合略。張と羅の合成。大阪府阪南市で1992年9月8日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ラ 羅参照。
チョウライ 張頼 東京都世田谷区。台湾系。合略。張と頼の合成。東京都世田谷区で1982年12月17日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ライ 頼参照。
チヨウラ 千代浦 新潟県長岡市・東京都。地形。永い年月と浦から。浦が「裏」を意味する例あり。新潟県長岡市水道町に分布あり。※鳥取県鳥取市東町が藩庁の鳥取藩士に江戸時代に「千世浦」の表記であった。千世浦は現存するか不明。
チョウラク 長楽 徳島県、鹿児島県、香川県。ナガク、ナガラク、オサラクは稀少。長楽寺の寺号あり。徳島県小松島市坂野町、鹿児島県薩摩川内市水引町に分布あり。北海道札幌市清田区里塚緑ケ丘ではナガク。奈良県北葛城郡河合町長楽は鎌倉時代に記録のある地名。
チョウラク 長樂 香川県・京都府・新潟県。長楽の異形。香川県丸亀市垂水町に分布あり。
チョウリ 張李 神奈川県・東京都・埼玉県。台湾系。合略。張と李の合成。神奈川県横浜市中区で1977年6月29日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リ 李参照。
チョウリ 長理 兵庫県淡路市・埼玉県。推定では長い土地と道理から。兵庫県淡路市志筑に分布あり。
チョウリキ 長力 広島県広島市佐伯区、岡山県。推定では長い土地と力から。広島県広島市佐伯区五日市町大字石内に分布あり。
チョウリュウ 張劉 東京都。台湾系。合略。張と劉の合成。東京都中野区中野に分布あり。東京都大田区で1975年1月4日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リュウ 劉参照。
チョウリュウジ 長龍寺 長崎県長崎市・福岡県。長崎県長崎市平間町の小字の長龍寺から発祥。
チョウリョウ 張梁 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。張と梁の合成。神奈川県横浜市中区で1985年3月8日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リョウ 梁参照。
チョウリョウ 張廖 東京都・大阪府。台湾系。合略。張と廖の合成。東京都杉並区で1973年7月12日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リョウ 廖参照。
チョウリン 張林 東京都・千葉県・兵庫県。埼玉県草加市でハリバヤシが存在。台湾系。合略。張と林の合成。東京都三鷹市で1971年5月20日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ハヤシ 林参照。
チョウロ 張呂 福島県いわき市。台湾系。合略。張と呂の合成。福島県いわき市で1983年7月9日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ロ 呂参照。
チョウロウ 長老 徳島県徳島市。長老は年老いた人の尊称。徳島県徳島市大原町千代ケ丸に分布あり。
チョウロク 長録 石川県珠洲市・京都府。推定では長い期間の記録から。石川県珠洲市折戸町に分布あり。
チヨオカ 千代岡 高知県室戸市、千葉県。高知県四万十市若藤の小字の千代岡から発祥。安土桃山時代に「チヨオカ」の表記で記録のある地名。高知県四万十市に鎌倉時代にあった。
チヨカワ 千代川 岩手県下閉伊郡山田町。地形。永い年月と川から。岩手県下閉伊郡山田町大沢が本拠。同地では山梨県から来住した落人の後裔と伝える。推定では戦国時代。
チヨキ 千代木 チヨギ 千代木参照。
チヨギ 千代木 和歌山県・岡山県。事物。千代木はチヨキで松の別名。和歌山県有田郡有田川町押手に分布あり。
チョク 猪口 イノクチ 猪口参照。
チョクシ 猪口志 福岡県、熊本県天草市。勅使姓あり。熊本県天草市五和町城河原では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。テシ 勅使参照。
チョクシ 勅使 テシ 勅使参照。
チョクシ 勅丁 京都府京都市左京区。勅使姓あり。京都府京都市左京区一乗寺松原町に分布あり。テシ 勅使参照。
チョクシガワラ 勅使瓦 テシガワラ 勅使瓦参照。
チヨクボ 千代窪 宮城県遠田郡美里町。宮城県遠田郡美里町二郷千代窪発祥。同地に分布あり。
チヨクラ 千代倉 千葉県、茨城県・東京都。事物。永い年月と倉から。埼玉県吉川市平沼、埼玉県八潮市二丁目に江戸時代にあった。
チヨコリ 千代樵 香川県・大阪府。推定では永く続く状態と樵から。樵はキコリ。香川県さぬき市鴨庄に分布あり。
チヨサカ 千代坂 大阪府岸和田市・兵庫県・愛知県。地形。永い年月と坂から。大阪府岸和田市下野町に分布あり。
チヨサキ 千代崎 チヨザキ 千代崎参照。
チヨザキ 千代崎 東京都、神奈川県。神奈川県横須賀市西浦賀の千代ケ崎から発祥。地名はチヨガサキ。神奈川県横須賀市佐原に分布あり。
チヨザワ 千代沢 新潟県、茨城県・兵庫県。地形。永い年月と沢から。新潟県新潟市南区白根に分布あり。
チヨザワ 千代澤 新潟県・茨城県・兵庫県。地形。千代沢の異形。新潟県新潟市南区白根に分布あり。
チヨシ 地吉 山口県下関市・大分県。山口県下関市豊田町大字地吉発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はジヨシ。
チヨシ 天勝 アマカツ 天勝参照。
チヨジマ 千代島 福岡県久留米市。福岡県久留米市城島町江上の小字の千代島から発祥。同地付近が本拠。※福島県会津若松市追手町が藩庁の会津藩の旧藩士として1868年から1869年の戊辰戦争後に記録あり。
チヨシロ 千代城 フリガナは推定。東京都港区。事物。東京都港区高輪にある臨済宗の東禅寺の僧侶による明治新姓。同寺を江戸時代に菩提寺としていた宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩の仙台城(旧名:千代城)から。千代城はセンダイジョウ。
チヨズミ 千代住 福岡県福岡市南区・大阪府・福島県いわき市。福岡県福岡市南区桧原に分布あり。福岡県糟屋郡須恵町旅石の小字に千代住あり。
チヨセ 地寄 鹿児島県、東京都。ジヨセも含む分布。地形。土地から。ヨセは推定では土を寄せた畔。鹿児島県鹿屋市吾平町上名に分布あり。
チヨセ 千代世 三重県津市。創賜。永い年月と世の中から。三重県津市一身田豊野に分布あり。
チヨゾノ 千代薗 鹿児島県・岐阜県。地形。千代園の異形。鹿児島県薩摩川内市西方町に分布あり。
チヨゾノ 千代園 鹿児島県姶良市。地形。永い年月と園から。鹿児島県姶良市蒲生町北に分布あり。※鹿児島県霧島市国分敷根に江戸時代に門割制度の千代園門があった。門による明治新姓。
チヨダ 千代田 埼玉県、福岡県、東京都。①東京都千代田区千代田発祥。推定での地名の成立は戦国時代以前。同地の江戸城の別名として記録のある語。埼玉県三郷市彦川戸付近(旧:下彦川戸)で伝承あり。埼玉県三郷市彦糸では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。埼玉県三郷市天神では草分けと伝える。埼玉県東松山市早俣に江戸時代にあった。②地形。永い年月と田から。福岡県久留米市田主丸町菅原では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。③コリア系。推定での比率は約2%。地形。千に「代」、「田」を追加。山口県山口市で1981年10月19日に帰化の記録あり。本姓は千。セン 千参照。
チヨタニ 千代谷 チヨヤ 千代谷参照。
チヨダニ 千代谷 チヨヤ 千代谷参照。
チヨタンダ 千代反田 宮崎県。宮崎県えびの市西長江浦の小字の千代反田から発祥。同地に江戸時代に門割制度の千代反田門があった。門による明治新姓。
チョッキ 一寸木 神奈川県小田原市。マスキも含む分布。創賜。武田氏から「城を増やす」との意味で増城姓を賜って後裔が字を変えたと伝える。推定では戦国時代。増城はマスキで現存するか不明。神奈川県足柄上郡中井町北田に江戸時代にあった。一寸はイッスンで約3センチメートル。
チヨヅル 千代鶴 滋賀県長浜市。事物。永い年月と鶴から。福井県越前市に京都府京都市東山区の粟田から1314年(正和3年)頃に来住した刀鍛冶の後裔と伝える。元は奈良県の出との伝承あり。
チヨヅル 千代靏 滋賀県長浜市・兵庫県。事物。千代鶴の異形。滋賀県長浜市湖北町速水に分布あり。
チヨドメ 千代留 鹿児島県志布志市。創賜。鹿児島県志布志市志布志町安楽に江戸時代にあった門割制度の千代留門から。門名は永い年月と好字の「留」から。門による明治新姓。
チヨナガ 千代永 熊本県八代市。熊本県八代市日奈久山下町(旧:千代永)発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に南北朝時代に千代永城があったと伝える。熊本県八代市水島町に分布あり。
チヨニシオ 千代西尾 鳥取県。鳥取県鳥取市の千代川から発祥。川名はセンダイ。鳥取県鳥取市国安では鳥取県鳥取市東町が藩庁の鳥取藩士が江戸時代に帰農して横山姓から西尾姓に改姓してさらに千代西尾姓にしたと伝える。同地を流れる千代川の改修工事に私財を投じていたとの伝もあり。伝承からの推定では江戸時代末期。ヨコヤマ 横山参照。ニシオ 西尾参照。
チヨノ 千代野 福岡県行橋市・大阪府・東京都。地形。永い年月と野から。福岡県行橋市行事に分布あり。
チヨノブ 千代延 島根県江津市、島根県浜田市、広島県。チヨノベは稀少。創賜。永い年月と広がる状態から。島根県江津市有福温泉町本明では1347年(貞和3年・正平2年)に切竹左京之進義明が南北朝時代の天皇である後村上天皇の御前で「君が代は千代に八千代に千代延のべ渡る あし原の国も閑に鳳凰の常に遊ぶや吉野山」と歌いながら舞って称したと伝える。切竹は現存するか不明。島根県江津市に江戸時代にあった。同地では藤原氏の後裔と伝える。フジワラ 藤原参照。
チヨノベ 千代延 チヨノブ 千代延参照。
チヨハラ 千代原 福岡県、大阪府、島根県。地形。永い年月と野から。福岡県鞍手郡小竹町勝野、島根県安来市伯太町安田中に分布あり。京都府京都市西京区桂千代原町は室町時代に記録のある地名。毛利氏の家臣で刀鍛冶だったとの伝あり。時代、位置不詳。
チヨフジ 千代藤 京都府京都市北区。千代姓、藤原姓あり。京都府京都市北区中川北山町に分布あり。チヨ 千代参照。フジワラ 藤原参照。
チヨマ 千代間 埼玉県桶川市、東京都、千葉県。地形。永い年月と間から。埼玉県桶川市に江戸時代にあった。
チヨマサ 千代政 愛知県。男性の名前に千代政あり。愛知県江南市勝佐町若宮に分布あり。
チヨマツ 千代松 大阪府泉佐野市。事物。永い年月と松から。男性の名前としてもあり。大阪府泉佐野市上町に江戸時代にあった。
チヨマツ 千百松 チオマツ 千百松参照。
チヨマル 千代丸 福岡県北九州市小倉南区。福岡県北九州市小倉南区沼本町の小字の千代丸から発祥。同地付近が本拠。福岡県北九州市小倉北区城内が藩庁の小倉藩で江戸時代末期に藩主だった小笠原忠忱の幼名に豊千代丸あり。オガサワラ 小笠原参照。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩医に江戸時代にあった。
チヨムラ 千代村 熊本県、大阪府、神奈川県。地形。永い年月と村から。熊本県人吉市瓦屋町、熊本県玉名郡長洲町長洲に分布あり。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩士に江戸時代にあった。
チヨモト 千代本 神奈川県横浜市南区。創賜。永い年月から。神奈川県横浜市南区三春台に分布あり。
