御柱祭4月3日の紙面から
本来なら4月2日/3日/4日が山出し祭、担当本宮三なので昨日3日昼前後に木落し、本日4日午後にフィナーレ川越しで、連日休息所設営や昼食準備、参加氏子の送迎手配に忙殺されてるハズでした。 何の変化もない平穏な毎日、でも4月3日地元紙朝刊は御柱祭とコロナで1年遅れた善光寺御開帳一色、ロシアウクライナ侵攻や依然レベル5のコロナは片隅です。
一面トップが御柱トレーラー搬送、目的地御柱屋敷直前の川越しを行う宮川の橋の上です。 川越しには難所を氏子が力を合わせて突破する意味と、柱を清める意味の双方があります。 トレーラーを橋上に停車し、消防ホース放水で清めの儀式を行ってる処です。
【木落し坂下】
荷物搬送ではないので、トレーラー通過ギリギリの道を通り木落し坂下へ迂回してます。 ここでも一時停車し木遣が歌われたでしょう。 通常実施なら写真に写る家々の屋根上に仮説桟敷席が設置され、柱毎に観客を入れ替え、多くの観光客が奇祭を楽しみます。
木落し、川越しと並び上社山出し祭にはもう一つの見せ場がありそれが穴山の大曲です。 センターラインのない街道がクランク状に曲がった場所で、長い柱を如何に綺麗に通過させるかが曳き子と梃子衆の腕の見せ処です。 毎回1本は民家の軒先を壊す難所で、トレーラー通過不能な道幅なので搬送ルートから外れひっそりとしてます。
御柱街道沿いの部落では結婚式は御柱を外すと言われてます。 御柱祭に親戚知人を招いてお振舞いの出費が嵩むからです。 御柱祭は街道沿い民家に上がり飲み食い自由と誤った情報が拡散し、それを信じて実行するツアー観光客が居るのは困った事です。
【上川橋での柱の清め】・・・かなり密集
中央見開き2ページ全面に宮川橋の様子が掲載されてました、記事に『里曳きこそ人力で』とありますが、山出し中止里曳き実施決定の2月末はオミクロン株コロナ鎮静化と考えてました。 県内新規感染者は連日三桁で増加傾向、感染警戒レベルは上から2番目の5のままです。 5月初めの里曳き祭まで1ヶ月を切りました、中止判断を下す時期が近い様です。
ではまた。