旧臘フランスでお借りした革命前の稀覯文献が、自宅に大事に置いてある。ハクバのデジカメ撮影スタンドは1kgと比較的軽量だが職場。満員電車通勤の身に、長い袋1kgは辛いし、稀覯文献の持ち運びは避けたい。
勢い、もう1台スタンドを買ってしまおうと、カメラ量販店に出かけお店のお兄さんに相談する。カタログを繰っても文書撮影用の機器はハクバの15000円程度のものしかないと分かるも、今回買った軽量カメラならそんな頑丈でなくても構わない。もっと安いのは無いか。
お兄さんがひねり出した裏技は、SLIKの安価軽量三脚を使い、垂直な棒を逆向きに挿して真下を撮れるようにする、というものであった。ストッパーは外し、持参のデジカメを付け、落下時に備えてストラップを三脚本体に巻き付ける。お店のポイントもたまっていたので千円ちょっとで買えた。
もう一つ。撮れた写真は72dpiだが、pdf化するときにOCRをかける(フランス語用のソフトは持っていないが)には300dpi画像でなければならない。自動的に変換できないか。BatchGOOというフリーソフトを発見。結構なスピードでやってくれる。トリミングも同時にやってほしいが文句は言えない。
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