チヨモリ 千代森 鹿児島県鹿児島市、宮崎県都城市。創賜。鹿児島県鹿児島市吉野町に江戸時代にあった門割制度の千代盛門から。門名は永い年月と好字の「盛」から。門による明治新姓。宮崎県都城市山田町中霧島では農業、林業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
チヨモリ 千代盛 鹿児島県、兵庫県、宮崎県。創賜。鹿児島県日置市伊集院町桑畑に江戸時代にあった門割制度の千代盛門から。門名は永い年月と好字の「盛」から。門による明治新姓。
チヨヤ 千代谷 青森県青森市、青森県東津軽郡平内町、北海道。①職業。青森県青森市では江戸時代の千代屋の屋号による明治新姓と伝える。同地では江戸時代に宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩主の側室となった親類により仙台の字と発音を変えた屋号を使用する許可を得ていたとの伝あり。仙台は戦国時代に「千代」の表記で記録のある地名。青森県東津軽郡平内町山口に分布あり。②推定では永い年月と谷から。鹿児島県志布志市志布志町安楽では鹿児島県鹿児島市の谷山の出と伝える。伝承からの推定では1870年頃の来住。福井県越前市粟田部町に分布あり。福井県越前市ではチヨタニ、チヨダニ。
チヨヤマ 千代山 広島県、兵庫県・群馬県。地形。永い年月と山から。広島県江田島市江田島町切串に分布あり。
チラ 千良 神奈川県綾瀬市。「千」を含む姓あり。「良」は好字。神奈川県綾瀬市大上に分布あり。
チラク 地樂 長崎県長崎市。地楽の異形。長崎県長崎市高尾町に分布あり。ジラク 地楽参照。
チラミ 地良見 宮崎県宮崎市・大阪府。推定では見える土地と好字の「良」から。宮崎県宮崎市高岡町高浜に分布あり。
チラン 知覧 鹿児島県、宮崎県、福岡県。鹿児島県南九州市の知覧町から発祥。鎌倉時代に記録のある地名。鹿児島県鹿児島市城山町が藩庁の薩摩藩士に江戸時代にあった。
チリ 知里 北海道。アイヌ系。個人名。北海道登別市のチリパ・ハエプトが知里波ヱ登に改名。推定では1875年頃。アイヌ人の名前の構成要素にあるチル(chir)はアイヌ語で「鳥」の意。
チリ 千里 チサト 千里参照。
チリイ 縮井 山形県米沢市・神奈川県。推定では縮んだ場所と水を汲む場所から。山形県東置賜郡高畠町高畠大町に分布あり。
チリウチ 千里内 センリウチ 千里内参照。
チリオカ 塵岡 熊本県。推定では塵と岡から。熊本県天草郡苓北町志岐に分布あり。
チリカワ 知利川 山口県岩国市。地形。川から。チリは推定では「湿地」。山口県岩国市新港町に分布あり。
チリキ 知気 北海道。シリキは稀少。アイヌ系。アイヌ人の名前の構成要素にあるチル(chir)はアイヌ語で「鳥」の意。北海道山越郡長万部町旭浜が起源地。北海道江別市緑町西ではシリキ。
チリキ 千力 大阪府大阪市住吉区。推定では多くの力から。大阪府大阪市住吉区上住吉に分布あり。
チリキリ 芥切 鹿児島県鹿児島市。推定では崩壊した土地の切れ目から。鹿児島県鹿児島市宇宿町に分布あり。同地の小字に尻切あり。鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島では1597年(慶長2年)から1598年(慶長3年)の慶長の役に芥切氏が参加したと伝える。
チリギリ 芥切 チリキリ 芥切参照。
チリク 千里久 静岡県、神奈川県。推定では多くの里と永く続く状態から。静岡県伊豆の国市長岡に分布あり。
チリグチ 知里口 熊本県菊池市。地形。出入口から。チリは推定では「湿地」。熊本県菊池市七城町加恵に分布あり。
チリハマ 塵浜 石川県。石川県羽咋市千里浜町発祥。千里浜はチリハマ。江戸時代に「塵浜」の表記で記録のある地名。地名は「散浜」とも表記した。地名による明治新姓と伝える。※石川県金沢市で1948年に千里浜姓への改姓の申し立てが却下となった事例があった。
チリハマ 塵濱 石川県かほく市・東京都。塵浜の異形。石川県かほく市木津に分布あり。
チリハマ 千利浜 福井県坂井市。塵浜姓あり。福井県坂井市三国町宿に分布あり。
チリハマ 千利濱 福井県坂井市。塵浜姓あり。福井県坂井市三国町三国東に分布あり。
チリフ 池鯉鮒 熊本県八代市。事物。熊本県八代市では沖の平四朗との呼称があった博学の漁業従事者が水産物の「鯉」、「鮒」を使用したと伝える。推定では明治新姓。愛知県知立市は奈良時代に「智立」の表記で記録のある地名。知立はチリュウ。地名は江戸時代に「池鯉鮒」と表記しており、発想元となったとの伝もあり。※高知県高知市丸ノ内が藩庁の土佐藩士に江戸時代にあった。
チリフジ 二十里 ニジュウリ 二十里参照。
チリョウ 知領 茨城県稲敷市・東京都。推定では知行した領地から。茨城県稲敷市幸田に分布あり。
チリョウ 地領 岡山県岡山市。推定では領した土地から。岡山県岡山市南区内尾に分布あり。
チルマ 知留間 千葉県、静岡県・大阪府。推定では留めた土地と間から。千葉県八千代市大和田、大阪府堺市東区野尻町に分布あり。
チワ 千輪 福岡県、岡山県、北海道。千々輪姓あり。福岡県糟屋郡志免町志免、岡山県倉敷市連島町西之浦に分布あり。チヂワ 千々輪参照。
チワ 智和 岡山県津山市、埼玉県。岡山県津山市加茂町知和は鎌倉時代に記録のある地名。地名はチワ。
チワ 知和 広島県三次市・東京都武蔵野市。智和姓あり。広島県三次市三良坂町三良坂に分布あり。
チワイ 知和井 千葉県長生郡長柄町。推定では土地と水を汲む場所から。「和」は好字。千葉県長生郡長柄町味庄に分布あり。
チワキ 千脇 千葉県千葉市。合略。千葉の略。千葉県千葉市若葉区貝塚町が本拠。千葉県千葉市稲毛区穴川では草分けと伝える。千葉県千葉市若葉区上泉町に江戸時代にあった。同地では千葉氏の後裔が称したと伝える。チバ 千葉参照。
チワキ 知脇 千葉県千葉市。千脇姓あり。千葉県千葉市花見川区横戸町が本拠。
チワキ 血脇 千葉県。事物。第一要素の血は「血液」、第二要素の脇は「脇の場所」。千葉県白井市名内に江戸時代にあった。同地では千葉県北部・茨城県南西部付近(旧:下総国)の平賀城が落城した際に城主の千葉氏の血を絶やさぬように身ごもっていた女が戦の血の中で男児を産んだとする故事からと伝える。推定では戦国時代。平賀城に比定できる城は千葉県松戸市殿平賀にあった殿平賀城。チバ 千葉参照。
チワキ 地脇 東京都、神奈川県、福岡県。地形。土地の脇から。福岡県北九州市小倉南区沼緑町に分布あり。
チワキ 地湧 茨城県北相馬郡利根町。地脇姓あり。茨城県北相馬郡利根町大房では草分けと伝える。
チワキ 智脇 東京都調布市。地脇姓あり。東京都調布市柴崎に分布あり。
チワキ 池湧 千葉県流山市。地脇姓あり。千葉県流山市流山に分布あり。
チワケ 血分 福岡県、埼玉県。推定では血族から。福岡県福岡市南区高宮に分布あり。
チワケ 地分 京都府京都市東山区。推定では土地を分ける行為から。京都府京都市東山区福稲御所ノ内町に分布あり。
チワタ 千綿 佐賀県佐賀市。長崎県東彼杵郡東彼杵町千綿宿郷発祥。鎌倉時代に記録のある地名。長崎県東彼杵郡・西彼杵郡付近(旧:彼杵郡)に鎌倉時代、佐賀県佐賀市城内が藩庁の佐賀藩士に江戸時代にあった。
チワタリ 地渡 石川県。地形。土地と渡し場から。石川県珠洲市若山町鈴内に分布あり。
チワヤ 千巌 大阪府大阪狭山市。事物。多くの岩から。大阪府大阪狭山市大野台に分布あり。
チワヤ 千巖 兵庫県川西市。事物。千巌の異形。兵庫県川西市花屋敷山手町に分布あり。
チワリ 千割 石川県七尾市。推定では多くの分割した土地から。石川県七尾市国分町に分布あり。
チン 陳 東京都、兵庫県、神奈川県。①シナ系。中華人民共和国河南省開封市付近(旧:陳)から発祥。兵庫県神戸市中央区中山手通、神奈川県横浜市中区山下町に分布あり。シナ音はチェン。※唐系。シナ系と同源。734年(天平6年)に記録あり。位置不詳。※元系。シナ系と同源。群馬県桐生市の松井田町に戦国時代にあった。※明系。シナ系と同源。長崎県長崎市、愛知県名古屋市中区本丸が藩庁の尾張藩士に江戸時代にあった。②コリア系。大阪府大阪市生野区新今里に分布あり。コリア音もチン。※李氏朝鮮系。コリア系と同源。鹿児島県日置市東市来町美山に江戸時代にあった。③ベトナム系。ベトナム音はチャン。④熊本県上益城郡益城町上陳・下陳発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はジンで「陣」とも表記した。同地に戦国時代に下陳城があった。姓もジン。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩士に江戸時代にあった。
チン 沈 東京都、愛知県、兵庫県。①コリア系。大阪府大阪市生野区桃谷に分布あり。コリア音はシム。※李氏朝鮮系。コリア系と同源。鹿児島県日置市東市来町美山に江戸時代にあった。②シナ系。中華人民共和国河南省洛陽市汝陽県(旧:沈)発祥。兵庫県神戸市中央区北野町に分布あり。シナ音はシェン。※唐系。シナ系と同源。761年(天平宝字5年)に記録あり。位置不詳。
チン 瀋 埼玉県所沢市。シナ系。沈の異形。埼玉県所沢市で2019年12月13日に帰化の記録あり。シナ音はシェン。
チン 闖 埼玉県東松山市。シナ系。埼玉県東松山市で2000年10月20日に帰化の記録あり。シナ音はチュアン。
チンオウ 陳王 東京都・神奈川県・兵庫県。台湾系。合略。陳と王の合成。神奈川県横浜市南区で1991年4月12日に帰化の記録あり。チン 陳参照。オウ 王参照。
チンオウ 陳欧 東京都文京区。台湾系。合略。陳と欧の合成。東京都文京区で1974年3月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。オウ 王参照。
チンカ 陳何 大阪府東大阪市。台湾系。合略。陳と何の合成。大阪府東大阪市で1975年5月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。カ 何参照。
チンカク 陳郭 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。陳と郭の合成。神奈川県横浜市中区で1973年5月28日に帰化の記録あり。チン 陳参照。カク 郭参照。
チンカン 陳関 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。陳と関の合成。神奈川県横浜市中区で1973年6月6日に帰化の記録あり。チン 陳参照。セキ 関参照。
チンガン 陳顔 兵庫県神戸市中央区。台湾系。合略。陳と顔の合成。兵庫県神戸市中央区(旧:生田区)で1973年2月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ガン 顔参照。
チンキ 陳紀 東京都北区。台湾系。合略。陳と紀の合成。東京都北区で1994年2月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。キノ 紀参照。
チンギ 陳魏 大阪府・東京都。台湾系。合略。陳と魏の合成。大阪府大阪市淀川区で1977年1月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ギ 魏参照。
チンキュウ 陳邱 兵庫県西宮市。台湾系。合略。陳と邱の合成。兵庫県西宮市で1973年8月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。キュウ 邱参照。
チンキョ 陳許 沖縄県・神奈川県。台湾系。合略。陳と許の合成。沖縄県那覇市で1976年2月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。キョ 許参照。
チンギョウ 珍行 岡山県。推定では珍しい行いから。岡山県高梁市備中町東油野では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
チンケツ 陳闕 東京都品川区。台湾系。合略。陳と闕の合成。東京都品川区で1994年11月25日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ケツ 闕参照。
