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想像だけですが、写真のように柱や壁に寄りかかっている状態で、普通の体形の人に、くさび帷子だけを着せて、大太刀、大刀で、打ち刀で藁を切れる人が刃を向けて、力一杯に横殴りにすれば、身体の深部まで切れてしまうでしょう。
手斧を片手で振るっても、切れてしまうでしょう。
http://www.日本の武器兵器.jp/part1/archives/269
切られる人間の側が、刃で叩かれたときに、大きくのけぞる状態だと、鎖の部分の靱性がピアノ線のようである可能性は低いのでしょうが、鉄棒で殴られたようになって、それでも体表近くには裂傷は生じるでしょうが、深部の内臓は打撲傷で済むのではないでしょうか。
なお、東京芸術大学大学院美術研究科の方が、室町時代末期から江戸時代の鎧に用いられた鎖の製作方法を、「玉鋼を鍛造で棒鋼にして、積沸し鍛錬、折返
し鍛錬を繰り返し、叩き伸ばして、直径1 mmの針金の輪にして熱処理もしたところ、鋼の輪になっていたそうです。 こういう方法で八重鎖を制作すれば、かなり丈夫なものにはなるでしょうが、鋼板よりも格段に丈夫ということにはならないでしょう。 打撃による損傷は大きいでしょう。
白無垢、打ち掛け、綿入れを着用すれば、多少の緩衝効果はあるでしょうが、マットレスほどの効果は期待出来ないでしょう。
日本刀で引き切るような動作を加えれば、切れてしまうことも充分にあるでしょう。
なお、戦闘状態では、手や腕を払うように切る、刃先で突くということが多かったようです。 刀身の中ほどでたたき切るという行為は自分の身を危険圏にいれることになるのであまりしないでしょう。 逃げる相手を背から襲うのでも、突く方が、大上段から振り下げる動作よりも自然でしょう。 そうなると、白無垢、打ち掛け、綿入れの防御効果は小さいでしょうし、鎖帷子でも大きな効果を期待するのは難しそうに思います。