昨年の訪仏前に、日本でも購読されているrff誌に載って
いるある論文を入手してあった。ある研究会での報告を元
に書かれたという。
著者の所属機関の図書館は蔵書検索ができるので、探し
てみたら、件の研究会の報告集と覚しき文献があったので、
訪仏時に入手し、現地調査にも役だった。
パリの某官庁のドキュメントセンターには大変親切なマ
ダムがいて、3年前に仏人J君から紹介されて訪問したら、
山のような文献をコピーして待っていてくれた。最近別の
文献をみたら件のマダムに謝辞がある程である。そのマダ
ムに賀状を送り最近の研究について一言添えておいたとこ
ろカードとともに、先述の研究会当日の配布原稿と覚しき
ものを送って下さった。
これで、同じ著者の同じテーマの報告について、1)研究
会当日報告原稿、2)研究会全体の報告書、3)著者による雑
誌投稿論文、の3種類が揃ったことになる。異同をざっと
みただけで面白いことが判った。機会が有れば触れたい。
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