チンコ 陳胡 東京都中央区。台湾系。合略。陳と胡の合成。東京都中央区で1973年12月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。エビス 胡参照。
チンゴ 陳呉 東京都・神奈川県。台湾系。合略。陳と呉の合成。東京都練馬区で1973年5月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ゴ 呉参照。
チンコウ 陳黄 大阪府・神奈川県・東京都。台湾系。合略。陳と黄の合成。大阪府大阪市浪速区で1973年6月5日に帰化の記録あり。チン 陳参照。コウ 黄参照。
チンサイ 陳蔡 神奈川県・東京都。台湾系。合略。陳と蔡の合成。神奈川県横浜市金沢区で1986年7月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。サイ 蔡参照。
チンサイ 沈蔡 東京都杉並区。台湾系。合略。沈と蔡の合成。東京都杉並区で1980年1月28日に帰化の記録あり。チン 沈参照。サイ 蔡参照。
チンザイ 鎮西 チンゼイ 鎮西参照。
チンザイ 珍斉 大阪府。鎮西姓あり。大阪府泉南市樽井に分布あり。チンゼイ 鎮西参照。
チンザイ 珍斎 大阪府。鎮西姓あり。大阪府大阪市住之江区南港中に分布あり。チンゼイ 鎮西参照。
チンサカ 珍坂 チンザカ 珍坂参照。
チンザカ 珍坂 兵庫県。兵庫県養父市八鹿町九鹿の珍坂から発祥。
チンザン 鎮山 徳島県美馬郡つるぎ町。シズヤマは稀少。推定では鎮めた山から。徳島県美馬郡つるぎ町貞光が本拠。
チンジ 鎮寺 宮崎県えびの市・鹿児島県。事物。宮崎県えびの市杉水流に江戸時代にあった門割制度の鎮寺門から。門名は鎮寺の寺号から。門による明治新姓。
チンジク 陳竺 東京都大田区。台湾系。合略。陳と竺の合成。東京都大田区で1973年12月19日に帰化の記録あり。チン 陳参照。チク 竺参照。
チンシュ 陳朱 福岡県福岡市西区。台湾系。合略。陳と朱の合成。福岡県福岡市西区で1992年3月25日に帰化の記録あり。チン 陳参照。シュ 朱参照。
チンジュ 鎮守 鹿児島県鹿児島市、福岡県、大阪府。①鹿児島県鹿児島市喜入町の小字の鎮守脇から発祥。同地に江戸時代に門割制度の鎮守薗門があった。門による明治新姓。②鹿児島県南さつま市金峰町尾下の小字の鎮守原から発祥。③創賜。鹿児島県日置市吹上町湯之浦に江戸時代にあった門割制度の鎮守屋敷から。屋敷名は土地を守る神から。屋敷による明治新姓。
チンジュ 鎭守 鹿児島県鹿児島市。鎮守の異形。鹿児島県鹿児島市喜入町に分布あり。
チンジュ 珍珠 岡山県美作市。推定では珍しい宝珠から。岡山県美作市川北に分布あり。
チンシュウ 陳周 大阪府大阪市都島区。合略。陳と周の合成。大阪府大阪市都島区で2000年4月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。シュウ 周参照。
チンショウ 陳邵 東京都板橋区。台湾系。合略。陳と邵の合成。東京都板橋区で1984年4月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ショウ 邵参照。
チンショウ 陳蕭 沖縄県宜野湾市。台湾系。合略。陳と蕭の合成。沖縄県宜野湾市で1983年12月15日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ショウ蕭参照。
チンゼイ 鎮西 大阪府、高知県、長野県。チンザイは稀少。九州地方(別名:鎮西)発祥。原義は「西を鎮める」の意。平安時代の武将である源為朝(別名:鎮西八郎)の後裔と伝える。大阪府大阪市鶴見区安田、高知県高岡郡日高村沖名に分布あり。ミナモト 源参照。
チンゼイ 鎭西 高知県・大分県・神奈川県。鎮西の異形。高知県高岡郡日高村沖名に分布あり。
チンセツ 陳薛 茨城県神栖市。台湾系。合略。陳と薛の合成。茨城県神栖市(旧:鹿島郡波崎町)で1969年6月19日に帰化の記録あり。国籍は無国籍。「伊豆村」ともあり。チン 陳参照。セツ 薛参照。イズムラ 伊豆村参照。
チンセン 陳詹 東京都中野区。台湾系。合略。陳と詹の合成。東京都中野区で1973年12月10日に帰化の記録あり。チン 陳参照。セン 詹参照。
チンソ 陳蘇 東京都調布市。台湾系。合略。陳と蘇の合成。東京都調布市で1978年4月19日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ソ 蘇参照。
チンソウ 陳宋 和歌山県和歌山市。台湾系。合略。陳と宋の合成。和歌山県和歌山市で1989年2月28日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ソウ 宋参照。
チンソク 陳束 東京都新宿区。台湾系。合略。陳と束の合成。東京都新宿区で1973年7月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ソク 束参照。
チンダ 珍田 秋田県、北海道、青森県。地形。珍しい田から。青森県の津軽では江戸時代の飢饉の際に稲が実っていた田により藩主から「珍しい田」との意味で賜ったと伝える。推定では青森県弘前市下白銀町が藩庁の弘前藩主。同藩士に江戸時代にあった。秋田県秋田市の雄和では安土桃山時代・江戸時代の武将である真田幸村の後裔と伝える。真田に「田」あり。サナダ 真田参照。
チンダ 陳田 宮城県、熊本県。ジンダも含む分布。①推定では並ぶ田から。宮城県東松島市赤井に分布あり。②熊本県上益城郡益城町上陳・下陳発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はジンで「陣」とも表記した。同地に戦国時代に下陳城があった。地名の「陳」を使用。熊本県上益城郡益城町古閑ではジンダ。③コリア系。推定での比率は約5%。地形。陳に「田」を追加。東京都国分寺市で1966年8月27日に帰化の記録あり。本姓は陳。チン 陳参照。
チンダ 鎮田 高知県。シズタは稀少。神奈川県でシズタが存在。推定では鎮めた田から。高知県高岡郡四万十町興津が本拠。
チンダ 鎭田 静岡県。鎮田の異形。静岡県賀茂郡東伊豆町大川に分布あり。
チンタイ 陳戴 大阪府・京都府・富山県。台湾系。合略。陳と戴の合成。大阪府大阪市淀川区で1985年2月15日に帰化の記録あり。チン 陳参照。タイ 戴参照。
チンダイ 陳代 奈良県生駒郡斑鳩町・大阪府。「陳」を含む姓あり。奈良県生駒郡斑鳩町目安に分布あり。
チンタニ 珍谷 富山県滑川市。推定では珍しい谷から。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。富山県滑川市高塚に分布あり。
チンタン 陳譚 神奈川県平塚市。台湾系。合略。陳と譚の合成。神奈川県平塚市で1976年3月11日に帰化の記録あり。チン 陳参照。タン 譚参照。
チンチ 陳池 東京都新宿区。台湾系。合略。陳と池の合成。東京都新宿区で1982年5月28日に帰化の記録あり。チン 陳参照。イケ 池参照。
チンチョウ 陳張 沖縄県・兵庫県・東京都。台湾系。合略。陳と張の合成。沖縄県石垣市で1965年11月12日に帰化の記録あり。無国籍で出生地は台湾。チン 陳参照。チョウ 張参照。
チンチン 陳沈 東京都武蔵野市。台湾系。合略。陳と沈の合成。東京都武蔵野市で1984年5月31日に帰化の記録あり。チン 陳参照。チン 沈参照。
チンテイ 陳鄭 東京都豊島区。台湾系。合略。陳と鄭の合成。東京都豊島区で1973年12月21日に帰化の記録あり。チン 陳参照。テイ 鄭参照。
チンテイ 陳丁 東京都豊島区。台湾系。合略。陳と丁の合成。東京都豊島区で1992年11月26日に帰化の記録あり。チン 陳参照。チョウ 丁参照。
チントウ 陳佟 静岡県沼津市。台湾系。合略。陳と佟の合成。静岡県沼津市で1973年5月22日に帰化の記録あり。チン 陳参照。トウ 佟参照。
チンドウ 珍道 三重県松阪市。珎道の異形。三重県松阪市東黒部町に分布あり。
チンドウ 珎道 三重県松阪市、千葉県。三重県松阪市東黒部町の小字の南出(旧:珎道)から発祥。同地で江戸時代に称していたと伝える。
チンナ 珍名 北海道。推定では珍しい名から。北海道小樽市では福井県越前市安戸町の出で語義は不明と伝える。
チンナミ 鎮波 シズナミ 鎮波参照。
チンナミ 珍並 徳島県阿波市。推定では珍しい並ぶ土地から。徳島県阿波市土成町土成に分布あり。
チンナミ 鎮浪 愛知県豊橋市。鎮波の異形。愛知県豊橋市佐藤に分布あり。シズナミ 鎮波参照。
チンナミ 鎭浪 愛知県豊橋市。鎮波の異形。愛知県豊橋市佐藤に分布あり。シズナミ 鎮波参照。
チンバラ 椿原 ツバキハラ 椿原参照。
チンバラ 陳原 大阪府堺市西区。コリア系。地形。陳に「原」を追加。大阪府東大阪市で1989年3月23日に帰化の記録あり。本姓は陳。チン 陳参照。※山梨県甲府市丸の内が藩庁の甲府藩士に江戸時代にあった。
チンハン 陳潘 兵庫県神戸市中央区。合略。陳と潘の合成。兵庫県神戸市中央区(旧:生田区)で1973年7月25日に帰化の記録あり。「伴」ともあり。チン 陳参照。ハン 潘参照。バン 伴参照。
チンベ 珍部 島根県出雲市。広島県でヨシベが存在。推定では珍しい物を扱った古代の部民から。島根県出雲市塩冶町が本拠。
チンホウ 陳鮑 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。陳と鮑の合成。神奈川県横浜市中区で1973年6月6日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ホウ 鮑参照。
チンホウ 陳方 神奈川県横浜市鶴見区。台湾系。合略。陳と方の合成。神奈川県横浜市鶴見区で1987年2月20日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ホウ 方参照。
チンマ 賃馬 和歌山県。推定では馬で運ぶ料金から。和歌山県西牟婁郡白浜町田野井に分布あり。
チンユ 陳兪 東京都台東区。台湾系。合略。陳と兪の合成。東京都台東区で1979年11月26日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ユ 兪参照。
チンユウ 陳祐 ジンスケ 陳祐参照。
チンユウ 陳游 東京都江戸川区。台湾系。合略。陳と游の合成。東京都江戸川区で1988年6月17日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ユウ 游参照。
チンヨウ 陳葉 東京都大田区。台湾系。合略。陳と葉の合成。東京都大田区東雪谷に分布あり。チン 陳参照。ヨウ 葉参照。
チンヨウ 陳楊 東京都。台湾系。合略。陳と楊の合成。東京都渋谷区で1974年1月17日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ヨウ 楊参照。
チンラ 陳羅 埼玉県越谷市。台湾系。合略。陳と羅の合成。埼玉県越谷市で1981年10月19日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ラ 羅参照。
チンラン 陳藍 長崎県長崎市。台湾系。合略。陳と藍の合成。長崎県長崎市で1972年8月11日に帰化の記録あり。チン 陳参照。アイ 藍参照。
チンリ 陳李 東京都・愛知県・兵庫県。台湾系。合略。陳と李の合成。東京都杉並区で1973年4月6日に帰化の記録あり。チン 陳参照。リ 李参照。
チンリュウ 陳劉 兵庫県・大阪府・東京都。台湾系。合略。陳と劉の合成。大阪府大阪市東住吉区で1973年2月16日に帰化の記録あり。チン 陳参照。リュウ 劉参照。
チンリョウ 陳廖 兵庫県・京都府・東京都。台湾系。合略。陳と廖の合成。兵庫県神戸市灘区で1996年11月1日に帰化の記録あり。チン 陳参照。リョウ 廖参照。
チンリン 陳林 兵庫県・神奈川県・東京都。台湾系。合略。陳と林の合成。兵庫県神戸市東灘区で1973年12月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ハヤシ 林参照。
