拙宅の水道水は、千葉県北部の某浄水場から来ている。
23日の浄水済み供給水から乳児基準(100ベクレル/kg)超えのヨウ素131検出、の発表があったのは、東京都水道局の発表後慌てて検査機関に出して、1~2日経ってから。
十分遅かったし、都のように乳児家庭にペットボトル配布の措置がない。
昨夜、日経ウェブで知ったのは、上記測定サンプルの前日(22日の水、浄水場で保管してあった)を測ったら、成人基準値も超える336ベクレル/kgのヨウ素131が検出された、という。
半減期8日のヨウ素131だから、その分補正計算(もっと多くなる)したかどうか不明。
とにかくこの重大発表は、住民が知らずこの水を飲んで1週間後、昨夜の事である。
もしこの浄水場に
○科学的なセンスがあれば、比較の意味で、異状値の出た前日も測っていた筈
○顧客の生命を守る当たり前の倫理観があれば、念の為、前日も測っていた筈
どちらもしなかった。
あるいは本当は知っていた?考えたくない。
同浄水場のウェブサイトには、このニュースが分かりにくい所に書いてある。
近所の人に話したら、そこのお子さん(小学高学年)が「見学に行った時は感じ良かったのに、殺人浄水場だね。この町には基本的人権がないのかな」
返す言葉が無かった。
既に体内被曝させられた数十万の顧客の健康被害をどうしてくれるのか。
250km圏で起きた事である。
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