The First Penguin
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The First Penguin

最難関は著作権と販売権。「Tokyo Otaku Mode」が挑んだ越境ECへの壁

http://otakumode.com/

ぶつかったのは、著作権・販売権の壁だった

秋山さん:

「商品ページだけ」を作ってテスト開始

関根雅史さん(以下、関根さん):

ユーザーの声を元に実装・改修を重ねる

秋山さん:

一番多いクレームは「箱が大きすぎる」

秋山さん:

多言語化して増えたのは「問い合わせ」

関根さん:

大変だと知らなかったから、できた

秋山さん:

「First Penguin」とは、群れの中で最初に海へ飛び込むペンギンのことです。最初に飛び込む=リスクをとることから、起業家を表現するときにも使われます。 このメディアでは、起業家たちの「生の声(体験)」を伝え、起業の参考になるような情報を発信します。

SNSって何?の時代からソーシャルを目指した「BUYMA」が語る、本当のトライ&エラー

海外通販サイト「BUYMA(バイマ)」は、世界中の「パーソナルショッパー」と呼ばれる出品者から繋がることで日本未発売商品などを買えるECサイトだ。現在、会員数250万人以上、ROE(自己資本利益率)は2015年1月期時点で30%以上を誇る。サイト内では、123カ国に住む7万人以上のパーソナルショッパーたちが、6,700ブランド以上の商品を展開し、CtoCビジネスモデルを確立している。 同サービスを運営する株式会社エニグモは2012年に東証マザーズに上場も果たしている。こう聞くと順風満帆のように思うが、当時はまだ「SNS」が一般的ではなく、ECサービスの前例も少なかった。主力ビジネスである「BUYMA」がエニグモを上場へと押し上げるまでには、かなりの紆余曲折があったそうだ。 株式会社エニグモ代表・須田将啓さんに「現在に至るまでのトライ&エラー」について話を聞いた。 須田将啓さん: 博報堂に勤めていたときに、同僚(創業メンバーの一人)から「海外に住んでいる友だちにわざわざスニーカーとかを購入して送ってもらっている奴がいる」という話を聞いたんです。それは、たまたま知り合いがいたからそういうことができるけど、多くの人は海外に友だちとかいないからできないですよね。でも海外には日本人がたくさんいるわけですから、その人たちをネットワークして、海外にいる日本人に買い物を頼めるサービスをやったら面白いんじゃないかというのが、「BUYMA」のアイデアの原点です。

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