チンリン 沈林 兵庫県・大阪府。台湾系。合略。沈と林の合成。兵庫県神戸市中央区で1981年1月27日に帰化の記録あり。チン 沈参照。ハヤシ 林参照。
チョウサ 長佐 兵庫県、香川県仲多度郡多度津町・石川県珠洲市。男性の名前に長佐衛門あり。香川県仲多度郡多度津町佐柳、石川県珠洲市大谷町に分布あり。
チョウザ 長座 和歌山県新宮市・兵庫県。推定では長い座る場所から。和歌山県新宮市熊野地に分布あり。
チョウサイ 張蔡 東京都北区。台湾系。合略。張と蔡の合成。東京都北区で1980年11月7日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。サイ 蔡参照。
チョウサコン 丁左近 岐阜県大垣市。十左近の異形。明治新姓時に十左近姓を役人が誤記したと伝える。福井県勝山市村岡町暮見が起源地。ジュウサコン 十左近参照。
チョウザン 丁山 徳島県吉野川市、山口県・秋田県。①丁が「南南西」を意味する例あり。徳島県吉野川市川島町三ツ島北新田に分布あり。②コリア系。複数の起源の全体における推定での比率は約10%。佐賀県多久市で1966年2月8日、大阪府高石市で1980年2月13日に帰化の記録あり。本姓は全。本姓は全。ゼン 全参照。③コリア系。地形。丁に「山」を追加。兵庫県神戸市須磨区で1980年12月4日に帰化の記録あり。本姓は丁。チョウ 丁参照。
チョウシ 丁子 チョウジ 丁子参照。
チョウシ 調子 愛知県豊田市、京都府京都市。京都府長岡京市調子発祥。鎌倉時代に記録のある地名。地名は調子氏の人名からとの伝もあり。広島県広島市中区基町が藩庁の広島藩士に江戸時代にあった。
チョウシ 町支 広島県呉市。三重県伊賀市でマチシが存在。推定では町から分かれた土地から。広島県呉市の川尻町が本拠。
チョウシ 銚子 茨城県神栖市・岩手県九戸郡九戸村。①千葉県銚子市発祥。江戸時代に記録のある地名。②岩手県九戸郡九戸村長興寺第5地割の小字の銚子から発祥。
チョウシ 調枝 広島県、長崎県西彼杵郡長与町。町支姓あり。長崎県西彼杵郡長与町丸田郷に分布あり。
チョウシ 長子 オサゴ 長子参照。
チョウジ 帖地 チョウチ 帖地参照。
チョウジ 丁子 兵庫県、埼玉県、宮城県。ヨウロゴは稀少。千葉県でヨウロゴが存在。①事物。丁子から。宮城県では丁子屋の屋号から称したと伝える。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。宮城県石巻市和渕佐沼川に分布あり。②千葉県香取市丁子発祥。地名はヨウロゴ。鎌倉時代に「丁古」の表記で記録のある地名。③和歌山県田辺市中辺路町近露の小字の丁子口から発祥。
チョウジ 長治 富山県、兵庫県、愛知県。ナガジも含む分布。①1104年から1106年(長治年間)の元号あり。富山県氷見市窪に分布あり。②個人名。兵庫県では戦国時代・安土桃山時代の武将である別所長治の後裔が称したと伝える。名前の長治はナガハル。ベッショ 別所参照。兵庫県赤穂郡上郡町八保乙に分布あり。※福島県南会津郡南会津町糸沢に安土桃山時代にあった。
チョウジ 長路 ナガジ 長路参照。
チョウジ 長司 千葉県、愛知県。ナガツカサも含む分布。男性の名前に長司あり。愛知県常滑市大野町に分布あり。千葉県千葉市稲毛区園生町ではナガツカサ。
チョウジ 丁字 神奈川県綾瀬市・東京都昭島市。丁子姓あり。神奈川県綾瀬市寺尾西に分布あり。三重県伊勢市が起源地。
チョウシタニ 丁子谷 チョウジヤ 丁子谷参照。
チョウシダニ 丁子谷 チョウジヤ 丁子谷参照。
チョウシダニ 長子谷 広島県、岡山県津山市・山口県山口市。ハシタニも含む分布。地形。東京都では広島県で江戸時代に「長子」と呼称した谷による明治新姓と伝える。位置不詳。広島県三原市糸崎に分布あり。長子谷ではハシタニ。
チョウシハラ 丁子原 山口県。丁が「南南西」を意味する例あり。山口県熊毛郡平生町曽根に分布あり。
チョウジマ 長島 ナガシマ 長島参照。
チョウジャ 長者 高知県四万十市。高知県高岡郡越知町長者・吾川郡仁淀川町の長者は安土桃山時代に記録のある地名。
チョウジヤ 丁子谷 青森県五所川原市、東京都・大阪府。長崎県でチョウシタニが存在。職業。丁子屋の屋号から。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。青森県五所川原市相内に分布あり。
チョウジヤ 丁字谷 大阪府大阪市大正区・北海道。職業。丁字屋の屋号から。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。大阪府大阪市大正区泉尾に分布あり。
チョウジャクボ 長者久保 青森県。青森県上北郡東北町長者久保発祥。青森県上北郡野辺地町鳴沢に分布あり。
チョウジャハラ 長者原 広島県。広島県三次市吉舎町三玉に分布あり。広島県神石郡神石高原町小畠の小字に長者原あり。
チョウジャモリ 長者森 岩手県。岩手県九戸郡軽米町晴山の小字の長者森から発祥。
チョウジュ 長寿 岡山県瀬戸内市。長寿は「寿命が長い」の意。岡山県瀬戸内市邑久町尻海に分布あり。
チョウショ 調所 ズショ 調所参照。
チョウジョ 張徐 兵庫県・神奈川県・東京都。台湾系。合略。張と徐の合成。兵庫県神戸市東灘区で2013年1月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ジョ 徐参照。
チョウショウ 張蒋 東京都。台湾系。合略。張と蒋の合成。東京都町田市で1975年7月12日、東京都目黒区で1976年2月28日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ショウ 蒋参照。
チョウショウ 張鍾 沖縄県石垣市・愛知県名古屋市中村区。台湾系。合略。張と鍾の合成。沖縄県石垣市で1973年12月7日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ショウ 鍾参照。
チョウジョウ 長條 徳島県徳島市。推定では長い道路から。徳島県徳島市に江戸時代にあった。徳島県徳島市国府町東黒田榎島に分布あり。
チョウジョウ 長条 大阪府東大阪市。長條の異形。大阪府東大阪市四条町に分布あり。
チョウジョウ 重畳 熊本県玉名郡和水町。創賜。熊本県玉名郡和水町瀬川では明治新姓時に依頼を受けて思いつかなかった隣人が役場に届けずに最初に聞いた言葉にしようとしたところ「ちょうじょう、だんだん」との発言を聞いて考案したと伝える。「ちょうじょう、だんだん」は熊本県の方言で「本当に、ありがとう」の意。
チョウショウイン 長松院 鹿児島県薩摩郡さつま町、三重県鈴鹿市。鹿児島県薩摩郡さつま町船木の小字の長松院堀から発祥。同地に江戸時代に門割制度の長松院門があった。門による明治新姓。福岡県では長松院は京都府の寺の名前だったとの伝あり。時代、位置不詳。
チョウショウジ 長正路 北海道、埼玉県・東京都。推定では長正寺の寺号から。埼玉県春日部市大沼に分布あり。
チョウシロ 長代 ナガヨ 長代参照。
チョウシン 丁新 大阪府堺市西区。丁が「南南西」を意味する例あり。大阪府堺市西区上に分布あり。
チョウジン 長神 ナガミ 長神参照。
チョウズ 長頭 香川県小豆郡小豆島町・兵庫県。香川県小豆郡小豆島町苗羽の小字の長頭尾から発祥。
チョウズイ 長水 ナガミズ 長水参照。
チョウスケ 長助 青森県東津軽郡平内町。男性の名前に長助あり。青森県東津軽郡平内町大字小湊家ノ下に分布あり。
チョウスケザワ 長助沢 北海道、岩手県。岩手県九戸郡軽米町上舘の小字の長助沢から発祥。
チョウスケザワ 長助澤 岩手県久慈市。長助沢の異形。岩手県久慈市夏井町早坂に分布あり。
チョウセイ 長生 愛媛県、大阪府、山口県。兵庫県明石市でナガイキ、埼玉県さいたま市でナガイケ、東京都中野区でナガオ、兵庫県神戸市長田区でナガキ、岡山県英田郡西粟倉村でナガセが存在。①推定では長く生きる行為から。愛媛県西宇和郡伊方町二名津に分布あり。②事物。京都府京都市上京区馬喰町の北野天満宮の神主は1868年の神仏分離後に長生坊から称したと伝える。
チョウセイ 長静 千葉県野田市。創賜。千葉県野田市谷津では千葉県野田市東金野井の出で長氏に「長を静める」との意味で位置不詳の金城院の僧侶が命名したと伝える。時代不詳。チョウ 長参照。
チョウセイ 蝶勢 京都府舞鶴市・京都府向日市・滋賀県大津市。家紋に蝶あり。京都府舞鶴市河辺中に分布あり。
チョウセン 張詹 大阪府大阪市淀川区。台湾系。合略。張と詹の合成。大阪府大阪市淀川区で1984年6月1日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。セン 詹参照。
チョウセンジ 長泉地 広島県三次市。事物。広島県三次市三和町上板木にある浄土真宗の長泉教会の僧侶による明治新姓。
チョウゼンジ 超善寺 広島県東広島市。推定では超善寺の寺号による明治新姓。広島県東広島市八本松町吉川に分布あり。
チョウソ 長曽 ナガソ 長曽参照。
チョウソ 長曾 ナガソ 長曾参照。
チョウソウ 朝増 神奈川県、千葉県、静岡県掛川市。アサマスも含む分布。「朝」を含む姓あり。「増」は好字。千葉県印旛郡酒々井町墨に分布あり。静岡県掛川市下垂木ではアサマス。
チョウソウ 趙曽 神奈川県横浜市栄区。台湾系。合略。趙と曽の合成。神奈川県横浜市栄区で1989年4月25日に帰化の記録あり。チョウ 趙参照。ソウ 曽参照。
チョウソカベ 長曽我部 愛媛県、広島県、宮崎県。長宗我部の異形。愛媛県東温市則之内に分布あり。
チョウソカベ 長曾我部 宮崎県日向市。長宗我部の異形。宮崎県日向市富高に分布あり。
チョウソカベ 長宗我部 高知県・東京都。高知県南国市国分付近(旧:長岡郡宗部郷)から発祥。長岡はナガオカ、宗部はソガベで平安時代に記録のある地名。
チョウソガベ 長曽我部 チョウソカベ 長曽我部参照。
チョウタ 長田 オサダ 長田参照。
チョウタ 蝶多 北海道。アイヌ系。北海道中川郡池田町千代田(旧:蝶多)発祥。江戸時代に「チヨタ」の表記で記録のある地名。アイヌ語のチ・エ・オタは「われら・食べる・砂場」の意。
チョウダ 長田 オサダ 長田参照。
チョウダ 町田 マチダ 町田参照。
チョウダ 丁田 山口県、鳥取県、大阪府。①善隣。山口県大島郡周防大島町志佐の小字の丁田から発祥。②鳥取県東伯郡湯梨浜町宇谷の小字の丁田から発祥。
チョウタニ 長谷 ハセ 長谷参照。
チョウダン 張談 東京都世田谷区。台湾系。合略。張と談の合成。東京都世田谷区で1972年10月2日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ダン 談参照。
チョウチ 帖地 鹿児島県鹿児島市。福岡県、兵庫県でチョウジが存在。鹿児島県鹿児島市喜入生見町の小字の帖地から発祥。同地に江戸時代に門割制度の帖地門があった。門による明治新姓。
チョウチョウ 蝶々 福岡県北九州市・徳島県海部郡美波町。事物。蝶から。福岡県では庄屋が藩主の前で蝶々踊りを踊って江戸時代に賜ったと伝える。推定では福岡県北九州市小倉北区城内が藩庁の小倉藩主。
チョウチョウ 張趙 愛知県名古屋市西区。台湾系。合略。張と趙の合成。愛知県名古屋市西区で1973年4月26日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。チョウ 趙参照。
チョウチン 張陳 東京都、埼玉県・神奈川県。台湾系。合略。張と陳の合成。東京都立川市で1973年6月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。チン 陳参照。
チョウツカ 丁塚 チョウヅカ 丁塚参照。
チョウヅカ 丁塚 青森県上北郡おいらせ町。丁が「南南西」を意味する例あり。青森県上北郡おいらせ町木崎が本拠。
チョウヅカ 長塚 ナガツカ 長塚参照。
チョウツボ 長坪 ナガツボ 長坪参照。
