1号機予備電源ケーブルダクト内及び4号機薬品タンク連絡ダクト内に溜まり水を発見(1月17日)。溜まり水を入れたサンプリング容器の表面線量率及び核種分析の結果は次のとおり。
1号機:10.0μSv/h、4号機:3.0μSv/h
1号機(中略)Csー137:8.0×10ー1Bq/cm3
4号機(中略)Csー137:1.7×100Bq/cm3
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以上抄録引用終わり
例によって分かりにくいので整理してみる
○1/17に、1号炉と4号炉で水漏れによる水溜まり発見
○まず、漏れ水を採取して持ち帰り、容器表面にガイガーカウンタを近付けてみたところ
1号炉:10.0μSv/h
4号炉:3.0μSv/h
○次に、漏れ水そのものの放射能濃度を測ってみた。とくに4号炉からいろんな核種がたくさんでたが、一番多かったCs137に限ると
1号炉:800 Bq/kg
4号炉:17万Bq/kg
となった。
○教訓
・1号炉の数字は、どうもケタが合わない(私の計算違いか)。4号炉はたぶん合っている。
・柏のごみ焼却灰が7万Bq/kg。これは4号炉汚染水の5分の2位の濃度。表面線量で1.2μSv/h位だろう。
・危ない物体にガイガー近付けても、一見大した線量は出ない。だが、仮に体内に入ると大変な事になる。
という事で(あ~疲れた)、空間線量0.2μSv/hレベル(都内の一部など)でもマスクはしましょう。風邪も流行ってます。
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