チョウツボ 丁坪 大分県・熊本県・長崎県。丁が「南南西」を意味する例あり。大分県玖珠郡玖珠町戸畑に分布あり。
チョウテイ 張鄭 大阪府大阪市淀川区。台湾系。合略。張と鄭の合成。大阪府大阪市淀川区で1982年5月28日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。テイ 鄭参照。
チョウテイ 張邸 栃木県那須郡那須町。台湾系。合略。張と邸の合成。栃木県那須郡那須町で1982年3月26日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。テイ 邸参照。
チョウテイ 趙鄭 愛知県名古屋市東区。台湾系。合略。趙と鄭の合成。愛知県名古屋市東区で1984年7月12日に帰化の記録あり。チョウ 趙参照。テイ 鄭参照。
チョウト 張杜 沖縄県沖縄市。台湾系。合略。張と杜の合成。沖縄県沖縄市で1978年1月21日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。モリ 杜参照。
チョウトウ 長東 ナガトウ 長東参照。
チョウドウ 長藤 ナガフジ 長藤参照。
チョウドウ 張堂 福島県、東京都。事物。堂から。張は推定では広げた状態。僧侶による明治新姓。寺の例。福島県須賀川市加治町にある天台宗の妙林寺、福島県須賀川市市野関にある天台宗の遍照寺、東京都文京区湯島にある天台宗の心城院。
チョウトク 長徳 富山県射水市、富山県高岡市。富山県射水市西新湊(旧:長徳寺)発祥。江戸時代に記録のある地名。※995年から999年(長徳年間)の元号あり。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩士に江戸時代にあった。
チョウトクダニ 長徳谷 石川県輪島市・京都府。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。石川県輪島市門前町馬場が起源地。
チョウドメ 長留 ナガトメ 長留参照。
チョウドリ 蝶採 東京都小平市。バングラデシュ系。東京都小平市で2002年6月7日に帰化してチョドゥーリを音訳して称する。推定での原綴はチョードリー(Chowdhury)。
チョウナ 長名 北海道、香川県仲多度郡まんのう町。広島県広島市でナガナが存在。オサナは稀少。「長」を含む姓あり。北海道樺戸郡新十津川町中央では石川県羽咋郡志賀町栗山から北海道寿都郡黒松内町に来住して1913年頃から現在地に居住したと伝える。※新潟県を室町時代に根拠地とした長尾氏の家臣にあった。推定での発音はナガナ。ナガオ 長尾参照。
チョウナイ 長内 オサナイ 長内参照。
チョウナガ 長永 オサナガ 長永参照。
チョウナヅカ 丁名塚 静岡県静岡市清水区、北海道釧路市。丁が「南南西」を意味する例あり。静岡県静岡市清水区谷津町にある日蓮宗の蓮性寺の僧侶による明治新姓。
チョウナバヤシ 蝶名林 新潟県三条市。新潟県三条市蝶名林発祥。江戸時代に記録のある地名。新潟県三条市島潟では草分けで平氏の後裔と伝える。タイラ 平参照。
チョウナン 長南 山形県、北海道、茨城県。オサナミ、ナガナミは稀少。千葉県長生郡長南町長南発祥。平安時代に記録のある地名。地名は「庁南」とも表記した。山形県鶴岡市上田沢では千葉県中部(旧:上総国)から1573年から1592年(天正年間)に来住した長南氏の後裔と伝える。山形県鶴岡市馬場町が藩庁の庄内藩士、山形県新庄市堀端町が藩庁の出羽新庄藩士、千葉県館山市館山が藩庁の館山藩士、茨城県稲敷郡阿見町青宿に江戸時代にあった。
チョウヌマ 銚沼 埼玉県春日部市。埼玉県春日部市銚子口・赤沼発祥。江戸時代に記録のある地名。銚子口の「銚」、赤沼の「沼」を使用。同地に分布あり。
チョウネ 長根 ナガネ 長根参照。
チョウノ 長野 ナガノ 長野参照。
チョウノ 蝶野 愛媛県、北海道、栃木県。地形。蝶と野から。愛媛県四国中央市中曽根町が本拠。同地では源氏、足利氏の後裔で戦国時代・安土桃山時代の武将である長宗我部元親の軍勢の攻撃により1585年(天正13年)に名前を隠したと伝える。ミナモト 源参照。アシカガ 足利参照。同地では江戸時代の墓石に蝶野姓の記載があって家紋は丸に剣花菱との伝もあり。北海道では愛媛県四国中央市中曽根町の出で長宗我部氏に敗北後に名前を隠すため檜姓から改姓した伝える。伝承からの推定では安土桃山時代の改姓で北海道への来住は1900年頃。ヒノキ 檜参照。愛媛県松山市の道後温泉を江戸時代の俳人の小林一茶が1795年(寛政7年)に訪問した際に案内した丁野氏が「寝ころんで 蝶泊まらせる 外湯哉」の句から「蝶」を使用したとの伝あり。伝承地不詳。
チョウノ 丁野 高知県、大阪府、兵庫県。ヨウノは稀少。滋賀県長浜市小谷丁野町発祥。平安時代に記録のある地名。地名はヨウノ。同源に同地にある浄土真宗の龍本寺の僧侶による明治新姓。姓はヨウノ。高知県長岡郡大豊町小川、高知県高知市丸ノ内が藩庁の土佐藩士に江戸時代にあった。※福井県小浜市城内が藩庁の小浜藩士に江戸時代にあった。
チョウノ 長濃 大阪府、京都府、兵庫県。ナガノも含む分布。長野姓あり。兵庫県美方郡香美町香住区小原に分布あり。京都府南丹市園部町小桜町ではナガノ。ナガノ 長野参照。
チョウノ 眺野 愛媛県、大阪府。丁野姓あり。愛媛県八幡浜市保内町須川に分布あり。
チョウノウ 張能 千葉県野田市。推定では開墾地と能力から。千葉県野田市目吹が本拠。同地では草分けと伝える。
チョウバ 丁場 富山県、東京都・広島県。地形。運送、道路工事を担当した区域の丁場から。石川県北部(旧:能登国)で江戸時代に丁場役が賜ったと伝える。富山県氷見市脇方に分布あり。
チョウハシ 長橋 ナガハシ 長橋参照。
チョウハタ 丁畑 熊本県八代市、熊本県熊本市。丁が「南南西」を意味する例あり。熊本県八代市大村町に分布あり。
チョウバタ 丁畑 チョウハタ 丁畑参照。
チョウハマ 長浜 ナガハマ 長浜参照。
チョウハマ 長濱 ナガハマ 長濱参照。
チョウハラ 長原 ナガハラ 長原参照。
チョウハン 張潘 岐阜県加茂郡東白川村。台湾系。合略。張と潘の合成。岐阜県加茂郡東白川村で1982年3月18日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ハン 潘参照。
チョウバラ 長原 ナガハラ 長原参照。
チョウハン 張范 沖縄県沖縄市。台湾系。合略。張と范の合成。沖縄県沖縄市で1977年1月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ハン 范参照。
チョウヒラ 長平 ナガヒラ 長平参照。
チョウフ 長府 島根県隠岐郡西ノ島町。島根県隠岐郡西ノ島町浦郷に分布あり。山口県下関市の長府は室町時代に記録のある地名。
チョウフ 張傅 東京都目黒区。台湾系。合略。張と傅の合成。東京都目黒区で1986年3月27日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。フ 傅参照。
チョウフ 張巫 愛媛県松山市。台湾系。合略。張と巫の合成。愛媛県松山市で1983年7月26日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。フ 巫参照。
チョウフク 長福 鹿児島県、兵庫県。創賜。好字の「長」、「福」から。鹿児島県薩摩郡さつま町山崎が本拠。鹿児島県霧島市隼人町小田に江戸時代にあった門割制度の長福門から。門による明治新姓。
チョウフタニ 長府谷 奈良県磯城郡田原本町・奈良県生駒市。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。
チョウベタニ 長部谷 奈良県。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。奈良県大和郡山市高田町に分布あり。
チョウベヤ 長部谷 チョウベタニ 長部谷参照。
チョウホウ 長宝 青森県八戸市。青森県八戸市新井田長宝野発祥。同地に分布あり。
チョウホウ 長法 ナガノリ 長法参照。
チョウホウイン 長宝院 茨城県つくば市。推定では長宝院の院号から。茨城県つくば市田中に分布あり。
チョウホウジ 長峰寺 茨城県下妻市、栃木県。推定では長峰寺の寺号から。茨城県下妻市では室町時代に茨城県石岡市に居住して安土桃山時代に来住したと伝える。茨城県下妻市北大宝に分布あり。
チョウホタニ 長保谷 フリガナは推定。石川県白山市。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。石川県白山市平松町に分布あり。
チョウマ 長間 ナガマ 長間参照。
チョウマツ 長松 ナガマツ 長松参照。
チョウマツケン 長松軒 鹿児島県。鹿児島県霧島市隼人町松永の小字の長松軒から発祥。
チョウマバヤシ 蝶間林 新潟県三条市、東京都、千葉県。蝶名林の異形。新潟県三条市中新に分布あり。チョウナバヤシ 蝶名林参照。
チョウマル 長丸 石川県河北郡内灘町、鹿児島県霧島市。①石川県河北郡内灘町大根布が起源地。石川県河北郡内灘町で船の印から称した例あり。マルイチ 丸一参照。②地形。長い丸い土地から。鹿児島県霧島市横川町上ノが本拠。
チョウミョウ 長妙 ナガタエ 長妙参照。
チョウムラ 長村 オサムラ 長村参照。
チョウムラ 丁村 熊本県球磨郡錦町・大阪府・千葉県。丁が「南南西」を意味する例あり。熊本県球磨郡錦町西大王三条に分布あり。※コリア系。地形。丁に「村」を追加。神奈川県横浜市港南区で1980年8月16日に帰化の記録あり。本姓は丁。チョウ 丁参照。
チョウメイ 長命 鹿児島県、大阪府、茨城県。創賜。福島県耶麻郡猪苗代町では短命の者が多いため長生きできるよう願った明治新姓と伝える。鹿児島県霧島市隼人町松永に分布あり。※鹿児島県南さつま市金峰町高橋に江戸時代に門割制度の長命門があった。門による明治新姓。※宮崎県延岡市東本小路が藩庁の延岡藩士に江戸時代にあった。※京都府京都市で江戸時代に狂言師にあった。※宮城県仙台市泉区上谷刈長命発祥。宮城県仙台市泉区加茂の長命館の館主は長命氏だったと伝える。推定では鎌倉時代以降。宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩士に江戸時代にあった。
チョウメイ 長明 大阪府、広島県、愛媛県。ナガアキは稀少。男性の名前に長明あり。愛媛県上浮穴郡久万高原町東川に分布あり。広島県廿日市市下平良ではナガアキ。
チョウモト 長本 ナガモト 長本参照。
チョウモン 丁門 北海道、青森県弘前市・奈良県奈良市。丁が「南南西」を意味する例あり。青森県弘前市桔梗野に分布あり。
チョウヤ 長谷 ハセ 長谷参照。
チョウヤ 挺屋 福井県、愛知県、北海道。ツチヤは稀少。福井県福井市でツチヤが存在。職業。挺屋の屋号から。推定では江戸時代の屋号による明治新姓。挺は物を数える際に用いる語。福井県大野市朝日に分布あり。
チョウヤ 蝶谷 群馬県・埼玉県、静岡県静岡市葵区。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。群馬県富岡市上高瀬、静岡県静岡市葵区与一に分布あり。
チョウヤマ 長山 ナガヤマ 長山参照。
チョウヤマ 帳山 富山県中新川郡立山町。推定では長い山から。富山県中新川郡立山町白岩では農業、林業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
チョウユウ 張游 東京都世田谷区。台湾系。合略。張と游の合成。東京都世田谷区で1985年4月22日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ユウ 游参照。
チョウヨウ 長養 神奈川県、石川県七尾市・鳥取県鳥取市。長養寺の寺号あり。神奈川県横須賀市汐入町、石川県七尾市阿良町、鳥取県鳥取市雲山に分布あり。
チョウヨウ 長陽 大阪府、滋賀県。事物。滋賀県高島市安曇川町長尾にある曹洞宗の昌福寺の僧侶による明治新姓。同寺の山号の長陽山から。
チョウヨウ 張楊 大分県杵築市。台湾系。合略。張と楊の合成。大分県杵築市(旧:速見郡山香町)で1974年3月7日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ヨウ 楊参照。
チョウラ 丁羅 フリガナは推定。千葉県香取市。コリア系。大韓民国全羅南道羅州市発祥。羅州のコリア音はナジュ。丁に羅州の「羅」を追加。千葉県香取市(旧:香取郡小見川町)で1953年4月27日に帰化の記録あり。本姓は丁。チョウ 丁参照。
チョウラ 張羅 大阪府・千葉県。台湾系。合略。張と羅の合成。大阪府阪南市で1992年9月8日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ラ 羅参照。
チョウライ 張頼 東京都世田谷区。台湾系。合略。張と頼の合成。東京都世田谷区で1982年12月17日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ライ 頼参照。
チヨウラ 千代浦 新潟県長岡市・東京都。地形。永い年月と浦から。浦が「裏」を意味する例あり。新潟県長岡市水道町に分布あり。※鳥取県鳥取市東町が藩庁の鳥取藩士に江戸時代に「千世浦」の表記であった。千世浦は現存するか不明。
チョウラク 長楽 徳島県、鹿児島県、香川県。ナガク、ナガラク、オサラクは稀少。長楽寺の寺号あり。徳島県小松島市坂野町、鹿児島県薩摩川内市水引町に分布あり。北海道札幌市清田区里塚緑ケ丘ではナガク。奈良県北葛城郡河合町長楽は鎌倉時代に記録のある地名。
チョウラク 長樂 香川県・京都府・新潟県。長楽の異形。香川県丸亀市垂水町に分布あり。
チョウリ 張李 神奈川県・東京都・埼玉県。台湾系。合略。張と李の合成。神奈川県横浜市中区で1977年6月29日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リ 李参照。
チョウリ 長理 兵庫県淡路市・埼玉県。推定では長い土地と道理から。兵庫県淡路市志筑に分布あり。
チョウリキ 長力 広島県広島市佐伯区、岡山県。推定では長い土地と力から。広島県広島市佐伯区五日市町大字石内に分布あり。
チョウリュウ 張劉 東京都。台湾系。合略。張と劉の合成。東京都中野区中野に分布あり。東京都大田区で1975年1月4日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リュウ 劉参照。
チョウリュウジ 長龍寺 長崎県長崎市・福岡県。長崎県長崎市平間町の小字の長龍寺から発祥。
チョウリョウ 張梁 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。張と梁の合成。神奈川県横浜市中区で1985年3月8日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リョウ 梁参照。
チョウリョウ 張廖 東京都・大阪府。台湾系。合略。張と廖の合成。東京都杉並区で1973年7月12日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。リョウ 廖参照。
チョウリン 張林 東京都・千葉県・兵庫県。埼玉県草加市でハリバヤシが存在。台湾系。合略。張と林の合成。東京都三鷹市で1971年5月20日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ハヤシ 林参照。
チョウロ 張呂 福島県いわき市。台湾系。合略。張と呂の合成。福島県いわき市で1983年7月9日に帰化の記録あり。チョウ 張参照。ロ 呂参照。
チョウロウ 長老 徳島県徳島市。長老は年老いた人の尊称。徳島県徳島市大原町千代ケ丸に分布あり。
チョウロク 長録 石川県珠洲市・京都府。推定では長い期間の記録から。石川県珠洲市折戸町に分布あり。
チヨオカ 千代岡 高知県室戸市、千葉県。高知県四万十市若藤の小字の千代岡から発祥。安土桃山時代に「チヨオカ」の表記で記録のある地名。高知県四万十市に鎌倉時代にあった。
チヨカワ 千代川 岩手県下閉伊郡山田町。地形。永い年月と川から。岩手県下閉伊郡山田町大沢が本拠。同地では山梨県から来住した落人の後裔と伝える。推定では戦国時代。
チヨキ 千代木 チヨギ 千代木参照。
チヨギ 千代木 和歌山県・岡山県。事物。千代木はチヨキで松の別名。和歌山県有田郡有田川町押手に分布あり。
チョク 猪口 イノクチ 猪口参照。
チョクシ 猪口志 福岡県、熊本県天草市。勅使姓あり。熊本県天草市五和町城河原では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。テシ 勅使参照。
チョクシ 勅使 テシ 勅使参照。
チョクシ 勅丁 京都府京都市左京区。勅使姓あり。京都府京都市左京区一乗寺松原町に分布あり。テシ 勅使参照。
チョクシガワラ 勅使瓦 テシガワラ 勅使瓦参照。
チヨクボ 千代窪 宮城県遠田郡美里町。宮城県遠田郡美里町二郷千代窪発祥。同地に分布あり。
チヨクラ 千代倉 千葉県、茨城県・東京都。事物。永い年月と倉から。埼玉県吉川市平沼、埼玉県八潮市二丁目に江戸時代にあった。
チヨコリ 千代樵 香川県・大阪府。推定では永く続く状態と樵から。樵はキコリ。香川県さぬき市鴨庄に分布あり。
チヨサカ 千代坂 大阪府岸和田市・兵庫県・愛知県。地形。永い年月と坂から。大阪府岸和田市下野町に分布あり。
チヨサキ 千代崎 チヨザキ 千代崎参照。
チヨザキ 千代崎 東京都、神奈川県。神奈川県横須賀市西浦賀の千代ケ崎から発祥。地名はチヨガサキ。神奈川県横須賀市佐原に分布あり。
チヨザワ 千代沢 新潟県、茨城県・兵庫県。地形。永い年月と沢から。新潟県新潟市南区白根に分布あり。
チヨザワ 千代澤 新潟県・茨城県・兵庫県。地形。千代沢の異形。新潟県新潟市南区白根に分布あり。
チヨシ 地吉 山口県下関市・大分県。山口県下関市豊田町大字地吉発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はジヨシ。
チヨシ 天勝 アマカツ 天勝参照。
チヨジマ 千代島 福岡県久留米市。福岡県久留米市城島町江上の小字の千代島から発祥。同地付近が本拠。※福島県会津若松市追手町が藩庁の会津藩の旧藩士として1868年から1869年の戊辰戦争後に記録あり。
チヨシロ 千代城 フリガナは推定。東京都港区。事物。東京都港区高輪にある臨済宗の東禅寺の僧侶による明治新姓。同寺を江戸時代に菩提寺としていた宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩の仙台城(旧名:千代城)から。千代城はセンダイジョウ。
チヨズミ 千代住 福岡県福岡市南区・大阪府・福島県いわき市。福岡県福岡市南区桧原に分布あり。福岡県糟屋郡須恵町旅石の小字に千代住あり。
チヨセ 地寄 鹿児島県、東京都。ジヨセも含む分布。地形。土地から。ヨセは推定では土を寄せた畔。鹿児島県鹿屋市吾平町上名に分布あり。
チヨセ 千代世 三重県津市。創賜。永い年月と世の中から。三重県津市一身田豊野に分布あり。
チヨゾノ 千代薗 鹿児島県・岐阜県。地形。千代園の異形。鹿児島県薩摩川内市西方町に分布あり。
チヨゾノ 千代園 鹿児島県姶良市。地形。永い年月と園から。鹿児島県姶良市蒲生町北に分布あり。※鹿児島県霧島市国分敷根に江戸時代に門割制度の千代園門があった。門による明治新姓。
チヨダ 千代田 埼玉県、福岡県、東京都。①東京都千代田区千代田発祥。推定での地名の成立は戦国時代以前。同地の江戸城の別名として記録のある語。埼玉県三郷市彦川戸付近(旧:下彦川戸)で伝承あり。埼玉県三郷市彦糸では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。埼玉県三郷市天神では草分けと伝える。埼玉県東松山市早俣に江戸時代にあった。②地形。永い年月と田から。福岡県久留米市田主丸町菅原では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。③コリア系。推定での比率は約2%。地形。千に「代」、「田」を追加。山口県山口市で1981年10月19日に帰化の記録あり。本姓は千。セン 千参照。
チヨタニ 千代谷 チヨヤ 千代谷参照。
チヨダニ 千代谷 チヨヤ 千代谷参照。
チヨタンダ 千代反田 宮崎県。宮崎県えびの市西長江浦の小字の千代反田から発祥。同地に江戸時代に門割制度の千代反田門があった。門による明治新姓。
チョッキ 一寸木 神奈川県小田原市。マスキも含む分布。創賜。武田氏から「城を増やす」との意味で増城姓を賜って後裔が字を変えたと伝える。推定では戦国時代。増城はマスキで現存するか不明。神奈川県足柄上郡中井町北田に江戸時代にあった。一寸はイッスンで約3センチメートル。
チヨヅル 千代鶴 滋賀県長浜市。事物。永い年月と鶴から。福井県越前市に京都府京都市東山区の粟田から1314年(正和3年)頃に来住した刀鍛冶の後裔と伝える。元は奈良県の出との伝承あり。
チヨヅル 千代靏 滋賀県長浜市・兵庫県。事物。千代鶴の異形。滋賀県長浜市湖北町速水に分布あり。
チヨドメ 千代留 鹿児島県志布志市。創賜。鹿児島県志布志市志布志町安楽に江戸時代にあった門割制度の千代留門から。門名は永い年月と好字の「留」から。門による明治新姓。
チヨナガ 千代永 熊本県八代市。熊本県八代市日奈久山下町(旧:千代永)発祥。江戸時代に記録のある地名。同地に南北朝時代に千代永城があったと伝える。熊本県八代市水島町に分布あり。
チヨニシオ 千代西尾 鳥取県。鳥取県鳥取市の千代川から発祥。川名はセンダイ。鳥取県鳥取市国安では鳥取県鳥取市東町が藩庁の鳥取藩士が江戸時代に帰農して横山姓から西尾姓に改姓してさらに千代西尾姓にしたと伝える。同地を流れる千代川の改修工事に私財を投じていたとの伝もあり。伝承からの推定では江戸時代末期。ヨコヤマ 横山参照。ニシオ 西尾参照。
チヨノ 千代野 福岡県行橋市・大阪府・東京都。地形。永い年月と野から。福岡県行橋市行事に分布あり。
チヨノブ 千代延 島根県江津市、島根県浜田市、広島県。チヨノベは稀少。創賜。永い年月と広がる状態から。島根県江津市有福温泉町本明では1347年(貞和3年・正平2年)に切竹左京之進義明が南北朝時代の天皇である後村上天皇の御前で「君が代は千代に八千代に千代延のべ渡る あし原の国も閑に鳳凰の常に遊ぶや吉野山」と歌いながら舞って称したと伝える。切竹は現存するか不明。島根県江津市に江戸時代にあった。同地では藤原氏の後裔と伝える。フジワラ 藤原参照。
チヨノベ 千代延 チヨノブ 千代延参照。
チヨハラ 千代原 福岡県、大阪府、島根県。地形。永い年月と野から。福岡県鞍手郡小竹町勝野、島根県安来市伯太町安田中に分布あり。京都府京都市西京区桂千代原町は室町時代に記録のある地名。毛利氏の家臣で刀鍛冶だったとの伝あり。時代、位置不詳。
チヨフジ 千代藤 京都府京都市北区。千代姓、藤原姓あり。京都府京都市北区中川北山町に分布あり。チヨ 千代参照。フジワラ 藤原参照。
チヨマ 千代間 埼玉県桶川市、東京都、千葉県。地形。永い年月と間から。埼玉県桶川市に江戸時代にあった。
チヨマサ 千代政 愛知県。男性の名前に千代政あり。愛知県江南市勝佐町若宮に分布あり。
チヨマツ 千代松 大阪府泉佐野市。事物。永い年月と松から。男性の名前としてもあり。大阪府泉佐野市上町に江戸時代にあった。
チヨマツ 千百松 チオマツ 千百松参照。
チヨマル 千代丸 福岡県北九州市小倉南区。福岡県北九州市小倉南区沼本町の小字の千代丸から発祥。同地付近が本拠。福岡県北九州市小倉北区城内が藩庁の小倉藩で江戸時代末期に藩主だった小笠原忠忱の幼名に豊千代丸あり。オガサワラ 小笠原参照。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩医に江戸時代にあった。
チヨムラ 千代村 熊本県、大阪府、神奈川県。地形。永い年月と村から。熊本県人吉市瓦屋町、熊本県玉名郡長洲町長洲に分布あり。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩士に江戸時代にあった。
チヨモト 千代本 神奈川県横浜市南区。創賜。永い年月から。神奈川県横浜市南区三春台に分布あり。
チヨモリ 千代森 鹿児島県鹿児島市、宮崎県都城市。創賜。鹿児島県鹿児島市吉野町に江戸時代にあった門割制度の千代盛門から。門名は永い年月と好字の「盛」から。門による明治新姓。宮崎県都城市山田町中霧島では農業、林業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
チヨモリ 千代盛 鹿児島県、兵庫県、宮崎県。創賜。鹿児島県日置市伊集院町桑畑に江戸時代にあった門割制度の千代盛門から。門名は永い年月と好字の「盛」から。門による明治新姓。
チヨヤ 千代谷 青森県青森市、青森県東津軽郡平内町、北海道。①職業。青森県青森市では江戸時代の千代屋の屋号による明治新姓と伝える。同地では江戸時代に宮城県仙台市青葉区川内が藩庁の仙台藩主の側室となった親類により仙台の字と発音を変えた屋号を使用する許可を得ていたとの伝あり。仙台は戦国時代に「千代」の表記で記録のある地名。青森県東津軽郡平内町山口に分布あり。②推定では永い年月と谷から。鹿児島県志布志市志布志町安楽では鹿児島県鹿児島市の谷山の出と伝える。伝承からの推定では1870年頃の来住。福井県越前市粟田部町に分布あり。福井県越前市ではチヨタニ、チヨダニ。
チヨヤマ 千代山 広島県、兵庫県・群馬県。地形。永い年月と山から。広島県江田島市江田島町切串に分布あり。
チラ 千良 神奈川県綾瀬市。「千」を含む姓あり。「良」は好字。神奈川県綾瀬市大上に分布あり。
チラク 地樂 長崎県長崎市。地楽の異形。長崎県長崎市高尾町に分布あり。ジラク 地楽参照。
チラミ 地良見 宮崎県宮崎市・大阪府。推定では見える土地と好字の「良」から。宮崎県宮崎市高岡町高浜に分布あり。
チラン 知覧 鹿児島県、宮崎県、福岡県。鹿児島県南九州市の知覧町から発祥。鎌倉時代に記録のある地名。鹿児島県鹿児島市城山町が藩庁の薩摩藩士に江戸時代にあった。
チリ 知里 北海道。アイヌ系。個人名。北海道登別市のチリパ・ハエプトが知里波ヱ登に改名。推定では1875年頃。アイヌ人の名前の構成要素にあるチル(chir)はアイヌ語で「鳥」の意。
チリ 千里 チサト 千里参照。
チリイ 縮井 山形県米沢市・神奈川県。推定では縮んだ場所と水を汲む場所から。山形県東置賜郡高畠町高畠大町に分布あり。
チリウチ 千里内 センリウチ 千里内参照。
チリオカ 塵岡 熊本県。推定では塵と岡から。熊本県天草郡苓北町志岐に分布あり。
チリカワ 知利川 山口県岩国市。地形。川から。チリは推定では「湿地」。山口県岩国市新港町に分布あり。
チリキ 知気 北海道。シリキは稀少。アイヌ系。アイヌ人の名前の構成要素にあるチル(chir)はアイヌ語で「鳥」の意。北海道山越郡長万部町旭浜が起源地。北海道江別市緑町西ではシリキ。
チリキ 千力 大阪府大阪市住吉区。推定では多くの力から。大阪府大阪市住吉区上住吉に分布あり。
チリキリ 芥切 鹿児島県鹿児島市。推定では崩壊した土地の切れ目から。鹿児島県鹿児島市宇宿町に分布あり。同地の小字に尻切あり。鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島では1597年(慶長2年)から1598年(慶長3年)の慶長の役に芥切氏が参加したと伝える。
チリギリ 芥切 チリキリ 芥切参照。
チリク 千里久 静岡県、神奈川県。推定では多くの里と永く続く状態から。静岡県伊豆の国市長岡に分布あり。
チリグチ 知里口 熊本県菊池市。地形。出入口から。チリは推定では「湿地」。熊本県菊池市七城町加恵に分布あり。
チリハマ 塵浜 石川県。石川県羽咋市千里浜町発祥。千里浜はチリハマ。江戸時代に「塵浜」の表記で記録のある地名。地名は「散浜」とも表記した。地名による明治新姓と伝える。※石川県金沢市で1948年に千里浜姓への改姓の申し立てが却下となった事例があった。
チリハマ 塵濱 石川県かほく市・東京都。塵浜の異形。石川県かほく市木津に分布あり。
チリハマ 千利浜 福井県坂井市。塵浜姓あり。福井県坂井市三国町宿に分布あり。
チリハマ 千利濱 福井県坂井市。塵浜姓あり。福井県坂井市三国町三国東に分布あり。
チリフ 池鯉鮒 熊本県八代市。事物。熊本県八代市では沖の平四朗との呼称があった博学の漁業従事者が水産物の「鯉」、「鮒」を使用したと伝える。推定では明治新姓。愛知県知立市は奈良時代に「智立」の表記で記録のある地名。知立はチリュウ。地名は江戸時代に「池鯉鮒」と表記しており、発想元となったとの伝もあり。※高知県高知市丸ノ内が藩庁の土佐藩士に江戸時代にあった。
チリフジ 二十里 ニジュウリ 二十里参照。
チリョウ 知領 茨城県稲敷市・東京都。推定では知行した領地から。茨城県稲敷市幸田に分布あり。
チリョウ 地領 岡山県岡山市。推定では領した土地から。岡山県岡山市南区内尾に分布あり。
チルマ 知留間 千葉県、静岡県・大阪府。推定では留めた土地と間から。千葉県八千代市大和田、大阪府堺市東区野尻町に分布あり。
チワ 千輪 福岡県、岡山県、北海道。千々輪姓あり。福岡県糟屋郡志免町志免、岡山県倉敷市連島町西之浦に分布あり。チヂワ 千々輪参照。
チワ 智和 岡山県津山市、埼玉県。岡山県津山市加茂町知和は鎌倉時代に記録のある地名。地名はチワ。
チワ 知和 広島県三次市・東京都武蔵野市。智和姓あり。広島県三次市三良坂町三良坂に分布あり。
チワイ 知和井 千葉県長生郡長柄町。推定では土地と水を汲む場所から。「和」は好字。千葉県長生郡長柄町味庄に分布あり。
チワキ 千脇 千葉県千葉市。合略。千葉の略。千葉県千葉市若葉区貝塚町が本拠。千葉県千葉市稲毛区穴川では草分けと伝える。千葉県千葉市若葉区上泉町に江戸時代にあった。同地では千葉氏の後裔が称したと伝える。チバ 千葉参照。
チワキ 知脇 千葉県千葉市。千脇姓あり。千葉県千葉市花見川区横戸町が本拠。
チワキ 血脇 千葉県。事物。第一要素の血は「血液」、第二要素の脇は「脇の場所」。千葉県白井市名内に江戸時代にあった。同地では千葉県北部・茨城県南西部付近(旧:下総国)の平賀城が落城した際に城主の千葉氏の血を絶やさぬように身ごもっていた女が戦の血の中で男児を産んだとする故事からと伝える。推定では戦国時代。平賀城に比定できる城は千葉県松戸市殿平賀にあった殿平賀城。チバ 千葉参照。
チワキ 地脇 東京都、神奈川県、福岡県。地形。土地の脇から。福岡県北九州市小倉南区沼緑町に分布あり。
チワキ 地湧 茨城県北相馬郡利根町。地脇姓あり。茨城県北相馬郡利根町大房では草分けと伝える。
チワキ 智脇 東京都調布市。地脇姓あり。東京都調布市柴崎に分布あり。
チワキ 池湧 千葉県流山市。地脇姓あり。千葉県流山市流山に分布あり。
チワケ 血分 福岡県、埼玉県。推定では血族から。福岡県福岡市南区高宮に分布あり。
チワケ 地分 京都府京都市東山区。推定では土地を分ける行為から。京都府京都市東山区福稲御所ノ内町に分布あり。
チワタ 千綿 佐賀県佐賀市。長崎県東彼杵郡東彼杵町千綿宿郷発祥。鎌倉時代に記録のある地名。長崎県東彼杵郡・西彼杵郡付近(旧:彼杵郡)に鎌倉時代、佐賀県佐賀市城内が藩庁の佐賀藩士に江戸時代にあった。
チワタリ 地渡 石川県。地形。土地と渡し場から。石川県珠洲市若山町鈴内に分布あり。
チワヤ 千巌 大阪府大阪狭山市。事物。多くの岩から。大阪府大阪狭山市大野台に分布あり。
チワヤ 千巖 兵庫県川西市。事物。千巌の異形。兵庫県川西市花屋敷山手町に分布あり。
チワリ 千割 石川県七尾市。推定では多くの分割した土地から。石川県七尾市国分町に分布あり。
チン 陳 東京都、兵庫県、神奈川県。①シナ系。中華人民共和国河南省開封市付近(旧:陳)から発祥。兵庫県神戸市中央区中山手通、神奈川県横浜市中区山下町に分布あり。シナ音はチェン。※唐系。シナ系と同源。734年(天平6年)に記録あり。位置不詳。※元系。シナ系と同源。群馬県桐生市の松井田町に戦国時代にあった。※明系。シナ系と同源。長崎県長崎市、愛知県名古屋市中区本丸が藩庁の尾張藩士に江戸時代にあった。②コリア系。大阪府大阪市生野区新今里に分布あり。コリア音もチン。※李氏朝鮮系。コリア系と同源。鹿児島県日置市東市来町美山に江戸時代にあった。③ベトナム系。ベトナム音はチャン。④熊本県上益城郡益城町上陳・下陳発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はジンで「陣」とも表記した。同地に戦国時代に下陳城があった。姓もジン。熊本県熊本市中央区本丸が藩庁の熊本藩士に江戸時代にあった。
チン 沈 東京都、愛知県、兵庫県。①コリア系。大阪府大阪市生野区桃谷に分布あり。コリア音はシム。※李氏朝鮮系。コリア系と同源。鹿児島県日置市東市来町美山に江戸時代にあった。②シナ系。中華人民共和国河南省洛陽市汝陽県(旧:沈)発祥。兵庫県神戸市中央区北野町に分布あり。シナ音はシェン。※唐系。シナ系と同源。761年(天平宝字5年)に記録あり。位置不詳。
チン 瀋 埼玉県所沢市。シナ系。沈の異形。埼玉県所沢市で2019年12月13日に帰化の記録あり。シナ音はシェン。
チン 闖 埼玉県東松山市。シナ系。埼玉県東松山市で2000年10月20日に帰化の記録あり。シナ音はチュアン。
チンオウ 陳王 東京都・神奈川県・兵庫県。台湾系。合略。陳と王の合成。神奈川県横浜市南区で1991年4月12日に帰化の記録あり。チン 陳参照。オウ 王参照。
チンオウ 陳欧 東京都文京区。台湾系。合略。陳と欧の合成。東京都文京区で1974年3月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。オウ 王参照。
チンカ 陳何 大阪府東大阪市。台湾系。合略。陳と何の合成。大阪府東大阪市で1975年5月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。カ 何参照。
チンカク 陳郭 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。陳と郭の合成。神奈川県横浜市中区で1973年5月28日に帰化の記録あり。チン 陳参照。カク 郭参照。
チンカン 陳関 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。陳と関の合成。神奈川県横浜市中区で1973年6月6日に帰化の記録あり。チン 陳参照。セキ 関参照。
チンガン 陳顔 兵庫県神戸市中央区。台湾系。合略。陳と顔の合成。兵庫県神戸市中央区(旧:生田区)で1973年2月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ガン 顔参照。
チンキ 陳紀 東京都北区。台湾系。合略。陳と紀の合成。東京都北区で1994年2月9日に帰化の記録あり。チン 陳参照。キノ 紀参照。
チンギ 陳魏 大阪府・東京都。台湾系。合略。陳と魏の合成。大阪府大阪市淀川区で1977年1月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ギ 魏参照。
チンキュウ 陳邱 兵庫県西宮市。台湾系。合略。陳と邱の合成。兵庫県西宮市で1973年8月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。キュウ 邱参照。
チンキョ 陳許 沖縄県・神奈川県。台湾系。合略。陳と許の合成。沖縄県那覇市で1976年2月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。キョ 許参照。
チンギョウ 珍行 岡山県。推定では珍しい行いから。岡山県高梁市備中町東油野では農業に従事していたと伝える。推定では江戸時代。
チンケツ 陳闕 東京都品川区。台湾系。合略。陳と闕の合成。東京都品川区で1994年11月25日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ケツ 闕参照。
チンコ 陳胡 東京都中央区。台湾系。合略。陳と胡の合成。東京都中央区で1973年12月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。エビス 胡参照。
チンゴ 陳呉 東京都・神奈川県。台湾系。合略。陳と呉の合成。東京都練馬区で1973年5月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ゴ 呉参照。
チンコウ 陳黄 大阪府・神奈川県・東京都。台湾系。合略。陳と黄の合成。大阪府大阪市浪速区で1973年6月5日に帰化の記録あり。チン 陳参照。コウ 黄参照。
チンサイ 陳蔡 神奈川県・東京都。台湾系。合略。陳と蔡の合成。神奈川県横浜市金沢区で1986年7月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。サイ 蔡参照。
チンサイ 沈蔡 東京都杉並区。台湾系。合略。沈と蔡の合成。東京都杉並区で1980年1月28日に帰化の記録あり。チン 沈参照。サイ 蔡参照。
チンザイ 鎮西 チンゼイ 鎮西参照。
チンザイ 珍斉 大阪府。鎮西姓あり。大阪府泉南市樽井に分布あり。チンゼイ 鎮西参照。
チンザイ 珍斎 大阪府。鎮西姓あり。大阪府大阪市住之江区南港中に分布あり。チンゼイ 鎮西参照。
チンサカ 珍坂 チンザカ 珍坂参照。
チンザカ 珍坂 兵庫県。兵庫県養父市八鹿町九鹿の珍坂から発祥。
チンザン 鎮山 徳島県美馬郡つるぎ町。シズヤマは稀少。推定では鎮めた山から。徳島県美馬郡つるぎ町貞光が本拠。
チンジ 鎮寺 宮崎県えびの市・鹿児島県。事物。宮崎県えびの市杉水流に江戸時代にあった門割制度の鎮寺門から。門名は鎮寺の寺号から。門による明治新姓。
チンジク 陳竺 東京都大田区。台湾系。合略。陳と竺の合成。東京都大田区で1973年12月19日に帰化の記録あり。チン 陳参照。チク 竺参照。
チンシュ 陳朱 福岡県福岡市西区。台湾系。合略。陳と朱の合成。福岡県福岡市西区で1992年3月25日に帰化の記録あり。チン 陳参照。シュ 朱参照。
チンジュ 鎮守 鹿児島県鹿児島市、福岡県、大阪府。①鹿児島県鹿児島市喜入町の小字の鎮守脇から発祥。同地に江戸時代に門割制度の鎮守薗門があった。門による明治新姓。②鹿児島県南さつま市金峰町尾下の小字の鎮守原から発祥。③創賜。鹿児島県日置市吹上町湯之浦に江戸時代にあった門割制度の鎮守屋敷から。屋敷名は土地を守る神から。屋敷による明治新姓。
チンジュ 鎭守 鹿児島県鹿児島市。鎮守の異形。鹿児島県鹿児島市喜入町に分布あり。
チンジュ 珍珠 岡山県美作市。推定では珍しい宝珠から。岡山県美作市川北に分布あり。
チンシュウ 陳周 大阪府大阪市都島区。合略。陳と周の合成。大阪府大阪市都島区で2000年4月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。シュウ 周参照。
チンショウ 陳邵 東京都板橋区。台湾系。合略。陳と邵の合成。東京都板橋区で1984年4月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ショウ 邵参照。
チンショウ 陳蕭 沖縄県宜野湾市。台湾系。合略。陳と蕭の合成。沖縄県宜野湾市で1983年12月15日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ショウ蕭参照。
チンゼイ 鎮西 大阪府、高知県、長野県。チンザイは稀少。九州地方(別名:鎮西)発祥。原義は「西を鎮める」の意。平安時代の武将である源為朝(別名:鎮西八郎)の後裔と伝える。大阪府大阪市鶴見区安田、高知県高岡郡日高村沖名に分布あり。ミナモト 源参照。
チンゼイ 鎭西 高知県・大分県・神奈川県。鎮西の異形。高知県高岡郡日高村沖名に分布あり。
チンセツ 陳薛 茨城県神栖市。台湾系。合略。陳と薛の合成。茨城県神栖市(旧:鹿島郡波崎町)で1969年6月19日に帰化の記録あり。国籍は無国籍。「伊豆村」ともあり。チン 陳参照。セツ 薛参照。イズムラ 伊豆村参照。
チンセン 陳詹 東京都中野区。台湾系。合略。陳と詹の合成。東京都中野区で1973年12月10日に帰化の記録あり。チン 陳参照。セン 詹参照。
チンソ 陳蘇 東京都調布市。台湾系。合略。陳と蘇の合成。東京都調布市で1978年4月19日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ソ 蘇参照。
チンソウ 陳宋 和歌山県和歌山市。台湾系。合略。陳と宋の合成。和歌山県和歌山市で1989年2月28日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ソウ 宋参照。
チンソク 陳束 東京都新宿区。台湾系。合略。陳と束の合成。東京都新宿区で1973年7月7日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ソク 束参照。
チンダ 珍田 秋田県、北海道、青森県。地形。珍しい田から。青森県の津軽では江戸時代の飢饉の際に稲が実っていた田により藩主から「珍しい田」との意味で賜ったと伝える。推定では青森県弘前市下白銀町が藩庁の弘前藩主。同藩士に江戸時代にあった。秋田県秋田市の雄和では安土桃山時代・江戸時代の武将である真田幸村の後裔と伝える。真田に「田」あり。サナダ 真田参照。
チンダ 陳田 宮城県、熊本県。ジンダも含む分布。①推定では並ぶ田から。宮城県東松島市赤井に分布あり。②熊本県上益城郡益城町上陳・下陳発祥。江戸時代に記録のある地名。地名はジンで「陣」とも表記した。同地に戦国時代に下陳城があった。地名の「陳」を使用。熊本県上益城郡益城町古閑ではジンダ。③コリア系。推定での比率は約5%。地形。陳に「田」を追加。東京都国分寺市で1966年8月27日に帰化の記録あり。本姓は陳。チン 陳参照。
チンダ 鎮田 高知県。シズタは稀少。神奈川県でシズタが存在。推定では鎮めた田から。高知県高岡郡四万十町興津が本拠。
チンダ 鎭田 静岡県。鎮田の異形。静岡県賀茂郡東伊豆町大川に分布あり。
チンタイ 陳戴 大阪府・京都府・富山県。台湾系。合略。陳と戴の合成。大阪府大阪市淀川区で1985年2月15日に帰化の記録あり。チン 陳参照。タイ 戴参照。
チンダイ 陳代 奈良県生駒郡斑鳩町・大阪府。「陳」を含む姓あり。奈良県生駒郡斑鳩町目安に分布あり。
チンタニ 珍谷 富山県滑川市。推定では珍しい谷から。屋号の屋に「谷」を使用する例あり。富山県滑川市高塚に分布あり。
チンタン 陳譚 神奈川県平塚市。台湾系。合略。陳と譚の合成。神奈川県平塚市で1976年3月11日に帰化の記録あり。チン 陳参照。タン 譚参照。
チンチ 陳池 東京都新宿区。台湾系。合略。陳と池の合成。東京都新宿区で1982年5月28日に帰化の記録あり。チン 陳参照。イケ 池参照。
チンチョウ 陳張 沖縄県・兵庫県・東京都。台湾系。合略。陳と張の合成。沖縄県石垣市で1965年11月12日に帰化の記録あり。無国籍で出生地は台湾。チン 陳参照。チョウ 張参照。
チンチン 陳沈 東京都武蔵野市。台湾系。合略。陳と沈の合成。東京都武蔵野市で1984年5月31日に帰化の記録あり。チン 陳参照。チン 沈参照。
チンテイ 陳鄭 東京都豊島区。台湾系。合略。陳と鄭の合成。東京都豊島区で1973年12月21日に帰化の記録あり。チン 陳参照。テイ 鄭参照。
チンテイ 陳丁 東京都豊島区。台湾系。合略。陳と丁の合成。東京都豊島区で1992年11月26日に帰化の記録あり。チン 陳参照。チョウ 丁参照。
チントウ 陳佟 静岡県沼津市。台湾系。合略。陳と佟の合成。静岡県沼津市で1973年5月22日に帰化の記録あり。チン 陳参照。トウ 佟参照。
チンドウ 珍道 三重県松阪市。珎道の異形。三重県松阪市東黒部町に分布あり。
チンドウ 珎道 三重県松阪市、千葉県。三重県松阪市東黒部町の小字の南出(旧:珎道)から発祥。同地で江戸時代に称していたと伝える。
チンナ 珍名 北海道。推定では珍しい名から。北海道小樽市では福井県越前市安戸町の出で語義は不明と伝える。
チンナミ 鎮波 シズナミ 鎮波参照。
チンナミ 珍並 徳島県阿波市。推定では珍しい並ぶ土地から。徳島県阿波市土成町土成に分布あり。
チンナミ 鎮浪 愛知県豊橋市。鎮波の異形。愛知県豊橋市佐藤に分布あり。シズナミ 鎮波参照。
チンナミ 鎭浪 愛知県豊橋市。鎮波の異形。愛知県豊橋市佐藤に分布あり。シズナミ 鎮波参照。
チンバラ 椿原 ツバキハラ 椿原参照。
チンバラ 陳原 大阪府堺市西区。コリア系。地形。陳に「原」を追加。大阪府東大阪市で1989年3月23日に帰化の記録あり。本姓は陳。チン 陳参照。※山梨県甲府市丸の内が藩庁の甲府藩士に江戸時代にあった。
チンハン 陳潘 兵庫県神戸市中央区。合略。陳と潘の合成。兵庫県神戸市中央区(旧:生田区)で1973年7月25日に帰化の記録あり。「伴」ともあり。チン 陳参照。ハン 潘参照。バン 伴参照。
チンベ 珍部 島根県出雲市。広島県でヨシベが存在。推定では珍しい物を扱った古代の部民から。島根県出雲市塩冶町が本拠。
チンホウ 陳鮑 神奈川県横浜市中区。台湾系。合略。陳と鮑の合成。神奈川県横浜市中区で1973年6月6日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ホウ 鮑参照。
チンホウ 陳方 神奈川県横浜市鶴見区。台湾系。合略。陳と方の合成。神奈川県横浜市鶴見区で1987年2月20日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ホウ 方参照。
チンマ 賃馬 和歌山県。推定では馬で運ぶ料金から。和歌山県西牟婁郡白浜町田野井に分布あり。
チンユ 陳兪 東京都台東区。台湾系。合略。陳と兪の合成。東京都台東区で1979年11月26日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ユ 兪参照。
チンユウ 陳祐 ジンスケ 陳祐参照。
チンユウ 陳游 東京都江戸川区。台湾系。合略。陳と游の合成。東京都江戸川区で1988年6月17日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ユウ 游参照。
チンヨウ 陳葉 東京都大田区。台湾系。合略。陳と葉の合成。東京都大田区東雪谷に分布あり。チン 陳参照。ヨウ 葉参照。
チンヨウ 陳楊 東京都。台湾系。合略。陳と楊の合成。東京都渋谷区で1974年1月17日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ヨウ 楊参照。
チンラ 陳羅 埼玉県越谷市。台湾系。合略。陳と羅の合成。埼玉県越谷市で1981年10月19日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ラ 羅参照。
チンラン 陳藍 長崎県長崎市。台湾系。合略。陳と藍の合成。長崎県長崎市で1972年8月11日に帰化の記録あり。チン 陳参照。アイ 藍参照。
チンリ 陳李 東京都・愛知県・兵庫県。台湾系。合略。陳と李の合成。東京都杉並区で1973年4月6日に帰化の記録あり。チン 陳参照。リ 李参照。
チンリュウ 陳劉 兵庫県・大阪府・東京都。台湾系。合略。陳と劉の合成。大阪府大阪市東住吉区で1973年2月16日に帰化の記録あり。チン 陳参照。リュウ 劉参照。
チンリョウ 陳廖 兵庫県・京都府・東京都。台湾系。合略。陳と廖の合成。兵庫県神戸市灘区で1996年11月1日に帰化の記録あり。チン 陳参照。リョウ 廖参照。
チンリン 陳林 兵庫県・神奈川県・東京都。台湾系。合略。陳と林の合成。兵庫県神戸市東灘区で1973年12月18日に帰化の記録あり。チン 陳参照。ハヤシ 林参照。
チンリン 沈林 兵庫県・大阪府。台湾系。合略。沈と林の合成。兵庫県神戸市中央区で1981年1月27日に帰化の記録あり。チン 沈参照。ハヤシ 林参照。